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ゴルゴ13の謎 Mystery of G

ちょっと辻褄が合いません、という程度の謎の考察だよ。

メランコリー・夏

2014年02月12日 | 1966年~1970年
SPコミックス第3巻、第3話。1969年8月作品。

■MI6(英国情報部)ヒューム部長

KGBに極秘情報を売っていた外務省上級公務員グラストンを消してくれ。

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5年前、新婚旅行に見せかけ国外逃亡を図りKGBに保護されていたグラストンが、最近、ソ連を追放された。何か不都合があったのだろう。MI6が全力をあげて彼の行方を追っているが見つからないようだ。それで俺に仕事が回ってきた。グラストンを探し出して始末してくれと。

俺はグラストンが5年前に逃亡した時に一緒だった女、すなわち奴の妻ステラをマークした。必ず連絡を取るはずだ・・・・。ステラの居るところは地中海に浮かぶ島国マルタ。

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■ステラに魅かれるゴルゴ

場違いだな・・・・
カタギの女の来るところじゃじゃねえよ・・・・

■愛しいひとから花束とメッセージ

あのひとからだわ

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俺はグラストンを待ち伏せ、撃った。仕事は終わった。
女は来ることのない愛しい人を約束のバスストップでいつまでも待っていた。
夏の雨にぬれながら・・・・

俺の心はメランコリー

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■笑ったゴルゴ

きちん宿で太った女将さんから小包を受け取るゴルゴ。
女将さん、小包を両手に持ちフーフー言いながら階段をのぼってきてゴルゴに手渡す。
「まったく、ふとりたくって、ふとったわけじゃあないんだけどねえ!」
そのときゴルゴ、にっこり。



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