東亜ホーム社員日記

東亜ホーム㈱の社員の日常を徒然なるままに日記にしました。

二つの記念館

2007-05-24 | バックナンバー
この春松山市に二つの記念館(呼称は一方をミュージアムという)がオープンした。

今日は伊丹十三記念館に行ってきた。名前に因んで常設13の展示コーナーがあってそれなりに楽しかったぞな。特に伊丹氏をハッキリ認知したきっかけは、かのエンターテーメント映画『お葬式』の監督をされた事だったが、実はそれまでいろんな職業や才能を持っていたという事も解った。

勿論一応「建築屋」並に構造物も興味を持って見てきたぞな。中央の中庭や回廊なども心和む空間だった。入り口で頂いたパンフレットもイイ。場内にいらした案内係りの女性の笑顔は更に素敵だった。

伊丹氏と松山との関りは以前から知っていたが、それに比較するともう一つの記念館「坂の上の雲」ミュージアムに登場する三人の主人公は、もっと松山に所縁のある実在の人物だ。それ故に中村市長が推進する坂の上の雲街づくりは、市民から絶大な支持を受けてもいいはずだ。

でも本当にこの街づくりは、シチズンコンセンサスを得ているのだろうか???

夏目漱石はこの地で「坊ちゃん」を書いた。松山の事はあまり良い印象ではなかったかもしれないが、執筆後100年経った今、市民の大部分の方が愛読しただろう。片や文庫本全8巻にも渉る司馬遼太郎著「坂の上の雲」をいったいどれくらい割合の市民の方が読んで物語や登場人物を理解されているンだろうか?

建築計画から実際に竣工するまでの多くを県外で生活していたDが、わが街の市制はとても気になっていたが、この箱モノ建築物が本当に必要だったのかどうかは、やっぱりこのミュージアムに行って、見てから判断したいヨ!!!

ちなみに入場料は市運営が400円(らしい)で、ここは800円だった。

伊丹十三記念館の中は写真撮影禁止だけど、唯一許可されている処で・・・
(撮影は笑顔が素敵な案内の女性)



Dがどこにいるのか解ります?・・・本当は恥かしかったア~



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