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初めての自分史制作・書き方指導ブログ

弊社にて電子出版している各種書籍をもとに、自分史等の概要説明。
自分史等初心者の書き方指導。

山の辺書房自分史編集室より紙本(ペーパーバック)販売開始

2025-07-22 14:40:02 | 八十歳のJINE

八十歳の「ZINE」
 アマゾン電子書籍を紙の本で読もう

●昨今、電子書籍版が「紙の本」にならないかという問い合わせが多く寄せられている。山の辺書房自分史編集室ではアマゾン電子書籍を多数出版しているが、紙の本出版はほんの少しだ。そこで、ご要望におこたえして、人気書籍を中心に紙の本作りを始めました。今回は、誠に珍しい内容の本「癒やされる別世界」をアマゾンサイトから出版しました。印刷本ですので価格は多少高くなりますが、じっくり紙本の魅力を楽しんでいただけると確信しています。


●今回紙の本となった書籍のご紹介。
 
【本の中身】
●人生100歳時代に贈る〝元気の出る本〟です。 内容は衝撃的ではないが、執筆がすばらしい。他に類をみない語り部調の文章が読者を魅了することだろう。  

●著者は五年前の紀州大洪水で我が家を無くした。(この本は、【別冊「平成の大洪水」Kindle出版】にて。)その後、苦難の被災者生活の末三重県の里山に終の棲家を求めて移住した。

●不便極まる里山と決めつけていた山村の地だったが移り住んで、里山の素晴らしさに目覚めた。

●この著者は齢80だがその感性はまるで少年少女の如く実に瑞々しい。何事にも興味を持ち観察し挑戦している。世間では「還暦だの、古希だの、喜寿だの、米寿だの」と我が身を位置づけ自らの老いを実感し、これが人生の必然と決めつけている。長年の習慣でそれは仕方のないことかも。 だが時代が変わった。世界で類を見ない長寿国となった日本。過去の慣例に甘んじることは実に勿体ない。100歳までは時間がたっぷりある。この作者のように、今一度充実した青春に挑戦してみてはどうでしょう。

●本書は里山に身を置いて初めて〝歓喜の別世界〟を体感した。著者は、本来好奇心旺盛で超ポジティブな性格。何でも観てやろう、体験してやろうの精神が充実人生になっている。


●自然に対する好奇心――森のささやき・小川のせせらぎ・魚や動物・鳥・昆虫――瞬時に移りゆく里山の情景に驚き観察し記録する。その様は少年の絵日記のようである。著者曰く「つたない語り口じゃが……」と前書きにある。確かに内容的には濃厚ではない。然し、執筆姿勢つまり感性が見事といえよう。その証拠に本書プレリリース時、熟年の方から次のようなメッセージが届いた。

『後期高齢者の自分は日々時の流れに身をまかせ、あてもなく彷徨っていた。そんな折この本を読んだ。そして衝撃を受けた。人間考え方一つでこうも変わるものなのかを実感した。参考にしたい』

――実に意味深な書評だ。

 
●世の中、何でも手に入るすばらしい時代になった。だが、多くの人々は挑戦すべき目的を喪失している現実がある。まさに虚無の世界だ。この本は『人生とは何か?』『生きることとは何か?』『人生の当為とは何か?』という重要なテーマを示唆している。――金や名誉に固執するだけが人生じゃない。もっと大切なものがあるじゃないか……とクエスチョン。本書は、後期高齢者に抜群の人気です。

 

今「ZINE」が熱い!

●今、若者の間で「ZINE」という個人出版が話題になっている。自分史制作者としてうれしい限りだ。よくぞ若者よと賞賛したい。


●個人出版はバブル期大ブームとなった。その後、バブル崩壊と共に減衰の一途をたどっている。自伝を書く人が居なくなったのだ。戦後は、高度成長の波に乗って、貧困の中、からだ一つで起業し成功したサクセスストーリーがいっぱいあった。山の辺書房自分史編集室にも多くの人が自分史はもとより、趣味の本を出版したいという問い合わせが多く寄せられた。当編集室では、文章の書き方などを新聞連載するなど多忙を極めたものだった。その当時は、広く世間に膾炙を希望する書き手さんが殆どだったが、反面、小部数の本をつくり、親族や知人に配るだけの人も居た。それが、今流行のZINEと似ている。


●スマホ等で漫画などがものすごい勢いで読まれているが、所詮は電子記号の集合体だ。スマホ劇画は、子供のみならず大人たちも虜になっている感がある。「あぁ面白かった」で次々と動画の世界にのめり込んでいる。それ自体は否定するものではないが、人生は長く苦悩が多い。混沌とした令和元禄、日々の糧になっているのであれば結構なことだ。だが、スマホを閉じた時、何がのこるのだろう? 快感? 明日への元気? et cetera。


●せっかくZINEが市民権を得ている昨今、今ひとつステージUPして活字の面白さや「行間を読む」深い思考回路開眼をしてみてはいかがでしょうか?


●等編集室では、今後、過去に話題になった作品を順次アマゾンサイトで紙の本として販売すべくスタッフ一同頑張っています。次の紙本が出来次第順次発表してまいりますので、どうぞよろしく

●現時点で完成した紙本を以下にかかげておきます。今後ともよろしく。

膀胱がん闘病記

【この本の内容】

「三人に一人にガンの疑いあり」といわれるガンになってしまった。  ある日突然にそれは起こった。――何時ものように小用に立ち用をたしていると、何と小便が異常に赤い。しかしこの時は「趣味の窯出し作業で疲れが出たのだろうと高をくくっていた。だが、少し不安が残った。 数時間後再度小用に立った時不安が現実のものとなった。ますます赤い。――これは少しおかしいと直感。近くの診療所へ駆け込む。診療所では詳しいことは分からないからと和歌山県新宮市の医療センターへ行くべく紹介状を書いてくれた。早速紹介状を持ってセンターへ直行。「何も問題なければいいのだが……」幾度もつぶやきながらハンドルを握る。――今はとにかく無心で居よう。そうだ、こうなったら今すべきことをするだけだ。あとは、♪ケセラセラだと開き直り検診を受ける。 だが、そこで担当医から告げられた衝撃の事実「膀胱にガンらしきものがありますね」と担当医。「嗚呼、やっぱりそうか」確信ある医師の言葉に頭が真っ白状態。 ここから著者の戦いが始まる。 本書は、物を書くことが好きな著者が、入院ベッドで苦痛と戦いながら記した日記である。単なるメモのような記録であるが、読んでみると常に著者の傍で彼の息遣いを聞いているような雰囲気になる。真実を吐露しているからだろうか。実に不思議な日記だ。普通は退院後に記録としてしたためる類いのものだが、全てのことに超ポジティブな著者のこと、何と、苦悩のベッドのなかで筆をとっている。見事な精神力である。  ガンに罹っている人、そうでない人を問わず、この短編日記が問いかけるものは何か? それは、宗教の言葉を借りればある意味、人生の「解脱」を示唆している感がする。滅多にお目にかかれない珍しい体験記録といえよう。

……………………

山の辺書房自分史編集室、代表、よしいふみと

 

パソコンの方は「山の辺書房2」で検索してください。

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