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21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

シラケ選挙で戦争放棄を放棄する国民

2017-10-17 11:38:21 | 政治にモノ申す

 期日前投票に行ってきた。そこそこ混んでいて意外だったが、投票率が上がるかと言うと、たぶん下がるだろう。選ぶ側も選ばれる側も、まるで熱気が感じられない。こんなシラケた総選挙は久しぶりだ。

 それにしてもこんなに各党の公約にやる気も真実味も真剣さのかけらもない選挙があってよいものか。ろくな人材がいないのなら、せめて政策だけでも示してくれと声を大にしていいたい。

 今となっては懐かしさすら覚えるが、マニフェストをブームで終わらせてしまった民主党政権の罪は大だ。

 大新聞は自民が300議席確保とうたうが、おぞましい限りだ。腰抜け野党の不甲斐なさだけが浮き彫りになったドッチラケ選挙。戦争放棄の放棄をこんなに簡単に許してしまう国民らしいといえばそれまでなのだが、永久の平和が続くと本当に思っているのだろうか。

 

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政権選択なき総選挙

2017-10-04 15:15:45 | 政治にモノ申す

 今回の総選挙だが、民主党が政権交代を遂げたときのような熱気はまるで感じない。にもかかわら希望の党があたかも二大政党の一翼を担うかのごとくバカ騒ぎする、メディアのえげつない過剰報道ぶりには、あきれ返るばかりだ。試しに「総選挙」とネットで検索したら、AKB総選挙しか出てこなかった。こんなに熱気のない選挙は初めてではなかろうか。

 所詮は安倍首相じゃないが、希望の党など所詮はブームに乗った政党であり、政権担当能力が備わっているとは到底思えない。

 世論調査が行われれば、はっきりするだろうが、政策も人材も見えない政党に政権を託すほど国民は愚かじゃないだろう。

 それにしても、一世を風靡したあのマニフェストはどこに消えてしまったのか。民主党政権崩壊とともに消えてしまったのか。だとしたらがっかりだ。マニフェストは民主党が果たした唯一の成果だった。

 完成度は高いとは言えなかったが、その意図は理解できた。公約の達成目標を数値で表すことは必要なことだし、有権者には最もわかりやすい公約だ。政権交代前後の総選挙では、民主党がいち早くマニフェストを国民に示し、他党も追随し、曲がりなりにも政策論争が成立し、まともな選挙が行われた。 

 今はどうだ。投票日まで20日を切っても、野党は政策そっちのけで、ついた離れたである。そんな政党に政権運営などできるわけがない。たぶん憲法改正、消費税、原発が大雑把な争点として掲げられるだけで、貧困家庭の救済、少子化対策、年金制度の維持など、身近な課題は何一つ語られないのだろう。

 はっきり言って、自公政権を支持してはいない。しかし、とって代わる政党がいないのだ。困ったことだ。とりあえす、今回は政権選択ではなく、政権の暴走に待ったをかけるのはどこなのかしか選択肢はない。

 

 

 

 

 

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政策重視の政界再編を!

2017-09-26 06:59:22 | 政治にモノ申す

 小池都知事が新党「希望の党」を立ち上げた。評価できるとすれば、政界再編の起爆剤になる、それのみである。ただし、保守を主張するあたり、正直、新しい政治は期待できそうもない。

 なぜ、保守、革新という枠組みが存在するのかといえば、所詮は55年体制を引きずっているからであり、政策的な側面は何もないのだ。保守革新の分岐点は、イデオロギーが霧消した今は、憲法改正のみといっていい。

 55年体制はアメリカの占領政策によってもたらされた、資本主義のテーストを前面に出した共産主義体制にほかならなかったわけで、日本復興の原動力であった。資本家と労働者がそれぞれの立場をわきまえ、戦後復興に努めてきたわけだが、復興完結を意識してからの次の一手がなかなか定まらず、今日まで政治が成熟しない状態で時間だけががいたずらに過ぎている。

