オッチョ倶楽部

「20世紀少年」研究などなど。
単行本を未読の方は読んでから見てね。
他に「孤独のグルメ」「クロ高」
もやってます

20世紀少年:1970年・9~12月頃(スプーンを売る男の巻)

2005-11-30 | 20世紀少年:1970年
20世紀少年:1970年・9~12月頃
夏休みを棒に振ってまで、用意した嘘の万博日記も読まれず、
さらに自分より下に見ていたサダキヨが、
一言も言わずに転校していったことで、失意の日々を送るフクベエ。
そんなある日、出会ったのはかつての仲間であるヤマネと、
道端でスプーンを売っている男だった・・というわけで今回も、
16巻ともだち歴3年フクベエ目線は赤でいってみましょう。
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9月1日
5年3組教室。関口先生からサダキヨが転校になったことを報告され、
 一言も聞いていなかったフクベエはショックを受ける。
 嘘の万博日記も読まれず、誰も万博の話を聞きに来ない、
 さらにクラスの注目は首吊り坂で幽霊を見たという
 ケンヂやオッチョ達に注がれることに・・
(16巻)
フクベエ同様、万博話でスターになるはずだった
 学級委員のグッチィもケンヂ達にジェラシーを抱く。
 ユキジの記憶によると、このときクラスの様子が変わったらしい。
(10巻)
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*学級委員のグッチィについて。
 いつもサッカーをしていて、1997年には大手都市銀行の融資課長。
 同じく1997年のクラス会でも発言が多く、
 少年時代のグッチィは運動神経も良く、クラスの人気者である、
 という自負がありそうです。
 当然この時も自分が話題の中心になると思い込んでいたのに、
 スターの座をケンヂ達に奪われ悔しい思いをしたようです。
*そういえば4年生の時の学級委員はオッチョでしたね(12巻)。
 もともとオッチョあたりにライバル意識があったのかもしれません。
 そういう意味ではここでフクベエや、
 同じ万博組みのヤマネとつながりがありそうですが、
 ひねくれフクベエ達とは他に接点は無さそうなので、
 反ケンヂ、という思いはありながらも一緒に組むことは無さそうですね。
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9月18日
ジミ・ヘンドリックス、27歳の若さで亡くなる。(7巻)
10月4日
ジャニス・ジョプリン、27歳の若さで亡くなる(7巻)

オッチョ、「大脱走」のリバイバル公開を映画館で見る。(6巻)
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*後に興味の対象が音楽から映画にうつったと語るオッチョ。
 相次いでスターが亡くなっているこの辺で興味を失ったのかもしれません。
 「大脱走」を見たのもたぶんこの頃でしょう。
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枯葉舞う季節
学校帰りフクベエが1人歩いていると道端でNASAのスプーンを売る万丈目。
 それを冷やかすヤマネの姿が。ヤマネに話しかけるフクベエ。
(16巻)

ひそひそ話しを続けるフクベエとヤマネ。
 片付けようとする万丈目のスプーンを手に取ったフクベエ、
 スプーンを曲げて見せる。驚く万丈目。
(16巻)
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*ここでヤマネはフクベエをともだち、と呼んでいます。
 更に、久しぶりだね、絶交解いてくれるかな、等話しかけています。
 ヤマネがフクベエに絶交されたのは、オッチョに秘密を話したから?
 それがいつ頃かというのは、1969年の項でも書きましたが、よくわかりません。
 あまり考えずに先に進みます。
 どうでもいいですが、少年時代のヤマネも可愛い顔をしてますね。
 大人ヤマネはひどいもんですが。
*また、この時の万丈目との出会いから、
 ‘しんよげんの書’に出てくる防毒マスクのセールスマン、
 というイメージが浮かんだと思われます。
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12月
バッドフィンガー「嵐の恋」発売。
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*14巻、ヴァーチャル・アトラクションに侵入し
 1971年8月31日のケンヂの部屋に到着したカンナが、
 FENを聞いた時に流れていた曲。

20世紀少年:1970年・8月29日~31日(屋上の少年の巻)

