TOFUのぼやきログ

他愛もないぼやきです

最終調整

2005-12-31 19:08:34 | パソコン関連
今年最後の調整をしたので報告。

ターゲットはデュアルコアの実験用と思ってたPCだが、いつの間にかメインぽい扱いになってきているもの。

今回購入したのは、

・CPUクーラー Tharmalright SI-120 + 120cm 1200rpmファン
・ビデオカード XIAiX1600XT-DV256 DDRⅢ
・キーボード 東プレRealforce91 NE0100

これらを使って最終調整した結果は以下の通り。

【CPU】Opteron165 (1.8GHz 1MB2ndキャッシュ)
【MB】DFI LANPARTY UT NF4-Ultra
【メモリ】Samsungバルク C-UCCC 1GBx2
【VGA】XIAiX1600XT-DV256 DDRⅢ
【VGAドライバ】Catalyst 5.13
【OS】WindowsXP Pro SP2

【CPUクロック】280x9 2520MHz
【メモリ】3-4-4-8 1T 180MHz設定(10:9) 250MHz

この設定でmemtest86+ エラーなし

ゲームをしながらディスプレキャプチャ(動画での録画)を動作させてもまったく問題なし。

ビデオカードはX1300proからの変更なので性能差を比較してみた。

ゆめりあベンチ 1024x768 それなり/きれい/最高
X1300pro 13471/8825/6063
X1600XT 25745/17124/13118

FFベンチVer3 High
X1300pro 4953
X1600XT 6407

3DMark05
X1300pro 2914
X1600XT 5332

ドライバはどちらもCatalyst5.13で計測。

X1600XTはX1300proのちょうど倍ぐらいのパフォーマンスと見ていいようで、おおむね満足。
世間では微妙視されてるチップだが、最新FPSはたぶんやらないのでこれでいい。
今後、PCでゲームをやるとしても、おそらくネットゲームなので、DirectX8世代を切り捨てているGeForceは視野になかった。

冬のボーナスの使い道をいろいろ考えていたが、今回の最終調整を行った結果、ハードで欲しいものはなくなった。
強いて言うならテレビ録画、ゲーム画面キャプチャ用のHDDぐらいだが、足りなくなってから買いそろえていっても十分間に合うので、先行投資はやめておこう。

デュアルコアのOpteron165が2.5GHのデュアルで安定して動いているので、デュアルコアをもう1個とか考えていたが、とりあえず必要ないと判断した。
来年はデュアルコアのラインナップも増えるだろうし、今の値段で買うことにちょっと疑問を持ったこともあるかな。

ビデオカードも上を見るとキリがないので、これでいいや。
どうしてもGeForceがよくなったら、使っていない6800Ultraを引っ張り出して使う予定なので、買い足す必要もないと思う。

メモリはC-UCCCが実質DDR500 3-4-4-8 1T で動くようなので、高いOCメモリを買う必要もないと感じた。

キーボードの東プレRealforceは、91キーのコンパクトなのに、重量がやたらある。
打鍵の感じはすごくいいとしか言いようがない。
高いお金を出しただけあったなぁ。
キーの高さがけっこうあるので、最初は戸惑ったが、慣れると今まで使ったどのキーよりもブラインドタッチがしやすいと思う。
長文を書くのが仕事の人にはお勧めかもしれない。

販売店で触ってみたときは、それほどとは感じなかったが、これは長く文字を打たないと分からない感覚かもしれないなぁ。

ちょっと前に、デュアルコアの良さを「長く使うほどに感じる良さ」と表現したが、長時間PCを使う必要のある人は、デュアルコアのPCや東プレのキーボードの良さを分かってもらえると思う。
短時間に必要な作業をして、PCの電源を切ってしまうような使い方ならば、シングルコアの早いものの方が快適かもしれない。