 政治家たちは、保守だ、革新だとかっての幻想にいつまでしがみついているのか。もういい、肝心なのは日本がどう歩むかの政策に尽きる。その是々非々で離合集散すればいいだけではないか。

 かねがね、自民党では河野太郎、小野寺五典らに期待してきたのだが、ありきたりな大臣から脱却できずにいる。かつての民主党では原口一博や細野豪志に少し期待したもの、期待外れだった。

 今では若手のバカっぷりばかりが目立ち、結局は昔の若手のリニューアルにごまかされているのが現状だ。

 政界再編は大いに結構なことではあるが、保守だ革新だはもううんざり、これからを見据えた真の若手政治家の登場を切に望む。消費税だって本当に国民にとってプラスになるのであれば上げればいいし、憲法だって同じだ。今必要なのは結果ありきの言い訳じみた議論ではなく、何が必要なのかを見極める真面目な政策議論だ。

 社会保障一辺倒の増税、他国の脅威一辺倒の改憲は、到底納得できない。

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北のミサイルより深刻な脱力政治

2017-09-21 21:30:29 | 政治にモノ申す

 憲法改正以外に目標を持てない安倍も大馬鹿野郎だが、そんな安倍を蹴落とせない民進党は負けないくらいノータリンだ。

 公民権停止中の夫の代わりに妻を擁立したり、ヒステリー女代議士にバカハゲ呼ばわりされた秘書を出そうとしたり、お前ら本当にやる気あんの?

 政権交代の象徴だったマニフェストは一体どこに消えてしまったのか。まったく世も末だ。

 今回の選挙、加速度的に進行する脱力政治の方が、北朝鮮のミサイルなんかよりはるかに脅威だ。

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今こそ既成政党をぶっ壊せ

2017-07-03 17:05:42 | 政治にモノ申す

 今回の都議選の結果で思い出されるのが、大阪維新の会のから騒ぎだ。

 タレント弁護士橋下が大阪府知事選になって、大阪維新の会は大阪からやがて国政に飛び火したが、結局は既成政党の牙城を切り崩すにはいたらず、最後は空中分解し、国政に痕跡こそ残したもの結局はローカル政党に逆戻り。今後の政局次第だが、自民党が自爆しない限り、地方選で負けるのは目に見えている。タレントに逆戻りした橋下の変わり身の早さがそれを物語る。大阪都構想はいったいどこに消えてしまったのか。

 都議選で圧勝した都民ファーストだが、メディアは国政への影響を煽るが、果たして大阪維新の会と同じ末路をたどるのだろうか。

 今のところ小池知事は否定的だが、周囲がさらに煽ればその気になるのかもしれない。ただし、所詮は元々自民党であり、防衛大臣まで務めた人である。橋下ほど気楽な立場ではない。国政で自民党と真っ向勝負する可能性は低いだろう。

 むしろ期待するのは、既成政党の離合集散のキーパーソンになることだ。自民党も民進党も、55年体制の終焉とともに完全に軸を失い、ただの寄り合い所帯と言っていいい。だからこそ維新の会や都民ファーストが誕生したのだ。ならば、既成政党を完全にぶっ壊し、新しい政党の枠組みを模索することこそが自然の流れだ。公明党と共産党以外は、みんな出直して2つないし3つの新たな政党を創出するのが自然の流れではなかろうか。

 そのためには都民ファーストが、大阪維新と同じやり方をしてはだめだ。今期待すべきは、新党構想をかかげ自民や民進からごっそり引き抜くことだ。勝ち馬に乗る輩は多いこともそうだが、それだけではなく何をするのかを明確に打ち出せば、人は絶対集まる。国民は昔の強い自民党を求めているわけではないし、今の自民党にそんな力はない。安倍が飛べば全部飛ぶのが現実だ。政権奪取を果たした民主党がぶっ飛んだのと大差ないのだ。

 来年の天皇退位を考えれば、年内解散総選挙の可能性が大きいだけに、タイミング的には今がベストだ。そうなると政治が少しおもしろくなる。戦争を知らないお坊ちゃまに簡単に憲法改正を許すようでは世も末だ。

 

 

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