2005-11-29 | 20世紀少年:1970年

20世紀少年:1970年・8月29日~31日
首吊り坂屋敷事件翌日、
テルテル坊主に隠れていた少年達の正体を突き止めようと、
小学校の屋上にやってきた小泉。そこで小泉が見たものは・・
ということで、今回も、9巻2014年ヴァーチャル・アトラクションは青でいきましょう。
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秘密基地で目覚める小泉、外を見るとヨシツネが。
 ヨシツネにゆうべ見た2人の少年のことを聞くと、1人はわかる、
 いつも学校の屋上にいるよ、名前はサダキヨ。
 小泉、嫌がるヨシツネを無理やり連れて小学校へ向かう。
(9巻)

屋上で宇宙人と交信しているサダキヨ(キッド面)。小泉たちが話しかけると、
 いつのまにか小泉たちのうしろにハットリくんお面の少年が。
(9巻)
あなたがともだちでしょう、と問い詰める小泉。
 お面を取ろうとするが、あわてて止めに入るヨシツネ。
 するとハットリくん少年、「お面をとったら友達になってくれる?」と、
 自分からお面を取る。
(9巻)
お面の下の顔を見る小泉。その顔には大人のサダキヨ顔が。(10巻)
悲鳴を上げる小泉。(ヨシツネは目をつぶって、顔は見ていない)
 ここで2014年ヨシツネによりヴァーチャル・アトラクション強制終了。(9巻)
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*ハットリくん面が出てくるのは
 ヴァーチャル・アトラクションがスタートした時以来です。
 ただ、最初に登場した少年とは違うと考えたほうがよさそうです。
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サダキヨ、転校することに。(3巻)
サダキヨ、担任である関口先生に、
 転校の報告を兼ねて暑中見舞いのハガキを出すことに。
 ハガキには、この夏休み、僕にも友達が出来ました。の文字。
 その後、友達が出来たことをよろこぶ先生からの返事が
 サダキヨの元に届き、その後数年間に渡り年賀状のやり取りへ。
(10巻)
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*この年賀状のやり取りのおかげで2002年、モンちゃんがサダキヨを探し当てます。
*フクベエに、あれだけ嫌な思いをさせられ、
 又、フクベエ自身の嫌な面をみせられながらも
 友達が出来たと報告するサダキヨ。悲しいです。
 しかし、確かにちょっと変わっているとはいえ、
 サダキヨにはなぜフクベエ以外に相手してくれる人がいなかったんでしょう。
 少年時代のサダキヨはとても可愛い顔をしています。
 もしここで、フクベエなんかに会わずスクスクと育っていたら
 将来は石田純一クラスの2枚目を予感させます。
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20世紀少年:1970年・8月28日その2(首吊り坂屋敷の巻)

2005-11-28 | 20世紀少年:1970年

20世紀少年:1970年・8月28日 その2
幽霊がでるという噂のある首吊り坂屋敷。
その屋敷に隠された真実とは・・!ということで今回も、
16巻ともだち歴3年フクベエ目線は赤
8、9巻2014年ヴァーチャル・アトラクションは青で。
また、両巻で共通している部分は緑にしてみました。
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夜12時頃
帰るところのない小泉、ケンヂに案内された秘密基地で夜を迎える。
 ひもじい思いをしているところへ、おにぎりを持ったケンヂが現れ、
 首吊り坂屋敷へ誘う。
(8巻)

