goo blog サービス終了のお知らせ 

トドママのあるがままに

難病指定を受けている母親です。
笑顔を忘れないように、そんな思いだけでつらつら書きます♪

ヘルパーさん(スーパーヘルパーさん編①)

2021-05-04 11:39:00 | 病気

私は何人ものヘルパーさんにお世話になりましたが、みなさん、とんでもなく心根の暖かい方達で、単純に支えてもらうだけではなく、いろんなことを学ばせてもらいました。

ただ、中でも特にお世話になった、と言うより今もお世話になっているヘルパーさんがいます。

 

スーパーヘルパーさんと呼ばれていたその方が最初にいらした日は、なんかものすごくあちらこちら家中動き回ってくださいましたので、大変に驚きました。

数ヶ月した頃にお風呂の床が汚れている、というのを教えてくれたのもスーパーヘルパーさんでした。

我が家のタンスの中がピカーンと綺麗になったのも、スーパーヘルパーさんのおかげでした。

私が怠けてるとか、気合いが足りないとか、他のお母さんはできてるのにとか、そういう苦しさとも闘っていた時に、私の状況はおかしいと散々励ましてくれたのも、スーパーヘルパーさんでした。

「もっとヘルパー入れてもらいましょう!」と、明らかに業務外のことまで提案してくれました。こういう風に相談してみてですね、と私に手続きの仕方とかもアドバイスしてくれました。

 

 

こういう幸運な出会いがあって、私はここまで生きてこられたのだと、心底感謝しかありません。

しかしこのように素敵な心を持ち合わせる方々が、それぞれ幸せな生活を送っていらっしゃるかと言うと、実はそうではありません。

本当にいろんなことを抱えていらっしゃる。

そうしたいろんなことが素敵な人間を作るのだという、矛盾のような、当然のような、そうした事実は確かにあります。

苦労はしてほしくない、けど、そうした優しさや綺麗な心を作るひとつのきっかけは、そうした苦労なのかもしれません。

 

いろんな方の苦労話を聞く中で、本当に辛い経験の数々に心を痛めてきました。

しかし、そのことが素晴らしい人格を形成する糧になるかもしれないから、頑張って欲しいと思ったり、よくぞ耐え抜いて、生きてくれてよかった、と思うように変化したかもしれません。

 

心の綺麗で優しいみなさんが、今笑って過ごすことができているといいなと、願わずにはいられません。


現状に対する疑問(コロナ)

2021-05-04 06:46:46 | 日記

私は今やオリンピック反対論者です。

もちろん、誘致の時もコロナ前も、オリンピックを楽しみにしていました。

チケット購入の申し込みをして、あえなく撃沈しました。

パラリンピックのチケットを何とかゲットできまして!

コロナ禍にあっても、払い戻しをせずにいました。

心から待ち望んでいました。

選手達の人生を費やした努力も、その成果も、本当に楽しみにしていました。

 

しかし、やっぱり命を超えて価値のあるものを私は知りません。

私は選手たちの命を犠牲にした演技や競技を見たくはありません。

私が選手の親なら、オリンピックに行きたいと泣き叫ぶ子どもに、どう説得していいかわかりません。

こんなに感染が拡大している国に行ってほしくないと、途方に暮れ、泣いてしまうかも知れません。

 

だからこそ、大会の方で待ったをかけてあげないと気の毒だと思うのです。

決断を選手達に求めてはかわいそうです。

行きたいに決まっているのだから。

 

そしてもうひとつ、私は自分が病気である前に、医療従事者の家族です。

いろんな情報が入ってきます。

主人の所属する医師会では、ワクチン接種に費やせる医師が不足していると散々募集がかかります。

しかし、そのワクチン接種に携わる医師達にワクチンが来ないのです。

ワクチンなしでその業務に従事しているのです。

先日、実に久しぶりに懇意にしている先生達と実際に集まって(もちろん会食等はなし)、何を話したかというと誰がいつクリニックを閉めてワクチン接種の業務に携わるのか、またワクチンを行政から待っていられないから、、みたいな話をしたというのです。

同じ診療科のクリニックが全部閉まっちゃったら、それはそれで街も混乱するだろうと。

それぞれクリニックもパンク状態で、閉めることもできるかぎりしたくない状況にありながら、ワクチンを打てずにワクチンを打つ業務について話し合う。

集まることを延々と避けていたのに、わざわざ集まってした話はそういうことなんです。

 

こうした中、オリンピックのために医療従事者を募集って。

もう心が折れそうになりました。

どこにそんな余裕があるのでしょうか。

外出規制なんて、できるわけがありません。

オンライン診療なんて限りある疾患でしか不可能です。

 

オリンピックのための医療資源をワクチン接種に費やすべきです。

このスピード感では、来年の春もまたこうして自粛生活を強いられて、経済的に日本は崩壊するのではないでしょうか。

 

私は、感染症対策のためにも、忙しくて外に買いに出られないこともあるので、ほぼ毎日お弁当を作り続けています。

朝、私が機能しないときは、主人は自分でお弁当を作っています。

次亜塩素酸を自宅でも散々使用しています。

帰宅してお風呂に直行しないと叫んでしまうくらい、異常な生活が板についてしまいました 笑

コートもジャケットも洗えるものを着ています。家中洗えないものは逆に処分しました。

図書館にすら行っていません。

子どもも自主休校させます。

これ以上の対策はもう無理です。

 

さあ!皆さん、がんばりましょう!と、もう誰が言えるんですかね。

いっつもメラメラと熱く、小うるさい、この私ですら、言えません。もうしんどいです。

あちこちで起こるクラスターを、明日は我が身と思いながら待ち構えるしか方法がない現状。

今、何がどうなっているのでしょうか。