原田選手、お疲れさま

ノーマル・ヒルでのミスは、悔やんでも悔やみきれないものがあるでしょう。
ラージ・ヒルで、そのミスを挽回したかったことでしょう。公式練習を前に、
「今は体重も62キロあるし、大丈夫です」
と言っていた原田選手の表情は、悲愴感すら漂っていました。
その後の練習で、「何としてもミスを取り返さなければ」と、気負い過ぎてしまったのでしょうか。今朝のニュースで見たラージ・ヒルの出場メンバーに、原田選手の名前はありませんでした。原田選手のトリノ五輪は、記録が残らないまま終わってしまいました。
残念です。
原田選手なら、本番で何かを起こしてくれそうな気がしていました。もちろん、アスリートである以上、彼の責任であることには間違いはないのですが。
それでも、今まで彼からもらった感動の数々を思いやると、原田選手には感謝とねぎらいの言葉しか浮かんでこない私です。
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