キッド面をつけて集合場所の公園を覗くフクベエ。
 首吊り坂へ先回りしようとした所、遅れてきたケンヂと鉢合わせてしまう。
 ケンヂは「お前も来たのか」と、集合場所に一緒に引っ張っていくことに。
 ケンヂにお面を取るよう促されたフクベエ、
 お面を取り、万博から帰ってきたところで・・等々、嘘の言い訳を並べるが、
 ケンヂは聞いてない。集合場所についてからも嘘の言い訳を言うフクベエ。
 しかしここでも誰も聞いていない、
 おまけに誰もフクベエのことを気にかけてくれていなかった・・
(16巻)
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この時集合している少年8人小泉
 ケンヂ、オッチョ、ヨシツネ、モンちゃん、コンチ、フクベエ、
 出っ歯眉毛つながり少年、吊り目前髪パッツン少年
不参加組
 マルオ、ケロヨン→怖くなった。ドンキー→幽霊なんかいるわけない。
 サダキヨ→首吊り坂屋敷へ先回りしている。
*参加している少年の中で2人、名前のわからない少年がいます。
 出っ歯少年は1巻にいたキンちゃんかとも思ったんですが、やや微妙・・
 吊り目少年は9巻の着流し男かとも思ったがこちらも微妙・・
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8人+小泉で屋敷へ。オッチョが屋敷にまつわる逸話を聞かせる。(8巻)
自分の仕掛けでみんなが驚いて逃げ回る様が待ち遠しいフクベエ。
 そしていよいよ巨大テルテル坊主が吊るしてある階段の下へ行き、
 懐中電灯で照らすと・・
(16巻)
先頭にいたケンヂとオッチョ、
 階段後ろ踊り場を何かが横切るのを目撃。
(8・16巻)
白く浮かび上がるテルテル坊主・・
 だがすぐにイタズラだとわかり大笑い。
(8・16巻)
失敗したことにショックを受けるフクベエ。(16巻)
ひとしきり大笑いしたあと、みんな帰り始めるが、
 ケンヂとオッチョは先ほど目撃したものを確かめるため、
 「ちょっと上を見てくる」と2階へ向かう。
(8・16巻)
2階へあがるケンヂとオッチョを見上げるフクベエ。
 サダキヨがいることがバレてしまうと思いすぐに後を追いかけ2階へ。
 ケンヂ達の会話からやはりサダキヨが見られたと思い、
 サダキヨを探す。
(16巻)
隠れているサダキヨを見つけるフクベエ。ケンヂたちに見つからないよう、
 テルテル坊主の後ろまでサダキヨを引っ張ってきてキッド面をかぶせ、
 責任をなすりつけ始める。
(16巻)

一度は帰りかけるものの、
 ともだちのことをケンヂとオッチョに問いただすため屋敷へ戻る小泉。
 するとテルテル坊主の中から話し声が聞こえる。
(8巻)
やはりケンヂとオッチョが気になるヨシツネ。屋敷へ引き返す。
 (ここは2014年ヨシツネの回想より)(8巻)


サダキヨを脅すフクベエ。
 「もししゃべったら、もう友達じゃないからな。もししゃべったら・・・
 殺すぞ」。
(8・16巻)
会話をきいてテルテル坊主のシーツをあけようとする小泉。(8巻)
誰かがいる気配を感じるフクベエ。シーツの向こうにはヨシツネが。
 (会話聞いていた?)
(16巻)
シーツをあけようとする小泉をヨシツネが止める。(9巻)

すると2階からケンヂ達が悲鳴を上げながら駆け下りて、
 そのまま屋敷の外へ逃げ出していく。
 それを見たフクベエとサダキヨもあわてて逃げ出す。
 あとから逃げ出した2人を見た小泉とヨシツネだが、
 誰かはわからず。小泉たちもすぐ逃げ出す。
(9・16巻)

屋敷の外でケンヂ達に追いついたヨシツネ。
 2人に何を見たのか聞くと、「本物の幽霊見た」。
 屋敷を見上げ3人さらに逃げ出す。
(16巻)
草陰で3人の会話を聞いていたフクベエとサダキヨ。
 フクベエが僕も見たいと、屋敷に戻る。サダキヨも仕方なく後をついていく。
 2階の奥の部屋までいくと、突然サダキヨがフクベエを見て悲鳴を上げ始め、
 のっぺらぼうだぁ、と叫びながら逃げ出してしまう。
 1人残されたフクベエ、鏡に映る自分の顔を見つめ、
 「君は・・・誰・・・?」
(16巻)
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*果たしてケンヂとオッチョは本当に幽霊を見たのでしょうか。
 そしてそれはサダキヨが見たものと同じものだったのか。
 このシーンに関しても謎が残されたままです・・
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*しかしこの辺の展開はよく出来てますねぇ。
 こういった、同じシーンを違う目線で、という展開の仕方、
 パルプ・フィクションなんかもそうでしたが、大好きです。
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20世紀少年:1970年・8月28日その1(アトラクションの巻)