来年は、デュアルコアやマルチコアがどんな動きをするのか楽しみだし、まるでプレスコットのようになってしまったRADEONがどうなるかも興味がある。

でも、今の環境で特に不満はないので、今度はソフトウェアを充実させた方が楽しめると思っている次第。

なんのまとめにもなっていないが、今年の総括としたい。

では、みなさんよいお年を。
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Catalyst5.13

2005-12-23 07:31:01 | パソコン関連
ATiのビデオカード用ドライバであるCatalyst5.13が出たので試してみた。

5.12からの変更点は、X1600シリーズへの対応らしい。
ウチではまだ届かないが…orz

今までの5.12をアンインストールして再起動後、そのまま5.13をインストール。
面倒なのでドライバクリーナーは使わなかった。
こだわる人には叱られそうだが、バージョンアップならばアンインストールで問題が出たことはないので、ドライバクリーナーを使う必要を感じていない。
もちろん古いドライバーに戻したり、ビデオカードのチップメーカーが違う場合はしっかりクリーナーを使うけど。

使用中のビデオカードは、MSI RX1300PRO-TD256E(X1300pro 256MB)
Catalystが正式対応してなかったときにはセットアップに苦労したが、5.12からは問題なく動いている。
今回の5.13でも特に変わった印象はなかった。

性能チェックのつもりで3DMark05を動かしてみると、スコアは2900前後。
まぁ、このチップの実力はこれぐらいだろうと思う。

今度は、巷で話題のAVIVO Video Converter1.12をダウンロードし、試してみた。
本来はX1xxxシリーズの機能を使ってエンコードするのが目的のコンバータらしいが、チップに関係なく動作する様子。
つまりはnVIDIAのビデオカードを使っていても使えるということ。w

とりあえずHDD内にあった無圧縮AVIをPSP用のH264にエンコードしてみた。
恐ろしく早い。
約3分2GB弱のデータを30秒ほどでエンコード完了。
結果の画面はPSP用なので小さいが、PSPで見るなら問題ない画質だと思う。

今度はH264のAVIにエンコードしてみた。
エンコード時間はやはり短い。
でも、画質はQuickTimeProでエンコードしたものとはだいぶ違う。
できあがったサイズと合わせて考えても、ちょっと満足できなかった。

MPEG-2へのエンコードも試してみたが、こちらは速度も画質も満足できる。
サイズはけっこう大きいが…。
まぁ、やってることはトランスコード処理(無駄フレームの除去)らしいので、こんなものだろうと思う。

圧縮映像に関しての知識があまりないので、よく分からないというのが正直なところではあるが…。

今のX1300PROは、DVIとD-SUBのデュアルなのだが、近々フルハイビジョンTV(DVI端子つき)が届くので、X1600XT(Dual DVI)の到着が待ち遠しいところ。
ハイビジョン映像についても、知識があまりないので、これからいろいろと覚えていきたいと思う。
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デュアル

2005-12-21 15:06:36 | パソコン関連
しばらく放って置いたOpteron165(DualCore)のPCをちゃんとセットアップして利用することにした。

このPC、オーバークロックで遊ぼうと思ってパーツを揃えていったものなので、HDDはWDのRaptor360GD(36GB 10,000rpm)のみ、メモリは他に流用してしまってない…など、ケースのサイドカバーを開けたまま、起動もせずに放っておいた状態だった。

ちょっと小銭が入ったので、メモリを買い(Samsung純正バルク C-UCCCチップ 1GB×2)、HDDを増設(HGS S-ATA 250GB)、OSもXP64→XPproに変更して再セットアップしてみた。

きっかけはゲームのプレイ画面をキャプチャーするのに、シングルCPUではどうしようもないからだった。
これはフリーのカハマルカの瞳 v3.3というキャプチャーソフトで、無圧縮のAVIで画面上の指定された領域をキャプチャーするというもの。
シングルCPU(Athlon64 3500+@2.5GHz)で試してみたところ、ゲーム自体も重くなる上に、2~3フレームのガクガク状態でしか保存できない。

そこで試しに、会社の自分用PC(Opteron244×2)で試したところ、ゲーム画面に影響もなく、10フレームでコマ落ちなしで撮れた。

普通のビデオ映像だったら、秒間10フレームとかだとけっこうカクカクに感じられるが、ゲーム画面だとほとんどイメージ通りに撮れる。
これはもう、自宅のデュアルコアを復活させるしかないだろう…ということで、さっそくセットアップしたというわけ。


