埼玉県所沢にあるお墓参りに行きました。
お彼岸と言う事もあり、沢山の方がお参りにみえています。
私などはいい加減ですが、私の父母はご先祖様をとても大切にしており
少し遠くなった今でも電車バスを乗り継いででも、ひと月に一度はお墓参りをしています。
両親とも田舎育ちですが、こちらに居を移してしまったので
もう何十年も前に田舎からお墓も持って来ています。
ここは今はやりの公園墓地なので、綺麗で煩わしくない分、少し味気ない感じもしますけれど。




お墓参りをして、お墓をきれいにすると心も洗われたような気持がするのは不思議ですね。
昨日は、神奈川にある父方の兄弟のお墓をお参りしました。 そこには、親戚のお墓が3か所あります。



3年前に亡くなった叔父の墓碑銘ですが、叔父自らの書だそうです。

私の父のお墓は家墓ですが、父の弟にあたる叔父は無家名墓にしています。
ですが、この墓碑の中で子供達に未来を託し、
また出会える日を思う言葉を残しています。
映画の「お葬式」や白洲夫妻の「葬式無用」の生き方を考えるに及んで
私もいつかは誰にでも訪れるその時を、その後の事を考える年齢に
入ってきたのだなと実感しています。
何物にも捉われない潔い生き方に憧れながらも、小心者の私はやっぱり何かに
すがって、生きていたという証に捉われるのかも知れません。