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ゴルゴ13の謎 Mystery of G

ちょっと辻褄が合いません、という程度の謎の考察だよ。

シンプソン走路

2014年03月06日 | 1981年~1985年
SPコミックス第60巻、第2話。1983年6月作品

オーストラリア先住民アボリジナルが武装蜂起。その首謀者の狙撃依頼を受けたゴルゴは案内人のマギーとともに広大なシンプソン砂漠を走る!

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 PART タイトル
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  1 兄弟の別れ
  2 空軍司令官の謀略
  3 山頂の解放戦線
  4 ホーク首相の依頼
  5 1500キロ先の標的
  6 クーリッジ中将自決
  7 砂漠にのぼる狼煙
  8 バンゲール次官の決心
  9 突破行
 10 〝標的〟へあと3キロ
 11 脱出しろコリアー!!
 12 スコープに入った顔

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 登場人物
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■コリアー・マスグレーブ
オーストラリア空軍第48戦闘飛行隊少尉。アボリジナル兵士800名を独立解放戦線として組織し、シンプソン砂漠で武装蜂起。

■バンゲール・マスグレーブ
アボリジナル省統轄次官。コリアーの兄。14万アボリジナルの将来のため、紛争の首謀者コリアーの処断をゴルゴに依頼。癌により自らの命はあと3か月と告知されている。

■クーリッジ
オーストラリア空軍中将。キャンベラ空軍基地司令官。反乱軍鎮圧の名目で出動し軍政府樹立を図る。

■ホーク
オーストラリア首相。アボリジナル兵蜂起の収拾をバンゲールに依頼。

■マギー
バンゲールの娘。ゴルゴの解放軍司令部までの水先案内人。シンプソン砂漠で生まれ育つ。

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 珈琲タイム
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兄弟の顔
バンゲールとコリアーは兄弟だが肌の色や顔つきなど容姿はまったく異なる。これはアボリジナルの大半が白人もしくは多民族との混血のため、と作中でも述べられている。兄のバンゲールは弟コリアーの処分をゴルゴに依頼する。しかし自分の命はあと僅か。そこで弟と入れ替わり、自分が狙撃され、弟を逃がそうとする。ここで入れ替わるという行為だが、単に兵士と司令官の服を交換するだけなんだ。反乱軍の司令官コリアーが兄のバンゲールになっている。コリアーは兵士の恰好で司令官の斜め後ろに立つ。さあゴルゴ、私を撃ってくれ、とばかりにバンゲールは司令官の服装で仁王立ち。ゴルゴはそれをスコープでみる。マギーはゴルゴの横で双眼鏡をのぞきながら「司令官が標的よ。父を撃って!」と頼む。

さて、ゴルゴの撃った相手は・・・・

気の強い娘マギー

砂漠をジープで駆けるゴルゴの案内役だが、言うことがキツイ。「たとえ自分の身を守るためでも標的以外のアボリジナル兵士を殺したら私はこの砂漠からあなたを出しません」するとゴルゴも、「帰り道に案内人はいらん。邪魔立てしたら、おまえの死体がもう一つふえる事になる」と返す。

さて、マギーは生きて帰れるか・・・・





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