TOKIO探究

数学ほぼ0点なのに合格だったシステム会社がコワくて就職しなかった理系志向の文系です。「心を時空間で解説する」本とか原稿中

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日本企業の内部留保の蓄積は304兆円となり、過去最高…「ブラック」のホントの原因

2014-08-07 11:39:46 | 考えるもの
すでに400兆円を超えるという指摘もある社内留保。 共産党や鳩山首相などが指摘していた頃は、まるで間違いであるかのように言われていた社内留保への批判。 しかし、ROE(株主資本利益率)とROA(総資本利益率)など資産の運用効率を判断することがメインになりつつある現在、 この莫大なムダである社内留保が、当然ですが、ターゲットになってきています。 資本の利用効率では、日本の企業は欧米の企業より . . . 本文を読む
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必要なのはセイの法則を否定することからスタートすること…

2013-12-31 22:53:30 | 読むもの
利子率が2%以下になると、その領域から別の領域にシフトする…それは産業の次元であったり、空間的な領土であったりする…。たとえば一次産業の利子率(利益率)が2%以下になれば二次産業へ、植民地Aからの利益率が2%を下回れば別の植民地へ…。資本主義の発達と展開を利子率の低下にともなう移動だと説明する水野和夫氏。博学強覧の社会学者大澤真幸氏はマックス・ウェーバーの . . . 本文を読む
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アゴラ「経済 女子大生でも分かる、内部留保と現金の違い。」へのコメントが表示されないので転載!

2013-08-06 10:03:10 | 考えるもの
「アゴラ 言論プラットフォーム」の 「経済 女子大生でも分かる、内部留保と現金の違い。中嶋 よしふみ」に投稿したコメントが表示されないので、こちらに転載しておきます。何らかのエラーかもしれません。        -       -       - 平成25年度「年次経済財政報告(経済財政白書)」が指摘するように…日本企業のROAは米国の4分の1、ドイツの半分程度しかなく、しかも中 . . . 本文を読む
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さらなる都市への集中とサービス業への転換が経済成長へのキー!?

2013-06-22 00:09:47 | 読むもの
日本のデフレが98年前後のリストラからはじまったことを論証した『日本経済の奇妙な常識』。その著者吉本佳生氏がアベノミクスを考えたのが本書。デフレより賃金デフレのほうが危険だと指摘しながら、同時にアベノミクスが施行されてしまった以上は不動産バブルに期待するしかない…というシリアス?な内容です。精緻な分析とリスクを負いながらも活路を追究しようとするスタンスには説得力があり、リアル。90年 . . . 本文を読む
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プラザ合意のキッカケともなった著者が指摘する「国債暴落から始まる世界恐慌」

2013-02-12 16:28:25 | 読むもの
著者は元ゴールドマン・サックス投信社長。リアルに世界経済を俯瞰しながら、例外であるかのような日本の国債が実はギリシャなどと同様に危険であることを指摘。ほとんどの経済学者が言及しないBIS(国際決済銀行)こそが世界経済をラジカルに規定していることが示されます。たとえば銀行の自己資本率を定めたBIS規制で、日本のマネーサプライは規定されているわけです。別の言い方をすれば各国のデフレやインフレの前提条件 . . . 本文を読む
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リーマン・ショック後も世界から資金が集中するアメリカの秘密

2013-01-05 18:38:12 | 読むもの
 「アメリカの経済学者たちは、20年以上前から、アメリカでも通貨危機が起きる危険性があると警告し続けています…」…ですが、アメリカにそういった危機は起こっていません。大きなアメリカが倒れればそれこそ世界が吹っ飛ぶので、全世界はアメリカを支え続けるのでしょう。その証拠にリーマン・ショック後もアメリカに莫大な資金が集まり続けています。その代表が日本によるアメリカ国債の購入。 . . . 本文を読む
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デフレの本当の原因は…日銀の金融緩和&賃金デフレ

2012-12-23 18:23:48 | 読むもの
「日銀の金融緩和がデフレ不況を生み出した【書評】」というエントリーが橘玲氏の公式サイト「Stairway to Heaven」に登場。 本blogでも2度ほど紹介した吉本佳生氏の『日本経済の奇妙な常識』がデフレの理由解明という視点から紹介されています。 輸入物価が27%ほども上昇したのに国内物価が17%以上も下がった理由。つまりデフレの理由がマクロの観点から解説されています。そこで、本blog . . . 本文を読む
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インタゲ政策は正しい、だから崩壊する…!?