会社のPCも今年導入したもので、自宅のデュアルコアOpteronも使い始めてみると、やはりDualCPU(DualCoreも含む)っていうのは快適だなと思う。
ベンチマークとかエンコード時間とかの数値にこだわる向きには、デュアル環境というのは微妙な位置づけになってしまうようだが、CPUのクロックが上がったのとはちょっと違う感覚で快適さを感じることができる。

基本的な処理速度そのものはシングルCPUの能力を超えないので、数字には表れにくいし、デュアルに対応したアプリケーションじゃないと本来の能力は発揮できないと言われるのもその通り。

でもWindowsXPというOSはいちおうマルチタスクOSなので、画面上に表れる処理以外にもいろいろ動いてるものがあるから、それらの影響を受けにくくなるだけでも、かなり快適だと思うんだよね。
長く使っていくほどに感じるものなので、例えばCPUのクロックが倍になったときのようなハッキリ違うという感覚はないけど、「ん?なんかコレいいかも」と思える感覚と言ったらいいだろうか。

そして言葉の罠というか、デュアルコア(CPUも含む)って何がいいの?という質問に対して、
ゲームしてるときにウィルススキャンが始まっても重くならない。とかの具体例を出すほど「その程度の快適さなら同じ値段でクロックが高いシングルCPUを買った方がいいや」と思われてしまう、という現象もある。

もし同じ価格帯のシングルとデュアルで迷っているなら、私はデュアルコアを奨める。
それというのも、シングルコアのクロックによる変化は長く使うほどに慣れてしまって感じなくなるが、デュアルコアの変化は、長く使うほどに良さを感じるものだと思うからだ。

しかし…やっぱり高いんだよねぇ…。
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メモリ C-UCCC

2005-12-21 14:26:28 | パソコン関連
知人にこのブログのことを教えたら、ですます調は「らしくない」と言われ、読み返してみると確かにそんな感じがしたので、文体を変えることにした。

さて今回は、某店にてSamsung純正メモリ C-UCCCチップ搭載の1GBを2個購入したので、簡単に紹介。

今のところ、3-3-3-8 1T 240MHzでmemtest86+はエラーなし。
価格が1枚11,800円(100円単位は間違っているかも?)+交換保証を付けたので実質13,000円ちょいのメモリとしては満足できる結果。

ただこれ、購入するときに他のものも一緒にいろいろレジに出したのでチェックが甘かったのだが、製造週が0537と0540で異なる物が来てしまった。
2枚同時に買うんだから、製造週も合わせてほしかったと思うのだが、指摘しなかった(気づかなかった)私が悪い。ちょっと悔やまれる。

環境は以下の通り。
【CPU】AMD Opteron165 (1.8GHz→2.4GHzにOC)
【MB】 DFI LANPARTY UT NF4-Ultra (BIOS 702-3)

メモリクロックは 180(10:9)設定 240MHz 3-3-3-8 1T

そのうち時間を見て、クロック耐性を調べてみようと思う。
ちなみに、200(1:1)設定 267MHz(3-4-4-8 1T)ではBIOSは開けるが、memtestでエラーが出まくる。

メモリスロットは1,3を使用。(2,4では立ち上がらなかった)

しかしこのメモリ、低レイテンシは苦手のようだが、3-3-3-8とかの設定でこのクロックが実現できるなら、DDR500ぐらいのメモリを高いお金を出して買う必要はないと感じた。
Hynix D43使用の1GBメモリも同じような値段だが、オーバークロック耐性はこちらの方がちょっといい感じがする。
もちろんバルク品なので、当たり外れはあると思うのだが、他の評判を見ても、そう大きくは外れない印象。

レイテンシを詰めていくような設定には向かないが、軽いオーバークロックで合計2GBの環境を作りたい向きにはオススメできると思う。
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ビデオカードのメモ

