マハサラカムだより

マハサラカムでの生活、地域の様子の紹介

工事!!

2009-11-25 12:26:59 | 日記
 大学内では今、あちこちで工事が行われている。センターの隣には400メートルの陸上競技場があるのだが、トラックの全面改修と観客席を作っている。(写真) 今後の宿泊先として考えている大学のホテルもわかっているだけで半年以上かけて全面改修され、やっと昨日オープンした。あと、学生会館やセレモニーホールの建設や道路工事、かかる金額も莫大なはずである。聞くところによると、12月20日頃からイサーン地方のラチャパット大学(十数校あるらしい)全体の体育大会が今年は本大学で行われるとのこと、その開催のために、国から予算がおりて、今までできなかったところも含めて工事をしているとの話である。ちなみに昨年はウボンラチャタニー・ラチャパット大学で実施され、毎年、順番に開催しているという。
 今まで工事の音等はさほど気にかからなかったが、少し暑さもおだやかになってきたので、エアコンを使わず、窓を開けると、騒音とすさまじい埃が入ってくる。気持ちのよさそうな風が吹いているのだが残念である。
 時々使っている学生食堂も新しくできた学生会館に移動するらしい、そうなると徒歩で10分ちょっとの距離、暑い日は行く気がしなくなるかも知れない、また、この工事が終わると正門とセンターの間の道の通り抜けができて便利になるとのこと、あと1ヶ月、早くの完成を祈る。

イサーン料理

2009-11-24 13:01:19 | グルメ
 時々、料理をご馳走になる。学生たちと一緒に食べる機会があった。「イサーン料理です。食べられますか。」とていねいに聞かれる。「マイペンライ」(大丈夫)と元気よく返事する。
しかし、「辛い」中途半端な辛さではない。一口食べただけでギブアップ、周りの人たちがおいしそうに食べているのが信じられない。「ニー、マイ・ペッ」(これは辛くない)と親切に食べられる物を持ってきてくれる、やさしい学生たちである。
 イサーン料理で出されるご飯は、「カオニョーオ」という餅米(写真・手前)、これを手でつまんでみんなで食べる訳だが、はじめは違和感があったが、今は、何の抵抗もなく、同じように手でつまんで食べることができるようになった。これがまたおいしいし、お腹はいっぱいになる。(イサーンはタイ国東北地方のこと)

稲刈り

2009-11-23 15:59:29 | 日記
 CBR(障害児地域センター)の近くの田で、農学部の学生による稲刈りがあるが、行かないか、と誘いを受けて参加、学生(50人ほど)の前で紹介される。その時、イサーン地方独特の布を腰に巻いてくれた。(記念写真)
 この姿で、少しであったが鎌を使って稲刈りをする。日本のように、稲がきちんとならんでいる訳ではない。横で学生たちがすごい早さで稲を刈っている。どうしてそんなに早く、と思ったが、どうやらグループごとに競争しているようである。
 この時、日本語で話に来るアーチャンが、初めてわかったことだが30代後半の農学部長の女性と30代前半のアーチャン、ともに4年ほど東京の獣医大学に留学していたとのこと、しかし、タイに戻ってからは、日本語を話す機会は全くなく、残念ながら、かなりの覚えていた日本語を忘れてしまったとのこと、仕事の中では話す機会はないかも知れないが、2人のアーチャンは日本語で話したら、と聞いたが、やはりタイ語の会話になるらしい。農学部のキャンパスは離れているが、「また、会って話しましょう」と言われ、「日本語は得意だからいつでも」と返事した。

日本祭

2009-11-22 20:04:47 | 日記
 マハサラカム大学の日本語学科が「日本祭」をするので見に来て欲しいと、マハサラカム大学の日本人アーチャンTより依頼を受ける。マハサラカム大学はラジャパットの隣にあるモーカオ(古い大学)とモーマイ(新しい大学)に分かれている。この間は、車で10分余り、日本語学科のあるモーマイは、街の中心からかなり離れた新しい街である。会場はマハサラカム大学の体育館、入口に着物姿の女性が2人(写真)、聞くと2回生(ピーソーン)とのこと、はっきりした日本語であった。
 会場に入るなり、アーチャンTより歌のコンテストの審査員を依頼される。歌はダメと言ったが、日本語がきちんとできているかを見るということで、引き受ける。審査基準は、「歌の上手さ」(20点)、「言語的な正しさ」(20点)、「勇気」(10点)の50点満点であった。9人が出演した。遠くから来た高校生や学生もいた。あと、アニメのコスプレコンテストや、「炭坑節」の踊り、着物姿の美人コンテスト(勿論、男性)があり、日本の歌、日本舞踊ありで大盛りあがりであった。さすがにタイである。 
 ちなみにアーチャンTは、20代の男性教員だが、タイ語は抜群、独力で学んだそうである。この間、3回、飲む機会があったが、大阪の同じ市の生まれで、ローカルな話もしている。

プリンセス

2009-11-19 02:49:26 | 日記
 何故、プリンセスがマハサラカム・ラジャパット大学に来られたのか、タイ語の話や書いてもらったものから察すると、タイでも学生や若者の麻薬等が問題になっているが、ラジャパットは、ヘロイン等の使用者がいなかった。タイで一番であった、ということらしい。そういえば、構内に掲示されているポスターや旗等あちこちに「TO BE NUMBER ONE」と表示されている。よく見ると、もらったポロシャツにも書かれている。プリンセスは、積極的に麻薬等撲滅の取り組みをしていると説明を受けた。
 タイの王室の状況はよく知らないが、プリンセスは3人おられ、来られたのは一番上の長女と説明してもらった。テレビのニュース等で、プリンセスの各地訪問の様子を時々見ることがあるが、初めての顔であった。それにしても、エレベーターを降りて歩く姿勢はさっそうとしていて、いわゆる「かっこいい」姿であった。
 王室が来られること、王室から表彰されることは大変な名誉であり、王室への尊敬の念が溢れていることが、学生の王女への対応を見たり、一人一人の学生の雰囲気から感じられた。