ドコモがポケベルサービスを終了するらしい。
「まだ、サービスしてたの?」と思う人が大半だろうと思う。
私は、90年代後半の、まさに最盛期にテレメッセージを担当していたことがある。
当時は、ドコモのポケベルと、電力系事業者のテレメッセージとが競合していた。
※ちなみに、ポケットベルはドコモの登録商標。一般名詞としては「ページャー」という単語を使用していました。
東海地区では、圧倒的にテレメッセージが優位に立っていた。
電力系企業がバックにいたため、かなりお役所的なところもあり、事業の好調がそれに拍車をかけていた。
しかし、i-modeをはじめとしたネットワークサービスがで携帯電話業界で始まると、テレメッセージはあっという間に没落。
ウチの会社にも、従業員の再就職の依頼とかが来ていたみたいだ。
このような時代の流れをチャンスと見ると脅威と見る人、それぞれいるかと思いますが、私は「脅威」にしか感じません。
ビジネススクールに通っていれば、クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」なんて本を読んだりするかもしれませんが、まさにその世界が現実に起きたわけです。
当たり前ですが、その体験はケースなんかとは比べ物にならないくらい衝撃的です。
携帯電話業界の草創期から成熟期まで携わっていた人間としては、このスピード感は脅威に感じるわけです。
そんなこんなで、IT業界から離れたいな~と思う今日この頃・・・。
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「まだ、サービスしてたの?」と思う人が大半だろうと思う。
私は、90年代後半の、まさに最盛期にテレメッセージを担当していたことがある。
当時は、ドコモのポケベルと、電力系事業者のテレメッセージとが競合していた。
※ちなみに、ポケットベルはドコモの登録商標。一般名詞としては「ページャー」という単語を使用していました。
東海地区では、圧倒的にテレメッセージが優位に立っていた。
電力系企業がバックにいたため、かなりお役所的なところもあり、事業の好調がそれに拍車をかけていた。
しかし、i-modeをはじめとしたネットワークサービスがで携帯電話業界で始まると、テレメッセージはあっという間に没落。
ウチの会社にも、従業員の再就職の依頼とかが来ていたみたいだ。
このような時代の流れをチャンスと見ると脅威と見る人、それぞれいるかと思いますが、私は「脅威」にしか感じません。
ビジネススクールに通っていれば、クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」なんて本を読んだりするかもしれませんが、まさにその世界が現実に起きたわけです。
当たり前ですが、その体験はケースなんかとは比べ物にならないくらい衝撃的です。
携帯電話業界の草創期から成熟期まで携わっていた人間としては、このスピード感は脅威に感じるわけです。
そんなこんなで、IT業界から離れたいな~と思う今日この頃・・・。
ドコモ、3月末でポケベルサービス終了
NTTドコモは3月末、前身の日本電信電話公社時代の1968年から続けてきたポケットベルのサービスを終了する。
ポケベルの契約件数は最盛期の1990年代半ばに1000万件を超えたが、携帯電話や簡易型携帯電話(PHS)の普及に押され、07年1月の契約数は計約44万件まで激減している。
このうちドコモの契約数は約14万件で、残りは通信会社のYOZAN(よーざん)と沖縄テレメッセージの2社だ。ドコモのサービス終了後は、首都圏と沖縄でこの2社がサービスを続ける。
携帯電話・PHSの普及に伴い、ポケベル専業で最大手だった東京テレメッセージは99年、設備投資した資金を回収できず、会社更生法の適用を申請した。各地のテレメッセージは2001年までにほぼサービスを停止していた。
3月21日22時30分配信 読売新聞
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