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埼玉県・所沢エリアの腰痛.肩こりさん。「吸い玉カイロ療法」と30年のキャリアでスッキリさせます!

腰割りで腰痛予防

2012年01月13日 | 腰痛 肩こり

正月も、あっという間に明日で2週間になる。暦をよく見たらきょうは、今年初めての「13日の金曜日」。

ま、それはいいとして、今が一年中でもっとも寒さが身にこたえる季節である。けさも首が痛くて全然回らないという患者さんから電話がきた。検査では、「後縦靭帯骨化症」との診断、狭窄症もあるというが、それが、椎間板なのか脊柱管の狭窄なのか分からないので、もう一度検査することになった。

「後縦靭帯骨化症=こうじゅうじんたいこっかしょう」、「椎間板狭窄症」といっても別に驚くことはない。要するに首スジのコリがひどくなって、椎間板も狭くなっているということだ。慢性的に首のこる人には、ほとんどこれがあって当たり前なのである。

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      頚椎の変形や癒着を防ぐには左右前後のストレッチが効く

ただし、脊柱管狭窄症となると、これは脊髄を通している頚椎の管が狭くなってくる変性なので、慎重に検査をしたほうがいい。

首は、頚椎一本で重い頭を支えているので、構造的に非常に弱いところである。ましてや、激痛のあるときなどには下手にいじらず、首を温かなマフラーなどで保温しておくのがいい。保温によって、首と肩周りの血流がよくなるので放って置いても、1日か2日でかなり楽になるはずである。

ただし、これは脳など頭の疾患がない場合に限る。冬は、脳内血管や心臓などの循環器疾患が多発する時期でもあるので、心配な場合は医療機関を受診することだ。


  ★★★吸い玉.整体療法 とみた治療院 埼玉.所沢

首についで、冬にトラブルを起こしやすいのが腰である。今は暖かい衣類が発達しているので、本人は温かくしているつもりでも、体の方は冬バージョンになっているので、気温の低下には敏感に反応し、特に朝の起き抜けには、体のあちこちに痛みを起こすことが多い。いわゆる、「寒冷病」といって、寒さが原因になって引き起こされる、関節痛や循環器(特に血管=血栓.出血など)の病気である。

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     イチロー選手の腰割りは有名だ    舞の海秀平さんの腰割り


  腰痛予防に「腰割り」を覚えよう

そこで冬にやってほしい足腰の柔軟運動である。只の運動じゃ面白くないので簡単な動きで効果の上がるものとして、相撲取りがよくやる「腰割り」を紹介する。

いま、両国の国技館では大相撲初場所が行われているが、相撲の立ち会いの瞬間の圧力は、瞬間的に体重の何倍もの圧力が加わるといわれています。にもかかわらず、腰を痛める力士はそれほど多くないそうです。一つにはには、まわしの効果がある。

まわしをきつく締めることで、腹圧が高まり、腰周りの筋肉がこれによって、ちょうどコルセットや骨盤バンドで、腰周りの筋肉を補強し、怪我から腰を守る効果があるためと考えられます。

それよりもなんといっても、日々の激しい稽古で鍛えた肉体と、「腰割り」によって足腰の柔軟運動を怠らないことも忘れてはいけない。

相撲の世界では入門すると、真っ先にやらされるのが股割りの稽古。今の若い人は運動が苦手で体が硬い子が多く、10代の新弟子たちでさえ、最初はなかなか床に胸がつくことなどとてもできず、涙を浮かべながら必死に股割りの稽古をするそうだ

そこまでしてこの稽古を行うのは、足腰の怪我を腰を守るためで、昔から股割りができるようになれば、腰痛にならずにすむといわれています。股割りは、股関節をやわらかくし、ふだん使わない膝の裏の筋肉がばっちりストレッチされる。


一般の人には股割りはかなりきついので、せめて「腰割り」に挑戦してみてほしい。やった分だけ確実に効果がでてくるのが分かるはずだ。

普段の生活では、脚を大きく開くことはほとんどないが、下半身が柔軟になることは、いろんなスポーツをやっても、すべては腰が要、衝撃を吸収できる足腰を作ることで、高齢になってもスポーツを楽しむ、健康貯金としていきたいものです。



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