2005-12-08 14:30:17 | パソコン関連
予約しているMSIのX1600XT搭載ビデオカードがさっぱり入荷しません。

ハイエンドは必要ないので、RADEON X1xxxシリーズのAVIVOに期待してるんですが、ドライバーの対応がまだのようです。

来年早々にもRADEONの新チップが出そうな話もあり、今の時期にX1xxxシリーズを買うのは負け組な気もしますねぇ。

それはともかく、ビデオカードもここ最近でだいぶ状態が変わったようなので、メモ的に書きとめておきます。

■性能最強の座はGeForce7800GTX 512MBで決まりっぽい。

RADEON X1800XTも性能はけっこうすごいようですが、発熱や消費電力もものすごいらしく、出始めのハイエンドなのにまだ買えるみたいです。(つまりは売れ残っている)
確かに同じお金を出すなら、GeForce7800GTX 512MBを狙いますよね。

問題は、nVIDIAがDirectX8世代を切り捨てていることでしょうか。
MMOなどはまだまだDirectX8世代のものが多いので、最新のFPSをやるのでなく、ネットゲーム中心ならばRADEONシリーズを選んだ方が不満は少ないかもしれません。
(FF11などは、GeForceシリーズのドライバ66.93までに対応していないチップだと悲惨なことになるようですし…でも66.93って、けっこういろいろ問題があったドライバだった気もするんですよねぇ)

実体験としては、DVI接続の液晶は別として、CRTへのアナログ接続だとGeForce7800はRADEONよりボケっとした画面になりますね。
(実際にはX1300pro→7800GT)
同じ環境で差し替えてみないと分からない程度の差ですし、実用上は問題ないので、気にするほどではないと思いますが、個人的にちょっとビックリしたので報告しておきます。

■現在のX1xxxシリーズは様子見をしたほうがいい。

どうも今回リリースされたX1xxxシリーズ(X1800 X1600 X1300)は、アーキテクチャの変更がうまくいってないようです。
発熱や消費電力のわりに性能がイマイチ。
X1800に至っては、カードサイズもGeForceシリーズと変わらなくなり、RADEONシリーズの利点がひとつなくなってしまいました。
動画のハードウェアエンコード機能のAVIVOも、ドライバーがまだ対応していないので、利点にならないし、X1300proを使ってみた感想としても、ドライバーがやっと正常動作にこぎ着けてるだけで、パフォーマンスを伸ばすところまで行ってない感じがします。

来年早々に新チップが導入されそうな雲行きなので、SM3.0モデルが今どうしてもほしいという場合はGeForce6600や7800を買うとして、X1xxxシリーズは様子見したほうがいいと思います。

■AGPバスは思ったより早く終息に向かいそう。

ずいぶんと長い間ビデオカード用のバスとして使用されてきたAGPですが、どうやら来年あたりの新モデルでは出そうにないですね。
AGPバスの最後のモデルを買おうと考えているならば、今が最後のチャンスと思っていいかもしれません。
狙うならば、RADEON 9600XTの128MBモデルがあればいいと思いますし、発熱を問題としない環境ならば、RADEON 9800proもいいと思います。
GeForce6800無印やGTが安ければ、それを狙うのもいいと思います。

問題はマザーボードのほうなんですよね。
AGPバス対応の新製品は出そうにないので、新たに1台組むという場合には絶対に奨められません。

AGPバスのビデオカードをどうしても買わなければいけないという事情がないのであれば、そろそろ見切りをつけた方がいいような気がします。
数週間前までは、そこまで終わりが近づいている感じはなかったのですが、新モデルの動向や、ショップでの投げ売り状態を見ていると、AGPも終わりかなぁ…って感じさせられるようになってしまいました。


こうしてみると、今使っているX800pro(AGP 256MB)はいい買い物だったなぁ…と思います。
これでDUAL-DVIなら何の文句もないんですけどねぇ。

あ、そうそう、ゲームをやっていて、現在の性能に不満がある場合ですが、どんなゲームかによって、ビデオカードを替えた方がいい場合と、CPUやメモリをパワーアップした方がいい場合に分かれるようです。
一般的に言われているのは、FPSの場合はビデオカードの交換が効果的で、ネットゲームの場合は、メモリ→CPUの順に考えるという感じ。

