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TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第5章SSB送受信機 (2)平衡変調器の動作と用途その2

2024年06月15日 | 「工学」見本記事

           第5章SSB送受信機
               (2)平衡変調器の動作
                             と用途その2

今回は、前回出て来ましたDSB-SCを細かく見てみます。
そして、前回触れませんでしたDSB-SCとDSB-WCの意
味をお話し、最後に平衡変調器の用途についてお話を致
します。




図が少し見にくいので音声信号の包絡線の位相が180 [
°]  (音声信号が赤から緑に変わったばかりの所)を 良く
見て下さい。
注目して頂きたいのは、搬送波の中心を示す点線の部分
が0”の所です。

(e) の搬送波のレベルも(f) の搬送波のレベルも、”0”で
す。
よって、右側のトランスの二次側には、出力が現れませ
ん。
別の言い方をしますと(e)と(f)の緑の電圧レベルは 同じ
でE点から右側のトランスの中点。 F 点から右側のトラ
ンスの中点へ向かって逆方向の電流が流れる為にそれぞ
れの電流により発生する磁力線の向きが逆ですので右側
のトランスの二次側では、電流がながれません。
(上から3番目の DSB波形の包絡線の赤から緑に代わる
ところです。)
次に  音声信号の包絡線の位相が緑に変わった所から90 
[°]進んだ所(音声信号が270[°]の所)をご覧下さい。
(f)の搬送波のレベルは、 ”+” で、(e)の搬送波のレベル
は ”0”ですので 右側のトランスの一次側に電流が流れま
すので 二次側に音声信号と 搬送波を 掛け合わせたもの
が出力されます。その他の所では、(e)と (f)からの電流
差が有りますので二次側に出力が現れます。
以下、音声信号が更に 90[°]進んだ所については、考え
てみて下さい。
出来ましたら、音声信号の位相が 0 [°]である 赤の線の
始まりの所から緑の線に変わる所までも考えて見て下さ
い。
右側のトランスの二次側に現れる波形が出来る理由がよ
り深く理解出来る様になる事と思います。
右側のトンランスの二次側に搬送波と音声信号を掛け合
せたものが現れる理由をお分かり頂いたところで、それ
では、なぜ、(3)の図のDSBの波形になるかを考えてみ
ます。
ここでは、包絡線を取り払って考えてみましょう。
すると、(e)と(f)の拡大図の内、搬送波を示す大小の 三
角形で表した搬送波の+側だけの図になります。
(三角形は、SIN波の一部を表しています。以下同じ)
その三角形と次の三角形(右側の三角形)の間は、搬送
波がありません。するとDSBの波形の上半分だけになる
筈です。しかし、トランスを構成するコイルには、コイ
ルに流れる電流が変化した場合に生じる磁力線の数の変
化を抑える働きがあります。

続きは、6 月の「法規」と「工学」のページでお読み下
さい。

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