政府の「復興構想会議」議長・五百旗頭真さんは初会合後の記者会見で、
「復興に要する経費は、国民全体で負担することを視界に入れないといけない」と述べ、
「震災復興税」の創設を検討する考えを示したそうです。
「国民全体で負担する」ということは理解します。
でも、いきなり税による負担なんでしょうか?
その前にやるべきことがたくさんあると思いますよ。
先ず、国民が納得できる「復興ビジョン」を示すべきです。
被災した地域をどう復興させるのか何一つ示唆していませんよね。
津波で浸水した地域をまた居住地区として再生させるのでしょうか?
あの規模の津波はもう想定外の津波ではなくなりましたよ。
大津波が想定される地域に居住させるのでしょうか?
原発問題はどうするんですか?
東電の責任も明らかにされていない中で、国民に負担を求めるのでしょうか。
原因究明、責任追及等々、一切ないままに負担なんてしませんよ。
復興に向けての課題はこれだけではありません。
様々な課題が数多くあるんです。
その検討をする前から国民負担だけを先行させるべきではありません。
写真は滋賀県・長浜城の桜をHDR処理したものです。
今年の「お江」人気で例年以上に賑わってるんでしょうね。
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