Good times & Bad times Diary(シルバーロードの徒然日記)

備忘録として日々の出来事や回想、家族や趣味の車、ドライブ、音楽、映画なども織り交ぜて気まぐれに綴れればと思っています。

~今日の徒然~防災訓練

2011-07-17 21:11:52 | 日記

今日の午前中は町会の防災訓練でした。
本当はスルーしたかったのですが町会の役員ということもあり参加しました。
防災訓練といっても近くにある「本所防災館」での体験学習です。
都内には「本所防災館」「池袋防災館」「立川防災館」と3ヶ所にこのような
防災館があるようです。
毎年やっているのですが今回は防災映画の上映、消火器訓練、暴風雨体験、都市型水害体験、地震体験でした。消火器訓練は本物を噴射するのではなく
模擬的な水噴射です。
消火器には大きく分けると粉末と強化液の2タイプがあり、耐用年数は製造から8年ほどがメーカーで保証しているそうですが消火器の保管状態によって下の部分が腐食しているもの少なくなく
かえって危険な様です。使い方はまず黄色い安全栓を外したあとホースを外しレバーを握り噴射となります。消火器の噴射時間は意外と短く15~6秒です。火元を狙うのが消火のコツだそうです。
ただ消火器はあくまで初期消火に対して有効で天井まで広がった消火には無駄のようです。
それでも普段消火器を使用することはないのでいい経験になります。
暴風雨の体験はカッパを着て風速30mを体験します。30mだと呼吸が苦しいです。
体験ではステンレスの支えがありましたが実際なら立っていられないでしょう。


都市型水害体験は近年都市でよくみられるゲリラ豪雨によって地上が冠水すると一気に地下に流れ込むというあれです。地下の扉(押し戸)は冠水すると水圧で開けることができなくなります。
防災館では水の高さが10cm、20cm、30cm、40cmの4タイプで体験ができ今回参加した男性で僕も含め40cmだとドアを開けることができませんでした。


最後は地震体験です。震度7を体験しましたが人工的な揺れでさえ何もできませんでした。
僕らが子供の頃は「地震だ火を消せ」と習いましたが阪神淡路大震災以降は「地震だ身を守れ」と
変わっているようです。実際3月の震災時も東京は震度5強でガスメーターの安全機能が働きガスの供給が止まったのを覚えています。そのようなこともありまずは自分の身を守り揺れが収まってから次の行動を起こすことが大事なようです。防災館の体験はあくまで人工的なものなので実際のモノとは比較になりませんが参考にはなると思います。
これから夏休みにも入るのでご家族で防災館に行って体験するのもいいかもしれません。
いつ関東に大地震が起きても不思議ではないようですし。