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うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

タケノコにハエ:強力な誘引成分?

2022-04-23 00:00:00 | グルメ

近くの竹藪でタケノコを掘った。

手入れの行き届かない竹やぶがあちらこちらにある。

おいしい竹の子は肥料をいれたり手入れが必要なのだ。

しかし、茨城では京都や福岡のように全国に売れるような竹の子はとれない。

放置された竹やぶ。一応、所有者さんの了解は得て、のぞいてみると出ているではないか。

 

というわけで、ご近所にも配ろうと6本掘りとった。

ふと見ると、ごま塩のようにハエがたかっている。

 

びっくりして払ったが、すぐに寄ってくる。

舐めているのか、産卵しようとしているのか?

 

ネットで調べてみると、数件ヒットした。

Yahoo知恵袋にも質問が寄せられていた。

 

竹の子を掘って置いとくと、ハエが寄ってきて、集るのはなぜですか!? - 何かハエが好む成分が有るんですか!? - Yahoo!知恵袋

竹の子を掘って置いとくと、ハエが寄ってきて、集るのはなぜですか!? - 何かハエが好む成分が有るんですか!? - Yahoo!知恵袋

竹の子を掘って置いとくと、ハエが寄ってきて、集るのはなぜですか!? 何かハエが好む成分が有るんですか!? ハエが寄ってくる理由には大きく2つのタイプがあると思います。...

Yahoo!知恵袋

 

 

さらに調べると、タケノコでハエの誘因は、特許まででていた。

 

ハエ(34)タケノコ誘引剤

http://tokkyoj.com/data/tk1993-918.shtml

ハエ類の誘引剤

http://blog.livedoor.jp/touxia-plant/archives/1587345.html

実用化はされていないようだが。

早秋の竹の子に誘引されるのは人間だけではなかった。

 

 

一部を抜粋:

【請求項1】竹の子の皮を、そのまま、または溶剤を用い、搾るかまたは抽出した成分を有効成分とするハエ類誘引剤。
【産業上の利用分野】この発明は、竹の子の皮を、そのまま搾るか、または溶剤を用い搾るかまたは抽出した成分を有効成分とするハエ類誘引剤及びその製造法に関するものである。
【0003】そこで、ハエ類の成虫を誘引し効率的に殺虫剤を取り込ませたり、トラップ内に誘い捕らえることが行われる。いわゆる竹の子食用部分の溶剤抽出成分がハエ類を誘引することが知られているが(たとえば特願平2ー229327号)、安価に原料を入手することに難があり、好適な溶媒とされる水を用いた抽出濾過の作業でさえ多大の困難があった。
【0007】本発明に用いる竹の子は、イネ科(Gramineae )、カケササ亜科(Bambu-soideae )に含まれる種のもので、例えばモウソウチク、ハチク、マダケ、ネマガリダケまたはネマガリタケなどに属する。
【0010】本発明の製造法では、竹の子の皮のみを集め、例えば、そのまま細断して搾るか、細断して水または含水エタノールを皮と同重量ないし3倍加え、撹拌した後、搾汁濾過するだけでハエ類を強く誘引する抽出液が得られる。これをさらに静置、加熱、または濾過して沈澱成分を除去することや、ソルビン酸などの防腐剤を加えることも容易である。特に濾過工程は竹の子の食用部分を含む抽出作業の数倍以上の効率を示す。抽出液は濃縮、乾固、あるいは分画して製品化できる。一方、そのまま、あるいは水などを加えて手軽で効果の良い製品とすることも好適である。
【0011】
【発明の効果】本発明による竹の子の皮の抽出成分は、ハエ類に対し優れた誘引効果を示し、本成分を誘引剤として添加したハエ類防除剤および誘引トラップなどを用いるハエ類の駆除法に使用される。本誘引剤の製造方法は簡便効率的であり、特に搾汁濾過工程を短時間で行なうことができ、かつ圧倒的に安価である。
【0014】誘引トラップに使用する場合は、補助剤を用いて製剤調製を行うことが好ましい。補助剤としては、例えば、砂糖、牛乳、脱脂粉乳、家畜や実験動物の飼料、でんぷん、小麦粉、米ぬか、ふすま、とうもろこし粉、魚粉、食用酢、酒類、食用油など食品飼料、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、オクタノールのようなアルコール類、燃料油、機械油、界面活性剤、紙類、繊維類などがあげられる。これらに本発明の成分を混合、溶解、あるいは含有させて製剤化し、適当なトラップにセットして使用する。また誘引成分の発散には、熱、風等を利用することもでき、光や性フェロモンなど他の誘引因子との併用により誘引の相乗効果を得ることができる。本発明の成分(抽出液)使用量は、殺虫剤の希釈液(例えば、殺虫成分約0.1重量%含有)に対して、重量比で0.05乃至10重量%(好適には、0.1乃至2)である。
【実施例】以下に本発明を具体的に例示する。
【0017】(イ)製造例1:モウソウチクの竹の子皮を剥き竹の子の身部分を除去し、皮のみを集め、その300グラムを切断して300ミリリットルの水と共に回転式高速カッター容器に入れ、10分間回転させ湿式粉砕した。その後内容を綿布の袋に入れて搾り、約400ミリリットルの搾り液を得た。
【出願人】 【識別番号】000001856
【氏名又は名称】三共株式会社
【出願日】 平成4年(1992)7月16日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】大野 彰夫 (外2名)
【公開番号】 特開平6-40830
【公開日】 平成6年(1994)2月15日
【出願番号】 特願平4-189616


