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映画「硫黄島からの手紙」を見て

2006年12月18日 10時24分47秒 | エンターテイメント
映画「硫黄島からの手紙」を見て





解説
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月。アメリカ留学の経験を持ち、
米軍との戦いの厳しさを誰よりも覚悟していた陸軍中将・栗林が硫黄島に降り立った。着任早々、栗林は本土防衛の最期の砦である硫黄島を死守すべく、
島中にトンネルを張り巡らせ、地下要塞を築き上げる。
そんな栗林の登場に、硫黄島での日々に絶望していた西郷ら兵士たちは希望を見出す。だが、一方で古参の将校たちの間で反発が高まり…。

イーストウッド監督、スピルバーグ製作の『父親たちの星条旗』に続く、
硫黄島2部作の第2弾。
日本の最南端にほど近い太平洋に浮かぶ、東京都小笠原村硫黄島。
山手線一周ほどもないこの小さな島は、米軍の本土攻撃を食い止める最期の砦として重要な拠点だった。米軍は当初、
圧倒的な戦力の違いから5日で陥落できると踏んでいたが、
予想以上の日本軍の抵抗によって激戦は36日間に及んだ。この硫黄島の戦いを率いた日本軍の栗林中将、若き兵士・西郷ら何人かの人物に焦点を当て、
硫黄島での戦いを明らかにしていく。戦後61年が経ち、
地中から発見された数百通の手紙。
届かぬとわかっていてしたためられた家族への思いが、余りにも悲痛で胸を打つ。





戦争映画はしばらく観てませんでした。
私も硫黄島の名前くらいは知っていましたが、
こんな出来事がたかだか60数年前に起きていたとは信じられない気持ちです。

映画の冒頭に、青く澄んだ海の中にぽっかり浮かぶ小さな硫黄島が出て来ると、
胸の詰まる思いに駆られました
硫黄島という島がどこにあるのかすら、よく知らなかった。

演技の面ではやはり渡辺謙さん人間的に包容力があり温かみのある上官役とても惹きつけられました。

二宮君演じる西郷は、
戦争の馬鹿らしさ、むごさ、むなしさを冷静にみています。
しかし、その冷静な彼が涙する場面があります。
残酷で悲惨だが、西郷役の青年がなによりいい
何かで読みましたが、二宮君が準主役みたいに?

多くの人にこの手紙を受取ってもらいたいと思っている。

今日も、同じように朝日は昇り、夕日が沈むが、映画のラスト近く、
硫黄島の入り江に夕日が沈むシーン‥‥‥、
醜悪な戦場の様相と、美しい日没の光景、この対比が象徴的な作品であった

クリント・イーストウッド監督は、キーワードとなる
理性と涙する感性、この人間の持つ両面を映画の中で
巧みに表現しています。

私は、よかった映画だと思いました


本当は洋画が好きなんですが









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