5月の末に姉上と一緒に試写会に行って来ました。
西の魔女が死んだ
公式サイト : http://nishimajo.com/i_index.html
<あらすじ>
感受性の強い少女まいは、
入学してまもなく中学校に行くのをやめた。
学校に行かない代わりに、初夏へと移り変るひと月あまりを、
西の魔女のもとで過した。
西の魔女ことママのママ、
つまり大好きなおばあちゃんから、
まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、
魔女修行はまいが思っていたような修行とは違っていた。
「早寝早起きし、食事をしっかりとり、よく運動すること」
そして、「何事も自分で決める」ということだった。
西の魔女こと、まいのおばあちゃん役にはビックリしました
このおばあちゃんは、
あの大女優シャーリー・マクレーンの娘なのだ
母シャーリー
サチ・パーカーの本名はサチコ
完全に金髪&青い目の
日本血の混ざらない生粋の外国人なのだが、
シャーリー・マクレーンが親日家だったため、
「サチコ」と命名され、12歳まで日本で過ごしたそうだ。
小学校までの日本語能力なので、
日本映画への出演にあたり、
日本語を再度勉強したそうだが、
スクリーン上では驚くほど堪能で見事だった
あまりに綺麗な日本語を使うので、
ジェロが演歌を歌う姿を
初めてTVで見た時と同じ衝撃を覚えた
こうして、2人を対面させる企画が持ち上がるんだから、
サチ・パーカーの流暢な日本語にタマゲタのは、
どうやらワタシだけではないようである
日本で芸能活動を35年にも渡って続けてきた
アグネス・チャンは何をやってるんだろうかね
何ヶ国語も操ると言う噂だけど、
意外と、アグネスは母国語も、英語も、
インディアン ウソ ツカナイ
…程度の発音なのかも(笑)
だいぶ、話は逸れちゃいましたが…
映画の件に戻りましょうか(笑)
(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
舞台は山梨県の清里で繰り広げられる、
聡明なおばあちゃんと多感な少女の物語なのだが、
『魔女』というファンタジーワードだ出てくるわりに、
実に現実的な話で意外だった
映画のタイトルを見れば分かるとおり、
おばあちゃんは死ぬ・・・はずなのだが、
あまりにも展開がスローテンポで
ドコに向ってるのか心配になるほどだった
赤毛のアンでも住んでいそうなこのロハスな空間
一気に気分はメルヘンで、
マイナスイオンが漂ってきそう
しかし、この家の隣人は、キム兄である(笑)
アンのいるプリンスエドワード島から、
この絵によって…一気に日本に連れ戻された
しかも…ちょっと、たこ焼き臭い 気のせいか…
おっととと・・・また、話題が逸れたので、映画に戻しますね。
(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
西の魔女ことおばあちゃんが、
おじいちゃんとの思い出のワイルドストロベリー畑に
まいを連れて行った時も、
どうだこの素晴らしい野苺畑を見よ
というほどの映像では・・・正直なかった
一面野苺というより、
家庭用カーペットサイズの畑
わっーって、おいっ中学生っ、そりゃないよ
また、まいがおばあちゃん家の敷地の中から選んだ
自分だけのサンクチュアリ(聖域)を選んだが…
ザ・木陰 という場所で、
残念ながら、何故ソコにしたの?という感じ
監督はナチュラルな絵に拘って撮ったのかもしれないが、
小説と違って主人公の感動は文章の代わりに、
映像で伝えてもらわなければならない。
それが伝わるような映像美が
この映画には足りないと思うのだが、どうなのだろうか
まいのサンクチュアリへの想いが
イマイチ…伝わらず残念だった。
一方、おばあちゃん(西の魔女)の言葉は…
胸にその都度、スルスルと沁みこんで、
直接的なモノの言い方ではないのに、
大事なことを伝えてくれていることが分かる。
魔女 : おばあちゃんが信じている話をしましょう。
魔女 : 草や木が光に向って伸びていくように、
魂は成長したがっているんです。
魔女 : 私には毎日のちょっとした変化が楽しみなんです。
だから変化を前もって知る必要はありません。
丁寧に優しく伝えてくれる言葉が、
全て素敵な魔法のようで、
何かのおまじないのように心地よい台詞ばかり。
まい : おばあちゃん、大好き
魔女 : アイ ノウ (わかってますよ)
このヤリトリが最高にヨイ
こうして実にスローテンポではあるが、
おばあちゃんとまいの交流が描かれていた後、
とあるトラブルから、
まいはおばあちゃんとの間に溝を作ってしまう。
この溝を埋めてくれるのは、
ラストに登場する西の魔女の言葉なのだが、
そのお茶目なおばあちゃんのメッセージ
ここでは紹介しないけど、
是非、原作か映画で確認して頂きたい
クライマックスは結局泣いたよ(T△T)
西の魔女は全てお見通しだったのです。
本当に魔女だから…
アイ ノウ ってことなんだね
素敵なおばあちゃんのクライマックスを盛り上げるのは、
手嶌葵の歌なんだよね。
ゲド戦記もそうだったんだけど、
作品は弱いのに…手嶌葵の歌に泣かされたんだ
彼女は声優やらせたらヒドイもんだったが、
なんだろう…涙腺に響く歌声なんだよね
→ 公式サイトココで聴けるよ : http://nishimajo.com/i_index.html
映画の印象は弱いが歌はヨイよ 聴いてみてね
自分のおばあちゃんは、もう他界しちゃってるんだけど、
なんだか…おばあちゃんとのセピアなエピソードを
映画を見終わった後に思い出しちゃったりした。
おばあちゃんには、恥ずかしいし、
特別に言葉にしたりはしなかったけど、
「トクコはおばあちゃんのこと大好きだったよ」
と云いたくなって・・・でも、言わなくても、
おばあちゃんは分かっててくれたような気もする
そんな気分にさせる
優しい雰囲気の映画でございました
やっぱ泣けるんだ☆
でも隣がキム兄ってのが気になる
そういう役を演じてましたよ(笑)
ちょっと…想像できちゃうかな?