2005-11-27 | 20世紀少年:1970年
20世紀少年:1970年・8月28日 その1
止むを得ない事情から、
ヴァーチャル・アトラクションに参加することになった小泉響子。
アトラクションがスタートすると、そこはまだ自分が産まれていない1971年の世界・・
だが、実はそこにもともだちの嘘が隠されていた・・!というわけで、ここでは、
16巻フクベエ目線に加えて、8巻ヴァーチャル・アトラクションでの話も重なります。
今まで通り、ともだち歴3年フクベエ目線は赤
2014年ヴァーチャル・アトラクションは青でいってみましょう。
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小泉響子、ともだちランドのボーナス・ステージ、
 ヴァーチャル・アトラクションスタート。
(8巻)
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*ここで小泉が最初に見る人物はケンヂの母、チヨっぽいですね。
 そしてハットリくんのお面をつけて「遊ぼ」と走り去るタンクトップの少年。
 少年時代にタンクトップを着てるのはケンヂかドンキー。
 裸足ならドンキーで間違いないんですが、ちょっと確認は難しいですね。
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ジジババの駄菓子屋で新聞を見る小泉。
 日付は1971年8月28日(実際には1970年。ともだちの嘘)
 ふと見るとケンヂ達が。
(8巻)
ケンヂ、オッチョ、マルオ、ヨシツネ。アイスを食べながら首吊り坂屋敷の話。
 オッチョが中村の兄ちゃんの友達が見たという幽霊の話。
 今夜見に行こうと計画。
(8巻)

フクベエの狙い通り町中が首吊り坂屋敷の話で大騒ぎに。
 町の様子を調べるサダキヨ、ケンヂ達も噂していることをフクベエに報告。
 うれしそうなフクベエ。
(16巻)

ケンヂ達に話しかける小泉。すると、別な少年がケンヂ達に声をかける。
 少年はトモコという人物(ケンヂ達の同級生?)の弟。小4。
 火事で焼けた醤油工場の中に入ってしまった
 長嶋選手のサインボールを取ってくれるようお願いする。
 犬に襲われそうになりながらも何とかボールを取ってくることに成功。
 トモコの弟はサインボールをもらってさっさと帰ってしまう。
(8巻)
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*この醤油工場の出来事、小泉が戸を縛り付けているヒモをほどくことで、
 無事、犬に襲われずにすみますが、
 もしほどけていなかったらどうなっていたんでしょう。
 ヴァーチャル・アトラクション的にはゲーム・オーバーなんでしょうか。
 現実的にはどんな展開だったんでしょう。誰がヒモを外したのか?
 とても気になりますが、たぶん今後この話題に触れられることはないでしょうね。
*ちなみにこの醤油工場、
 1年後には、ヨシツネが1人で秘密基地を作っていた場所でもあります。
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相変わらず嘘日記を書き続けるフクベエ。
 とうとう8月31日分まで書いてしまう。
 すると今度こそ本当にケンヂがフクベエの家に。
 嘘日記のこともあり、出るのを躊躇するフクベエ。
 ためらっているうちに、家にいないみたいだ、
 とケンヂに思われてしまいあせるフクベエ。するとケンヂ達の話声が聞こえ、
 どうやら今夜12時集合して首吊り坂屋敷を見に行くらしい・・
(16巻)
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*自分が仕掛けたことでケンヂがびっくりする姿が
 フクベエとしてはどうしても見たいことでしょう。この後実行にうつします。
 そしてケンヂ、わざわざ家まで誘いに来るとは、
 一応フクベエのことを仲間という意識があるようです。
 8巻でのケンヂの発言からはモンちゃん、ケロヨンと同列、
 つまり仲間、な感が伺えます。
 そうはいっても、夏休みは大阪にいる、と公言していた筈なのに、
 誘いに来るということはあまり話を聞いていなかったとも思えます。
 仲間という意識はありながらもそれだけ存在感がなかったのかもしれません。
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20世紀少年:1970年・7月20頃~8月11日頃(万博の巻)

