NFLのプレーオフ。その第1弾のワイルドカードプレーオフ4試合が終わりました。
成人の日という休暇のお陰で、4試合ともライブテレビ観戦ができました、感謝。
4試合それぞれに特徴があるゲームで、かなり面白かったです。そして「勝敗の分かれ目・キーポイント」と思う部分が、素人ファンながら個人的にはかなり明確に表れたとも思った4試合でした。
そういった意味では「勝ったチームは次戦への修正課題(=私が次戦で注目したいポイント)」「負けたチームにとっては来年に向けての目標」が分かり易かったですし、そこのアメフト(NFL)の面白みも感じました。
8チームの皆さん、Thank You!という事で。
そんな訳ですので、この4試合を「勝敗の分かれ目」「ここが両チームを『天国と地獄』に分けた」と感じたポイントに絞って書いてみたいと思います。
(・・・あくまで、その場で直感的に思った事、というレベルで恐縮ですが...)
①【シンシナティ・ベンガルズ @ ヒューストン・テキサンズ】(AFC)
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1Q 2Q 3Q 4Q = 合計
ベンガルズ 7 3 0 0 = 10
テキサンズ 7 10 7 7 = 31
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■これほどホームゲームアドバンテージを感じる試合も珍しい
■そりゃそうだ、テキサンズは創設10年目で初のプレーオフ、しかもホーム開催なんだもん
■そりゃ観客も熱狂しますし、それが作り出す雰囲気は異様なまでのボルテージでした
■ベンガルズのQBダルトンに「このアウェー雰囲気に負けるな!」と言うのは、ルーキーなだけに酷だと思いました
■ダルトン、3個のインターセプトを献上しましたが、最後の方は「そこで投げちゃアカンやろ」的な場面でのもの
■・・・こんな「普段だったら絶対犯さないミス」をしたシーンは、完全にアウェーの地・プレーオフという場の「負のスパイラルに呑みこまれてしまった」「自分でも訳が分からない」ダルトンだったと思います
■その分、ダルトンにとってこのゲームは「かけがえの無い大きな経験」になったはずだと思いました
②【デトロイト・ライオンズ @ ニューオーリンズ・セインツ】(NFC)
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1Q 2Q 3Q 4Q = 合計
ライオンズ 7 7 7 7 = 28
セインツ 0 10 14 21 = 45
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■前半は「まさかの(=個人的な見解)」ライオンズリードでした
■でも「ライオンズに対してセインツの怖さがヒタヒタと押し寄せる」という雰囲気のハーフタイムでもありました
■後半は100%セインツのペース。それはまるで「セインツの名場面集ダイジェスト」かと思うほど
■セインツは「ランも複数プレーヤーで稼ぎ」「パスも複数プレーヤーで稼ぐ」というオールマイティー攻撃が爆発で、取りも取ったり626ヤード...唖然
■ライオンズはQBスタッフォード→WRカルビン・ジョンソンのホットラインが「華のあるプレー」連発で「魅せてくれました」が、やはりチーム総合力では、セインツと格段の差があったかなぁ
■ライオンズ、今年のプレーオフ進出がフロッグと言われないよう来シーズンは特に頑張らねば!(・・・って私が言わなくてもチーム関係者は皆さんそう期しているはず)
■そういった意味で、プレーオフ初戦敗退とは言えライオンズとライオンズファンにとっては、久々に明るい希望が持てるオフシーズン入りなんだと思います。お疲れ様でした
③【アトランタ・ファルコンズ @ ニューヨーク・ジャイアンツ】(NFC)
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1Q 2Q 3Q 4Q = 合計
ファルコンズ 0 2 0 0 = 2
ジャイアンツ 0 7 10 7 = 24
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■まずは試合後の第一印象・・・「おもろいスコアやなぁ...」
■ジャイアンツの、いかにもジャイアンツらしい「大火傷(おおやけど)をしない」確実性のあるディフェンスが圧巻でした
■それは、プレー直後に、度々アップになるジャイアンツディフェンス陣の映像を見て、テレビ前の私までもが、DEピエールポールやらDEタックやらLBブラックバーンやらDEウメニオーラやらに「取り囲まれた錯覚」に陥っちゃって、凄く圧迫感(プレッシャー)を受けました...というか怖かったぁ。(笑)
■そんな怖い環境(・・、自信たっぷりに思い込んでますが...)の中、ファルコンズオフェンス陣・特にQBマット・ライアンはよく頑張ったと思います
■しかし、とにかく「4thダウンギャンブル」に3度挑戦・3度失敗が痛すぎたファルコンズ
■最初・第2Qでの4thダウンギャンブルは理解できます...敵地だしFGだけじゃなぁ、と思ったんでしょう
■しかし、第3Qの2-10と8点差を追う場面でのギャンブルは...誰もがFGで5点差にすべきと思ったんじゃないかな...