簡単に言えば、アメリカ・カナダ発のゲームはビデオカードの依存率が高く、韓国や国産のゲームはCPU依存のものが多いということですね。
まぁ本当はゲームタイトルごとにその傾向を一覧にでもできればいいのですが、さすがにそこまで調べきれません。
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RAID

2005-12-07 14:59:23 | パソコン関連
パソコン雑誌などを拾い読みしていると、intelのチップセットがRAID5をサポートしたことを受けてなのか、RAID特集が目につきます。

RAID(レイド)は、いくつかの種類があり、歴史が古いのはたぶんRAID1(ミラーリング)だと思います。

自作PCマニアに人気なのは、たぶんRAID0(ストライピング)

今回、やたら特集されているのはRAID5

大まかな違いは

RAID0 … ストライピング

HDDへの読み書きを2台以上へ分散させてアクセス効率を上げる技術。
比較的安い投資で速度は得られるが、HDDのどれか1台が壊れるとRAID0を構成しているHDDのデータは全滅する。

RAID1 … ミラーリング

2台のHDDに同じデータを保存し、片方のHDDが壊れても運用を続けることが可能な技術。
機構が単純なため、HDD単体に比べてそれほど速度は落ちない。
HDDが壊れてからの復旧も比較的簡単。
ただし、HDDの容量は2台で1台分しか利用できない。

RAID5

3台以上のHDDを用意して、分散して書き込むのはRAID0と似ているが、その複数台のHDDにパリティデータも書き込むため、1台が壊れても復旧可能。
RAID0(ストライピング)のアクセス速度向上と、データを復旧できる冗長性を併せ持つ技術。


こんな風に説明すると、RAID5がものすごく理想的な仕組みに見えますよね。
雑誌あたりが特集を組んで紹介したくなるのも分かります。
これが数年前の話なら、私も飛びついていたでしょう。

しかし、intelのチップセットや、安い増設カードが実現しているRAID5は、パリティ計算をPC本体のCPUが担当する「ソフトウェアレイド」
読み書きがけっこう遅いらしいです。
単体のHDDと比較しても遅いらしく、RAIDの運用が必須の人たちからは見向きもされていません。

本格的なRAIDカードは、カード上にパリティ計算用のCPUが載っかっていて、さらにバッファ用のメモリも搭載しています。
値段も一般向けのパソコンが1台買えてしまうぐらいします。

そして、RAID5がどうしても必要という環境の人は、RAID5の最低条件であるHDD3台じゃ使わないと思うんですよね。
8台ぐらいのHDDをミラーリングじゃコストがかかりすぎるから…という理由で導入しているのが多いと思うんです。

それじゃ、一般ユーザーのRAIDは意味無いのか?って話になりますが、正直な話、意味がないと思います。

RAID0でストライピングを組めば、アクセスは確かに速くなります。
でも、WDのRaptorのような10,000rpmのドライブをシステムドライブにして、普通の7,200rpmの大容量ドライブをもう一台用意した方が、体感的なレスポンスは上がると思いますよ。

RAID1や5などのように、HDDが壊れたときでも復旧可能なシステムは魅力に写りますが、個人ユーザーのパソコンに入っているデータで、消えたら困るデータって意外に少ないんですよね。
普段からバックアップを取っておいたり、同じデータをいくつかのパソコンにコピーしておいたりすることで、HDDが壊れたとしても泣かないですむことが多いと思います。
それ以前に、データの整理が大事だったり。w

以前、40GBのHDDが主流だった頃に、空き容量が少なくなったので、バックアップを取ろうと思ってDVD+Rメディアを10枚買ってきたのですが、データを整理して、本当に消えたら困るデータだけバックアップしたら、2GB程度だったことがあります。
今でもたぶん、すでに見たテレビ録画データとか、元のCDがある音楽データとか、消えても問題ないデータを除けば、おそらくDVD-Rに1~2枚で済みそうなんですよね。

興味本位でRAIDに手を出すのは止めませんが、投資ほどの効果はないと思っていた方がいいと思いますよ。
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