goo blog サービス終了のお知らせ 

昼行灯(だった)トキの大雑把なひとりごと

クレヨンしんちゃんよりもユルく生きていた(当面過去系)私の備忘録と、大雑把なひとりごと。時々細かく語ることも。

けっこう問題になってるのね。

2006-11-12 03:55:57 | ものおもい
 みっつ前の記事にトラバを頂いたので、覗いてきました。ホワイトカラー・イグゼンプションっていうのね、この制度。
 で、結構多くの方が問題視されているようです。検討過程では、すでに改善案も出ているようで、何やら週休2日を義務づけるとか、医師の診断をさせるとか。いや、小細工する位なら導入しなくていいから。
 まあそれはそれとして、「駄目人間夢日記」さんの記事でちょっと気になった、というか気付いたことが。
 
>まぁお役所様は知らないと思いますが、どこもサービス残業は当たり前にやってますよ 

 お役所様、というか、厚生労働省本省の職員(国1)はたぶん、「サービス残業を当たり前に」やってると思う。国の本省はおそらくどこでも同じ。私の知る限り、国会中はもちろん、そうでない時も深夜残業当たり前。当然残業代満額支給なんてされてないし。
(もっとも、その残業時間中の仕事の「質」は知らない。たぶん効率は低下しているだろうと思う。昼間と同じテンションでずっとはやれないだろうから)
 つまり役所(厚労省)は、民間の実態を知っているかどうかは別に、自分らの労働実態のことでもあるから「サビ残がどこでもある」こと自体は身に沁みて分かっていると思われる。
 で、思ったのは、ひょっとして厚労省は、自らの職場が上記のような実態だからこそ、この制度を入れようとしているのか?ということ。そうして、自分達よりは労働単価の高い民間企業の労働者を「自分達並み」にしようと・・・?いやいや、さすがに妄想が過ぎたようで。
 
 

最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
TB有難うございます (駄目人間)
2006-11-13 01:07:25
うーん・・・そうなんですか、俺の見てる公務員は自分達が5時で帰るからと言って市民の声を無視するところですから・・・そして厚生労働省も自分達もサービス残業してるのに何故この法案を通そうとするのか?かと・・・まさか、本当にトキさんの言うような理由だったりしたら・・・怖いですねぇ・・。
返信する
 こちらこそ、コメント有難うございます。 (トキ)
2006-11-15 00:08:42
>うーん・・・そうなんですか、俺の見てる公務員は自分達が5時で帰るからと言って市民の声を無視するところですから・・・そして厚生労働省も自分達もサービス残業してるのに何故この法案を通そうとするのか?かと・・・まさか、本当にトキさんの言うような理由だったりしたら・・・怖いですねぇ・・。

 国家1種公務員の働きぶりって、役所関係の人間以外の目に触れることが少ないから、わかりにくいですよね。
 まあ労働環境は悪いです。無給の長時間拘束は当たり前。ただし、私が見聞きした限りでは(10年近く前の話なのでいまは違うのかもしれませんが)、その「悪い労働環境」に甘えている面があると思います。たぶん、もう少し効率化はできたはず。
 もっとも、彼らは事務次官になれない人は辞めざるを得ないような特殊な組織なので、一般の会社員や地方公務員、非キャリア国家公務員とは単純に比べられないところがあります。「国の行政を担う」という個々の自負もあるでしょうし、選ばれたエリートとして競争をしなければならないというプレッシャーもあるでしょう。しかし、そういった自負や重圧にに見合わない労働を強いられている。この「労働環境や責任の重さに比して薄給」というのが、天下り等の「ムダを生む行政」の一因になっているというのは、かつて言われたことです。 
 むろん、「だから今のままでいい」と言うのではありません。医療崩壊も同じですけど、「職場の正常化」が、結局は近道なのだろうと思います。そのコストを社会的に公平に分担するのであれば、みんな納得するのではないでしょうか?納得しないのは、冬の時代をリストラで生き残り、人件費をはじめとする低コスト体質への移行を経て勝ち組となり、「正当なコストを払わずに済む」という現在の既得権益を守りたいと考えている人だけではないですかね。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。