2012-11-01 17:54:46 | 読むもの
マネー現象が実物経済に還元できなくなったのが金融恐慌。その意味ではそれをマネー政策だけで解消しようとするインタゲ政策は正しく、そして正しいからこそ必ず破綻する…というアイロニカルな指摘がステキ?な本書。本書の結論は衝撃的ですが、資本主義が恐慌によって発展してきた事実からすれば当然の論理的な帰結になります。資本主義は恐慌によって進化する…そのために正しい政策は必ず破綻する . . . 本文を読む
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すべてが解決する方法…300兆円の社内留保金!

2012-10-05 15:40:39 | 読むもの
『ワケありな日本経済 消費税が活力を奪う本当の理由』(武田知弘・ビジネス社)…本書は官僚の現場から見た視点が新鮮です。大蔵省出身の著者ならではの確実なデータで現状を把握。メインは厳密な国税庁のデータで誰でも見られるもの。そこで気がついたのは…規制緩和の反対勢力は民間業界団体! すべてが解決する方法…300兆円の社内留保金を使え! いちばん乗数効果が高いのは . . . 本文を読む
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原油が高騰して、逆に物価が下がる…日本のデフレのナゾ

2012-09-11 19:19:38 | 考えるもの
98年から08年の10年間で輸入物価は26.9%上昇し、これは国内物価を3.3%押し上げる要因。しかしGDPデフレーターの国内物価は14.5%下落。つまり何らかの要因で17%以上も物価が下がっている。この激しいデフレ要因は何か?これに見合う数値は賃金デフレがまず第一にあげられます。73年以来上昇を続けている資源価格を前提にすると、高騰する資源コストを価格に転嫁できない中小企業が、80%前後という労 . . . 本文を読む
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“合成の誤謬”の解としてのグローバリズム?

2012-07-13 17:11:41 | 考えるもの
経済学で解決できないデッドロックの問題が“合成の誤謬”。コレは絶対に解決できない問題として有名です。政治の役割はこの限界を突破することなのかも?“合成の誤謬は、クラスの混同に過ぎない”と指摘している現象学者か論理学者がいましたが。でも、どうやって解決するのかは書いてありませんでした。~w現実にはWindowsのレイヤーのように2つ以上のクラスが存在す . . . 本文を読む
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一対一か3人以上かで異なるアメリカ人の対応の仕方…

2012-07-11 18:38:53 | 考えるもの
日本人、フランス人、アメリカ人の3つの人種がいる10名くらいのグループ。フランス人が日本人を皮肉り、シンガポール人の悪口を言った。すると、すぐにアメリカ人が普通は使わない激しい言葉でフランス人を批判。フランス人はすぐに謝りつつ弁解、その後アメリカ人が普通に世間話をはじめて…一件落着。アメリカ人が怒ったのは、フランス人がアジア人を蔑視した態度をとったから。もしこれが一対一の関係で一方が . . . 本文を読む
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日本人はアメリカ人より個人主義!それが世界を救う!クールジャパンの真実?

2012-06-15 16:55:11 | 読むもの
「空気」が支配する(と思われている)空間=日本…の本当の姿を可視化してくれる本。そのキーになるのが世界80ヶ国以上で定期的に行われている世界価値観調査で、その2005年の調査結果から本書ははじまります。“すすんで国のために戦うか?”“自国に誇りを感じるか?”“権威や権力を尊重するのはいいことか?”3つとも最低なの . . . 本文を読む
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確率のナゾ<あたり・はずれ>繰り返すとどちらが増える?

2012-06-07 19:37:48 | 考えるもの
確率には、ナゾがある。相反する2つの傾向があるけど、どちらが正しいのか?1つは、繰り返せば繰り返すほど平均値に近似していく…、コインの表裏であれば50%に近づいていく…というもの。2つめは、繰り返せば<当たる確率>が高くなる…というもの。…なので、いつか当たるかも…と思って買い続けるのが宝くじだったりロトだったりする。いろいろな . . . 本文を読む
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“中流以外は他者”という日本人の心理が生みだす中流意識!?

2012-05-27 00:58:26 | 読むもの
『本当はどうなの? 日本経済』。サブタイトルは「俗説を覆す64の視点」。著者は経済誌やTVなどで鋭い分析の、ファンも多い熊野英生さん。経済の現場を調査し統計をとり考えてきたエコノミストの説得力のあるリアルな視点が、現実の(理論上のではない)日本経済を解説してくれます。さまざまなデータと数値を読みこんだ64の具体的な解答はどれもが新鮮で説得力があります。マネーサプライとは関係ない日本のデフレの本当の . . . 本文を読む
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