西の魔女が西洋人なので、
まいのママ役はハーフという設定になるのですが、
りょうが演じてました。
コレもピタリのハマリ役でしたよ
気になっていたんだよね~♪♪
見に行きたくなったよ~
でも、印象薄いんだ。。。
そっか。。。レンタルかな
gooのTBで、トクコさんを発見して飛んでまいりました。
この映画のレビューで小林幸子が登場するとは。
ウケた、ウケた~
キム兄の微笑みも・・・、キモくていい感じ。
私は、原作を読んでいないので、けっこう感動しちゃいました。
日ごろ緑に飢えてるので、映画の中で森林浴をした気分もあり。
こんなおばあちゃん、本当はいないだろうけど、
私も、自分のおばあちゃんをいっぱい思い出しました。
(私は、おばあちゃんが宇宙人かもしれないと思った時期があったんですけど)
まいのお母さんの自分勝手さが、自分を見ているみたいでした。
私は、いい魔女にはなれそうにないです。
でも、ちょっとでも娘に優しくしてやろうかな、って改心したりして。
おばあちゃんは、偉大ですね。
ジャンプするほど、行きたくなってしまわれたか(笑)
● YUKIさんへ
映画よりも原作本の方がいいんじゃないかな?
そう思わせる映画でしたよ。
西の魔女の芯の通った生き様のようなものが、
2時間のスクリーンでは伝え切れてない気がする。
● hoppenさん
お久しぶりです。
ワタシがブログを書くのが相当お久しぶりなので(笑)
まいのお母さんは、冷静で現実的なタイプですよね。
綺麗で仕事が出来て、子供のことも真剣に考えてくれる
そんな雰囲気が、最近、一般的に
現代人が憧れるの理想の母のような気がします。
西の魔女のような古典的な母が人格者のような気もしますが…
子供だって近代化している中で古典的な育て方で
現代社会に適応できるかどうかは怪しいですよね。
誰でも愛すみたいな…純に育てすぎるのも危険カモ。
古典的な祖母と近代的なママがいるまいが
両パターンの教育を受けれて羨ましい気がしました
その後体調はどうですか?
私は、相変わらずです。
近況は、市営のイベントに夢中です。
ポイントに夢中とかバカなことに夢中も
2日で飽きました。だるまさんがころんだゲームも
1時間やってると自問自答です。
この間、料理講座に行ってきましたよ。
やっぱり日ごろ、めんどーだ。
うう、夜、6、7時頃が妙に憂鬱に・・・。
トクコさん、名古屋は暑いでしょう。
半端じゃないよね!私は、そこに28年間いましたが、いつになっても慣れなかったよ・・・。
野菜を摂るといいよ!けだるい夏にお勧めです。
いかんいかん、いつもの脱線。
この映画今やってるね。かわいい映画だね。
たまには、スクリーンで映画もいいなぁ。
いまだに、先着順で、番号札。
公演時間前に番号札で呼び出しのシステム。
す素敵でしょ・・・
名古屋に、か帰りたくなるが。
まあ、レトロって感じでまた違ったよさがあるのでしょうか・・・。
チコちゃんとこもこんな感じかな…
なんて思ってしまう映画でしたよ
名古屋の夏は相変わらず、ベトベトで、
バテバテで大変ですよ
ソチラはスズシイかしら?
この映画もスズシイ山暮らしの生活が出てきます。
朝早起きして畑で育てたモノをとり、
それを調理して頂いたり、
シーツをオケで足で踏みながら洗ってみたり、
手作りのジャムを作ってみたり、
古着から服をリメイクしてみたり。
とても時間がないと出来ないことなんだけど、
映画の中の田舎暮らしはとても忙しそうで、
それなのにとても素敵な暮らしぶりでした。
チコちゃんも将来的には
ロハスの達人になるのかしら?
バタバタの名古屋暮らしよりも、
自然体なチコちゃんにはロハスが向いてるかもよ(笑)