■このギャンブルでも「QBスニーク」を選択・失敗だった訳ですが、しかも隊形が「ノーバック」なんて...
■こんな戦略でのギャンブル失敗で発生したかも知れないQBライアンとサイドラインで見守ったRBマイケル・ターナーの落胆は、この試合最後まで尾を引いたかもしれません
■う~ん、何と言っていいか分かりませんが....ファルコンズのHCマイク・スミスさんが「プレーオフという舞台でよそ行きの采配」をしたという事なんだろうか
■たった一つの判断が、その後のゲームの流れを一方的にしてしまい、両チームを「天国・地獄」に分ける...私にとっては、アメフトの怖さ(そして面白さ)を改めて感じたナイスゲームでした
④【ピッツバーグ・スティーラーズ @ デンバー・ブロンコス】(AFC)
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1Q 2Q 3Q 4Q OT = 合計
スティーラーズ 6 0 7 10 0 = 23
ブロンコス 0 20 0 3 6 = 29
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■昨シーズンからのプレーオフにおける「新オーバータイムルール」が初めて適用された試合でした
■第4Qの内容が深くて深くて、見ているだけで心身共に痺れていましたので、まさかオーバータイムが80ヤードのパスレシーブというワンプレーで終わるなんて思ってもいなかった
■....気持ちは「ちょっと弛緩状態」で油断していたので、まさに驚天動地的な結末でした
■第4Q終了までの時間を逆算したかのようなスティーラーズの追い上げ・そして同点劇が面白かった、というか心がワクワクしました
■特にスティーラーズでは、エースRBメンデンホール不在という影響は計り知れないと思っていたのですが...
■それを埋めるRBレッドマンの活躍が素晴らしかった...あの「ボーリングの球か?」みたいなガムシャラ走りは、見ている側に訴えるものがありました。Good JOB!レッドマン!
■ブロンコスのQBティム・ティーボウ。レギュラーシーズン通りの「規格外のプレーぶりと活躍」でした
■個人的には、ティーボウみたいな「無謀に見える走り」は、唯我独尊的に見えて余り好きではありません
■でも、それがなきゃ、このプレーオフの舞台にブロンコスの名前は無かった訳で...
■更にティーボウ、このゲームではパスでも316ヤードともの凄い数値....だけど...
■・・・た っ た 1 0 回 の パ ス で !
■・・有り得ない...このティーボウの規格外れ具合はっ!
■スティーラーズのQBロスリスバーガーも怪我を押して頑張りました
■両チームQBのこの試合の様子を思い浮かべると...オーバータイムでの勝者・敗者を分けたのは...
■パスプロテクションの出来の違いが大きいんだろうな、と思いました
■そしてブロンコスが「終始完璧なパスプロテクションを実践」できた要因は...
■・・・これも又、「走りまくれるQBティーボウの脅威」がスティーラーズディフェンス陣に与えた効果なんだろうなぁ
■とにかく「恐るべしティーボウ」という余韻が強く残った試合終了後でした。(・・・でも相変わらず、私は余り好みではありません...(笑))
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