COP21

　パリで２週間にわたって行われていたCOP21（国連気候変動枠組み条約）の最終日、フランスが提示したパリ協定が採択されました。
　従来先進国と後進国の利害が対立してまとまらなかったですが、今回の合意で百数十か国が温室効果ガスの削減目標と対策を設定し、5年毎の実施状況の報告義務と目標の見直しをすること。産業革命前の世界平均気温の上昇を1.5°未満に抑える。その他、先進国から途上国への資金援助等が討議されました。
　でもあくまで努力目標で義務ではありません。従って達成しなくても罰則が適用されません。努力目標とは云え、世界の先進国、後進国が国際的に進むべき方向が共有できたのですから良しとしなければ・・・