サロン・トマリ

真備町箭田で夫婦で細々と理容店を営んでいます。

人と人との繋がり

2010-06-16 11:26:59 | 日常
昨日テレビで吉備高原の過疎地で地域医療に情熱を傾ける医師の姿をカメラで追うドキュメンタリー番組がありました。
病だけではなく患者の暮らしにまで目配りする生活医療に力を入れて、訪問診療や往診は年に約1900回を数え、在宅医療を精力的にこなす医師の姿は医師として素晴らしい方だと思いました。
しかし運営となれば難しいようで・・・旭川壮の協力で今運営されてるようです。

私も訪問理美容で現在在宅の方も散髪に行ってます。
倉敷市は在宅でされる方は市から補助金が受けられますが(1回1300円の補助が受けられます)
役場へ申請して年5回の補助がありますが高齢なのでその申請すら出来てないのが現状です・・・。

高齢化が進み地域密着を目指して私も頑張ってるところですが・・・
お店との兼用なので思うような活動が出来てません・・・。

でも行く場所、行く場所でありがとうの言葉を貰い、励み、励まされとてもやりがいのある仕事だと思ってます。
毎回行く場所は、準備して散髪が終わるまで大体1時間半はかかります。


これまたコピー貼り付けですが・・・


日本の高齢者福祉は、これまで「フクシ」と揶揄されてきたようです。

・「フ」は、風呂に入ること
・「ク」は、食うこと
・「シ」は、下の世話のこと

つまり福祉とは、入浴・食事・排泄の三大介助にあると、長い間認識されてきてました。

しかし、そこには残念ながら、
「身だしなみ」「オシャレ」という発想は皆無です。
今だ、福祉の世界では、介護といえば生存活動の
必要最低限のことしかイメージできない。

でも、入浴・食事・排泄は生きていくために欠かせない要素。
それを機械的にこなすだけでは、あまりにも味気ないものになる。

・「清潔になればいい!」
・「栄養を摂ればいい!」
・「排泄すればいい!」

これでは、人が人として『生活している』とはならないと思います。
介護が生活そのものであるならば、そこにはその人の求める
『快適さ』が含まれるべきだと思います。

だた髪をキレイにする行為の裏側に目に見えないもの、
それが『癒し』であり福祉理美容の原点なのかもしれません。

サロンワークでも、同じことが求められますが、
髪の毛をカットするだけではなく、
その方の本当の輝きを引き出すことが理美容師の仕事なので、
その方が「生きてて良かった!」と思えるようなお手伝いが出来た時こそ、
その嬉しいことなないでしょう!

その方がその方らしくある為に、その方の本当の輝きを引き出すことを提示する
『癒し』とは生きてて良かった!』と思える生活や人生につながると思います。

そうすることで、その方のQOLの向上になると思います。


元看護師だった経験を生かして病院、施設、在宅での訪問理容も頑張って行きたいと思っています。


お店の方ですが・・・

昨日、宮脇書店へ行く用事がありヘアー雑誌3冊追加しました。

今年の夏バージョンの本はイケメン揃いでした。

本のような髪型にしてと希望があれば言って下さいね。


お顔は変えられませんが・・・髪型は変えられます。(笑)