ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

あらしのよるに

2004-09-29 | 砂時計
今年は本当に台風が多い。 台風、といえば思いだすのが子どもの頃のこと。 私が子どもの頃は、まだ雨戸の戸板が木製だった。 台風がくると、母がまず雨戸を閉めた。 雨風が戸板を激しく叩く音が、子ども心には恐ろしいものというよりは、 なんだかいつもと違う時間の始まりのドラムのようでわくわくした。 押入れの隅っこにスペースを見つけて、弟二人を従えて入る。 手には懐中電灯とタオルケット。ほかにお菓子や、お気に . . . 本文を読む