2005-11-26 | 20世紀少年:1970年

20世紀少年:1970年・7月20頃~8月11日頃
何が何でも万博に行った事にしなければいけない、
そうしないとせっかく認め始めてくれたケンヂにも相手にされなくなってしまうかも・・
そして徐々に壊れていくフクベエの人格・・というわけで、
今回も16巻ともだち歴3年フクベエ目線の話は赤でいってみましょう。
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ケンヂ、オッチョ、マルオ、ヨシツネ、ケロヨン、コンチでかくれんぼ。(21巻)
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*こちらのシーンは、夏、ということくらいしかわかりません。
 ただ、1971年の夏はもう揃って遊びまわることは無さそうなので、
 この年か1969年、だと思われます。どっちでもいいんですけどね。
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秘密基地。オッチョの大阪にいる親戚のおじさんのツテで、
 万博行きが決まっているケンヂ、オッチョ、マルオ、ヨシツネ。
 万博でのスケジュールを立てる4人ドンキーも誘ってはいたものの、
 新幹線代も厳しい家庭事情のためドンキーは参加できず
(7巻)。
万博行きがあきらめきれないドンキー。
 ケンヂに大阪まで行きたいから自転車を貸してくれ、とお願いに。
 快く貸すことにするケンヂ
(7巻)。

ところがそんなケンヂもやはり家庭の事情から、
 急遽千葉に旅行に行くことになり、万博にはいけなくなってしまう。
 自転車貸そうか、というオッチョに
 小学生が自転車で大阪行くなんて無茶だ、と答える。
(7巻)
ケンヂ、万博ガイドブックを夏休み中ずっと見る。(21巻)
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*結局ケンヂも万博には行けなくなってしまう訳ですが、
 ケンヂの性格上、ドンキーと一緒に自転車旅行にチャレンジしそうですが、
 結構冷静でしたね。
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 ここで、万博行った組と万博行けなかった組を整理してみましょう。
万博行った組(2泊3日ぐらい)
  オッチョ、マルオ、ヨシツネ
  ユキジ(おじいちゃんに連れて行ってもらう。12巻)
  モンちゃん(2002年、サダキヨに万博の話をしている。11巻)
通称‘万博組’(夏休みの間中、ずっと大阪で万博三昧)
  ヤマネ(2組の今野に暑中見舞いが来た、とのオッチョ情報。12巻)
  グッチィ(首吊り坂の幽霊騒ぎでクラスの人気者になったケンヂ達に嫉妬。12巻)
万博行けなかった組
  ケンヂ(結局、千葉にいくことに。7巻)
  ドンキー(自転車で行こうとしたものの、途中で自転車が壊れて断念。7巻)
  フクベエ、サダキヨ
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夏休みの間中、万博に行っていることになっている為、
 外出するときはキッド面をつけて出かけるフクベエ。
 隣の学校の生徒にサダキヨと間違われ殴られることに。
 その後、窓に映った自分を見つめるフクベエ、
 お面を取るとその下はのっぺらぼう。
(16巻)