玉葱さん太郎/もろこし輪太郎:20円

2022-03-27 10:00:00 | グルメ

近くのスーパーにいったら、入り口に並んでいた。

1個20円

玉葱さん太郎ともろこし輪太郎

安いので買ってみた。

製造メーカーは茨城県常総市古間木1503-3

株式会社 菓道

茶道でも柔道でも剣道でもなく。

パッケージングも味がある。

 

早速帰って開けてみると、

ごくふつうの揚げたスナック菓子

味もふつうにおいしい

20円なら倍おいしい。

地元の応援とおもって探しているが、その後見当たらない。

 

調べてみるとHPはないが、wikipediaに菓道がのっている。

○○太郎シリーズ

酢だこさん太郎
蒲焼さん太郎
石焼きビビンバ太郎
のし梅さん太郎
わさびのり太郎
お好み焼さん太郎
カルビ太郎 etc.

たくさんある。

「うまい棒」を作っている株式会社リスカ(販売は駄菓子問屋・株式会社やおきん)の弟さんの会社だとか。

やおきんも親戚でみんな同族経営

安価で子供に人気の商品を作り続けている兄弟。

がんばれ!

 

ではまた、ぶらり。

 

 

 


那珂川のやな:鮎定食

2021-08-08 23:00:00 | グルメ

夏の風物詩、那珂川のやな。

那珂川を遡り、茨城県境を越えて,栃木県になると、

ところどころにヤナバがでてくる。

茨城県からのドライブを出かけるには丁度よい距離。

竹の上にぴちぴち跳ねているイメージがあるが、跳ねているのを見たことはない。

でも、川面をそよぐ風は気持ちが良い。

 

今回は、那須烏山市の「矢沢のやな」というところ。

36.67919662906049, 140.15032773510006

 

フルコース?の定食をたのんだ。

 

お客さんはそこそこ。

フライもいいが、

 

やはり塩焼きがうまい。

ちょっと小さめのが2匹。

 

夏になると、なんとなく、よってみたくなる那珂川でした。

 

ではまた、ぶらり。


土浦の老舗天ぷら屋:保立食堂

2020-10-10 10:00:00 | グルメ

茨城県南部、土浦の駅前通りを北に10分くらい歩くと、いつもごま油の香ばしい匂いがする。

ふるい木造家屋に暖簾がかかっている。

土浦のガイドブックに必ずでてくる有名な?保立食堂。

 

 

明治から創業しているという。

暖簾がくたびれている。

第2次大戦中、土浦の予科練生がここで親族と食事をしたなどの話を聞く。

帰らぬ人もいたことを思うと、食堂全体のくたびれた感じがしみじみする。

ごま油の香りから江戸前と思うが、ひとけがなくて、中が薄暗いので入りにくい。

ガイドブックにあってもそんなに流行っていないようだ。

そもそも、土浦に観光に来る人は少ない。

安西水丸さんに地方のお城巡りの本がある。

土浦城を訪れたついでに、この店で「特上かき揚げ定食」を注文したら、「特大」のが出てきて困った、という話があった。

 

いったん通り過ぎて、店の全景を撮った。

 

二階はお座敷になっているようだが、もう使われていない雰囲気。

安西さんを偲んで、特上のかき揚げ定食に挑戦するのもよいかもと思いつつ、思案してやめた。

ちょっと寂しいグルメ案内でした。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

 


牛久沼のうなぎ:沼を眺めながらうな重を。

2020-02-08 08:00:00 | グルメ

牛久沼ではウナギが釣れるという。

ネットで調べると,釣ったというブログなどがいくつかある。

 

半信半疑だったが,牛久沼漁協の2006,2007年のホームページが検索でヒットした。

(この漁協のHPは平成22年辺りからほとんど更新されていないので,そのうちなくなるかも)

確かに写真入りで紹介されている。

ワカサギ,クチボソ,フナ,テナガエビ,タナゴなどが取れるらしい。

外来種のブラックバスもいるし,ガーパイクもかかったという。

 

牛久沼ドットコムというサイトがある。

(平成23年から更新されていないが)

国道6号のこの辺りを「うなぎ街道」と宣伝したらしい。

以前はうなぎ屋が8軒もあったそうだ。

うな丼の発祥が牛久だったという!? 江戸時代の昔話も紹介されている。

 

そのうちの1軒,湖畔の「鶴舞屋」という湖畔のうなぎ屋にいった。

(この店,国道バイパスができたので,ちょっと入るところがわかりにくい)

住所が龍ケ崎市庄兵衛新田町となっており,このあたり昔は沼を埋め立てた水田だったようだ。

 

 

ここは2階のフロアーで営業しているので,窓から牛久沼がきれいに見える。

ロケーションは抜群。

眼前に小島がある。湖面に竹竿が挿してあるのは何だろうか。

 

うな重はもちろん,鯉料理もあった。(うなぎ屋でなく川魚料理屋でした)

 

鯉濃。やはりちょっと泥臭い。それが鯉。きっと鯉。

 

遠く,牛久駅前のビルが見える。のどかな景色。

 

昼下がり。満腹。ごちそうさまでした。

 

 

ではまた,ぶらり。