時のしずく

COCCOのフォトダイアリー

今日の一花⑯ アジサイ

2013年05月31日 22時46分44秒 | 植物
明日から6月。
東京はもう梅雨入りしました。早いですね。

雨に似合う花はやっぱりアジサイでしょう。
四国の山村に住んだ時、庭に真っ先に植えたのはアジサイ。アジサイがあれば、ウツウツとせず梅雨を楽しめると思ったからでした。

【データ】
アジサイ(紫陽花、学名 Hydrangea)はアジサイ科アジサイ属の植物の総称です。
学名は「水の容器」という意味で、そのまま「ヒドランジア」あるいは「ハイドランジア」ということもあります。
最も一般的に植えられている球状のアジサイはセイヨウアジサイ(ヒメアジサイ・テマリ咲きアジサイは別)で、日本原産のガクアジサイを改良した品種です。
アジサイの名前は藍色の花が集まるという意味の「あづさあい(集真藍)」が変化したものと言われています。








グルメ グルメ グルメ!

2013年05月31日 02時02分52秒 | グルメ・クッキング
妹と横浜関内のフカヒレ専門店「廣翔記」に行って、フカヒレ尽くしのランチをいただいて参りました。
フカヒレは小さな断片がお料理に入っているのを食べたことはありますが、姿煮なんて初めてです。しかも、このお店、料理長は元中国国家主席江沢民氏の専用料理人を勤めたという方で、フカヒレも厳選された青鮫のみを使用し、国家主席専用のレシピで国家主席が食べたフカヒレ料理を再現したそうです。
本当にグルメしてしまいました。
おいしいに決まっているのですが、それよりアジアの困窮している地域に何度も行ったりしているので、後ろめたい気持ちにも少しなってしまいました。でも、ディナーじゃなくってランチだから・・・。
その後、妹宅に戻って、妹手作りのフルーツ入りロールケーキを食べました。私がその日一番おいしく感じたのは、このケーキ!

●ランチはこの写真以外にも何品も!










●妹手作りのロールケーキ












今日の一花⑮ カラスビシャク

2013年05月31日 00時49分38秒 | 植物
今年もサトイモ科の花々をたくさん見ることができました。
みんな個性派ぞろい!

 ●ミズバショウ(水芭蕉)---白い花が清楚なイメージ。すぐに「夏が来れば思い出す♪」と歌いたくなります。野川公園で。
 ●ザゼンソウ(座禅草)-----修行僧のような、何か思索にふける老人のようなイメージ。野川公園で。
 ●ウラシマソウ(浦島草)---いつ見ても長い釣り糸のような付属帯(肉穂花序の先端)が目立つ。やっぱり浦島太郎さん。
               栽培している方のお宅で。
 ●ユキモチソウ(雪餅草)---四国の山村に住んでいた時、大きな光る白い玉を暗い藪の中に見つけて神秘的な美しさに感激。
               レッドデータブックの絶滅危惧種Ⅱ類。東京では(園芸種?を)栽培している方のお宅で。 
 ●ムサシアブミ(武蔵鐙)---形が本当に鐙そっくり。ぱっと見ると迫力ありすぎで悪魔のようなイメージ。野川公園で。
 ※今年はなぜかマムシグサ(蝮草)が見られなかった。

他にも、花屋さんには、カラーやアンスリュームなど美しいモデルさんのようなサトイモ科の花がいつもあります。


そして、今年、このサトイモ科の植物の中で、一番印象に残ったのは、なぜか「カラスビシャク」(烏柄杓)!
小金井街道の歩道の植え込みで見つけました。そのヒョロヒョロと頼りげない姿、迫力あるムサシアブミを見た後だったので、本当に「がんばれ!」と応援したくなりました。そのかいもなく、翌々日には何本も風でなぎ倒されていて、残念。
個体が減っているという種類ではありませんし、むしろ雑草とよばれることのほうが多いのでしょうが・・・
「カラスビシャク」くん、また来年も姿を見せてください。

【データ】
カラスビシャク(烏柄杓、学名:Pinellia ternata)とは、サトイモ科の植物の一種。
山地の道端や畑地に自生する多年草で、畑では雑草になる。
日本では北海道から九州まで広く分布し、国外では中国、朝鮮から知られる。日本の分布は人為的なものと考えられ、中国から古くに帰化した史前帰化植物と考えられている。
地下茎は球形で、その上から根と茎葉が出る。葉は1-2枚ほどしかなく、長い葉柄があって立ち上がり、先端に3枚の小葉をつける。葉柄の中ほどにはムカゴをつける。
開花期は初夏。テンナンショウ属のものによく似た花で、緑色。付属体の先端が細長く伸びているので、ウラシマソウを小さくしたような姿である。












 
 

ヒナギクの思い出  トルコ・ベルガモン遺跡

2013年05月28日 22時47分21秒 | 海外旅行
2011年3月、東日本大震災の10日後、成田空港は日本を脱出する外国人で溢れていました。
日本がこんな時に観光旅行というのも抵抗はあったのですが、長いあいだ温めていたプランでしたので複雑な思いでトルコに向かいました。
トルコで思い出す花は、ベルガモン遺跡で咲いていた「ヒナギク」とカッパドキアに向かう途中の道端で咲いていた「アネモネ」です。

(※現地で見た時はヒナギクと思ったのですが、葉が違う気もします。違う名前かも知れません。調べてみます。)

●ベルガモン遺跡の「ヒナギク」  白い点々は全部ヒナギクの花です。






●道端の「アネモネ」







ハリーポッターの映画に出てくる「ドビー」のような花

2013年05月28日 21時42分31秒 | 植物
最近、草むらの中で、枯草のように見える花が咲いているのを見かけます。
これは、ヤセウツボという花。
毎年「あ~、また咲いてる。」と思うのですが、他の野草の花を見つけた時のような嬉しさがあんまりない。
ハリーポッターの映画に出てくるドビーのような貧相な花。
「地味な花でも、大好きな花は多いのに・・・」と思って調べたら、日本の在来種に脅威を与えている外来種で指名手配(要注意外来生物に指定)されてました。
植物自体には悪も善もないし、愛おしい生命の一つであることは確かなのだけど・・・ごめんね。指名手配だし。

【データ】
和名はヤセウツボ(痩空穂)で学名はOrobanche minor。
地中海沿岸に自然分布するハマウツボ科の一年草。
無葉緑の寄生植物で全体に短い腺毛を持つ。
マメ科やセリ科、キク科などの在来種と牧草に寄生して生長を抑制する。
外来生物法で要注意外来生物に指定された。