8月11日付け、万博会場にいるという嘘日記を書フクベエ。
 鏡を見つめ、自問自答。サダキヨ?カツマタ君?
 そして最後に、君は誰?
(16巻)
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*ハッキリとカツマタ君の名前が出てくるのは、
 年表的にいくと、この時が最初です(たぶん)。
 フナの解剖うんぬんは12巻で6年生の時の記憶としてユキジが言っているので、
 恐らく最初です。最初ということにします。
 ここでなぜフクベエはカツマタ君の名前を出したのか?
 サダキヨはお面を借りている訳ですからわかります。が、カツマタ君は唐突です。
 笑いながら否定しているところを見ると、カツマタ君がいるのはありえない、
 ということになりそうですよね。
*ではカツマタ君はこの時点ですでに亡くなっていたんでしょうか?
 しかしカツマタ君はフナの解剖の前日に亡くなったことになってます。
 そしてケンヂ達がフナの解剖をするのは6年生。
 ではカツマタ君はケンヂ達と同学年ではないのか?
 14巻でモンちゃんたちが理科室へ向かう途中の会話や、
 11巻で、ヤマネの仲が良かったコが死んだ、
 理科の実験の前日に死んだ、という話から、
 やはりカツマタ君は同学年と見るべきでしょう。
 カツマタ君という存在はあくまでも都市伝説的なものなのか、
 それとも実在していて、フクベエ達の仲間なのか、
 今の段階では、あたくし、わかりかねます。
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自問自答するフクベエ、そこへハットリくーんと呼ぶ声が。
 もしかしてケンヂ!?と淡い期待を抱くものの、
 そこには殴られた痕の残るサダキヨ
 (お面はフクベエに貸しているので素顔)が。
 名前を呼ばれ、むなぐらをつかんで怒るものの、
 サダキヨのケガを見て、自分も殴られたことを思い出したのか、
 手を放すフクベエ。そして、何か面白いこと考えろと要求をするフクベエに
 サダキヨは首吊り坂の屋敷を教え、2人で見に行くことに。
(16巻)
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*こうして2人でオバケ屋敷を見にいく2人。
 怖がるサダキヨに対してフクベエがいう「幽霊なんていやしない」というセリフ、
 14巻ヴァーチャル・アトラクション内でのドンキーの
 「オバケなんて、いやしないんだよ」と似てます。
 その後の人が死んだらうんぬんも基本的に考え方が一緒です。
 またまた匂いますよ・・
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フクベエの発案で首吊り坂屋敷にシーツを吊るし、
 巨大なテルテル坊主を吊るすことに。
 そして夜、なにやらよからぬことをしようとしているカップルが屋敷に。
 そこでのっぺらぼうを見て逃げ出すカップル。
 フクベエは作戦が成功したと喜んでいるものの、
 サダキヨは何かに気づいている様子・・
 鏡を見るフクベエ、そこにはまたものっぺらぼうが・・
(16巻)

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*2006年3月21巻の内容に合わせて更新しました。
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20世紀少年:1970年・6~7月頃(行かないったらの巻)

2005-11-25 | 20世紀少年:1970年
20世紀少年:1970年・6~7月頃
ケンヂにも認められ、クラスのスターになるはずだった夢の万博。
そう、その先には輝かしい未来があるはず、だったのに・・というわけで、
今回も16巻ともだち歴3年フクベエ目線の話は赤でいってみましょう。
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区立第3小学校でスプーン曲げ流行る(海外ニュースの情報から?)(10巻)
小学校屋上。力でスプーンを曲げようとするケンヂに、
 後ろから「ズルはダメだよ」といって走り去るキッド少年。
(10巻)
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*このシーン、2000年のケンヂとカンナの会話では、
 ケンヂはキッド少年の事をサダキヨ?と言っていますが、
 当のサダキヨは屋上でケンヂを見かけたことは覚えていながらも、
 会話の内容までは覚えていませんでした。
 2014年にカンナからケンヂが言っていたこの時のエピソードを聞いたサダキヨは、
 会話を覚えていてくれたケンヂに感激しています。
 しかしこの時のキッドは本当にサダキヨなんでしょうか。
 サダキヨ本人も会話の内容を聞いても
 完全には思い出していないようにも受け取れます。
 何しろキッドが2人いるので、
 このシーンに関しても完全にサダキヨだと決め付けることは難しくなってきました。
 又、これまではサダキヨがいたのは小5の1学期ということで、
 この時期に書いていましたが、こちらも変更の可能性があるかもです。
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公園で本を読んで勉強しているキリコ。
 目の前をフクベエ、ヤマネ、キッド面の3人がニヤニヤしながら通り過ぎる。
 そしてキリコに話しかける、後から1人遅れてきたキッド面をつけたサダキヨ。
 キリコにお面をとるよう促され、恥ずかしげにキッド面を取ると、
 お面の下は可愛らしいサダキヨ。
 そんなサダキヨを見るキリコ、ふと離れたほうを見ると
 フクベエ、ヤマネ、キッド面の少年が談笑。
(20巻)
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*このシーンは、20巻ともだち歴3年、キリコの回想からです。
*また、このシーンが何年になるのかわかりません。
 キリコが制服の夏服を着ているので6~9月くらいということはわかりますが・・
 サダキヨが転校してきたのが1970年なのでここに書いてみましたが、
 1969年に秘密基地でフクベエとサダキヨが出会っていることを考えれば
 1969年の話かもしれません。そもそもここでいきなり出てしまった謎の少年、
 こいつのせいでかなり混乱させられてます。こいつのおかげで、
 ハッキリとサダキヨとわかるシーン以外のキッド面については、
 サダキヨか謎の少年か迷わされることになってしまいました・・
*サダキヨがミジンコ好きというのも新情報です。
 将来は英語教師になるサダキヨ、もしかして理科も好きだったんでしょうか。
 そうなると理化の実験大好きカツマタ君や
 生物部のヤマネとも共通点があることになりそうです。
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キッド少年、‘しんよげんの書’に火星移住計画を書き
 フクベエ、ヤマネに見せるものの、破られてしまう。
(21巻)

