21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

予想通りの負けで大騒ぎするマスコミって?

2010-10-25 10:37:23 | 政治にモノ申す
 北海道5区の衆院補選で、予想通り自民党の町村氏が勝った。この選挙だが、戦前からマスコミは、参院選敗戦後の民主党政権に対する国民の審判であり、菅政権にとって今後の国会運営を左右する大事な選挙と大げさに与太を飛ばしてきた。

 はっきりいって、選挙結果など、やる前から見えていた。その証拠に、菅総理は選挙中は応援にさえ来なかった。「負けの責任をとりたくないから」とさえ、陰口を叩かれた。要は一議席失うだけの話で、政局に影響するわけでもなんでもないということだ。

 地元マスコミは、統一地方選に影響するというが、こんな結果みえみえの選挙が影響するわけなかろう。来年の選挙に影響するのは、これからの政権運営によって国民の暮らしがどうなるかだろうが。一体、こんな選挙のどこが政局を左右する選挙なのか。マスコミの認識とはその程度のものなのか。

 怖いのは有権者も政治家も、そんなマスコミにことごとく踊らされ、捻じ曲がった世論が形成されていることだ。

 ちなみに、この補選、争点は政治とカネといわれた。しかし、有権者の声を聞いても、政治とカネなどおまけで、やっぱり政治に求めるのは、景気、年金、雇用、何よりどんな国をつくるつもりなの?であった。

 見当違いの報道に、この国はいつまで踊らされ続けるのだろうか。



コメント
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