新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
京都市内は寒かったものの晴れ間が多く穏やかな三ヶ日でした。皆様におかれましてもすこやかな新年を迎えられたことと存じます。
　さて、日本社会は政治、経済ともにまだまだ混迷期を脱しておらず中央依存型（中央集権）国家のあり方が大きく問われております。少子高齢化による人口減少が労働力の減少を招いているものの多くの若者の不正規雇用というアンバランスな社会構造に将来への不安を感じずにはいられません。
　地域社会の中で私たちに何ができるのか、3.11以降「絆」のキーワードのもと地域のあり方が模索されてきました。皆様の暮らしと健康を支える医療介護の現場も顔の見える地域ネットワークを強化し拡げながら少しでも地域社会の活性化に貢献できる様努力しています。
　昨年下京区南区の医療団体で京都下京南医療連携協議会を立ち上げ11/25(日)には京都テルサにて第26回プライマリケア連合学会近畿地方会を開催し盛会裏に終えることができました。これまで培ったネットワーク力で医師会、歯科医師会、薬剤師会、介護事業所が手作りで大きな学会を成功させました。この実績はこれからの地域を支える大きな力となることを確信しております。
　私も南歯科医師会会長として歯車の一端を担い地域の皆様の健康をお守りしたいと決意新たにしております。
　当院も上鳥羽の地で歯科医院を開設して２５年目を迎えます。スタッフ一同口腔からの健康づくりに一期一会のおもいのもと一生を通して縁の方すべてに最大限のホスピタリティーで奉仕する所存です。
　末尾になりましたが皆様の今年一年のご多幸を祈年致しまして新年のご挨拶とさせていただきます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　院長　拝