キッド少年、又も‘しんよげんの書’最終ページに何か書く。
 フクベエ、一瞬顔色を変えるものの、相手にせず。
 フクベエの家の前で待っているキッド少年。
 ケンヂ、マルオ、ヨシツネが通りかかると身を隠す。
(21巻)
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*21巻のこの2つのエピソード、こちらも全くもって時期がわかりません。
 ただ、1971年はケンヂがマルオ、ヨシツネと
 一緒に遊びまわっていることはなさそうなので、この年か1969年でしょう。
 せめてヤマネの絶交時期に関してもう少し何かわかればいいのですが・・
 正直キッド少年絡みについてはお手上げです。
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フクベエの部屋。万博特集の雑誌を読むサダキヨ(1970.7増刊の文字)。
 フクベエに万博に連れて行ってもらうことが待ち遠しいサダキヨは
 いつ頃大阪に行くのか尋ねてみる。
 するとフクベエ、冷たい調子で万博には行かないと言い放つ。
 なぜ?という問いには答えずにサダキヨのお面を貸せと言い出すフクベエ。
 理由は今年の夏休み、僕は東京にいちゃいけないんだという答え。
 そんなフクベエにサダキヨは一瞬軽蔑のまなざしを向けるものの、
 友達を失いたくないためか、お面を貸すことを了承してしまう
(16巻)。

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*2006年3月、21巻の内容に合わせて更新しました。

20世紀少年:1970年・1~5月頃(遠足の巻)

2005-11-24 | 20世紀少年:1970年
20世紀少年:1970年・1~5月頃
ケンヂ11歳
遠足、それは淡い思ひ出・・
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3月
CSN&Y「デジャ・ブ」発売。
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*7巻、万博にいけなくなって落ち込むケンヂを公園で見かけたオッチョ。
 この時いっていた中村の兄ちゃんが新しく手に入れたレコード、
 というのがこのアルバム。
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3月14日
大阪万博開幕。3月14日~9月13日まで開催。 
 
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4月
ビートルズからポール・マッカートニー脱退宣言。事実上の解散に。(7巻)
ケンヂ達小学5年生。
サダキヨ、隣の学校から第3区立小学校に転校してくる。
 ケンヂたちと同じクラス(5年3組)に。


5年生遠足。(10巻)
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*担任の関口先生、サダキヨの写真を撮ってあげます。
 この写真は2014年、関口先生からサダキヨ本人に手渡されます。
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20世紀少年:1969年・9~12月頃(細菌と文集の巻)

2005-11-23 | 20世紀少年:1959年~
20世紀少年:1969年・9~12月頃
何気なく書いた文集、
そこには自分でも思いがけない人物に影響を与えることに・・
と、いうわけで、今回も16巻、
ともだち歴3年フクベエ目線の話は赤でいってみましょう。
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9月頃?
区立第3小学校廊下。オッチョに話しかけるヤマネ。
 なぜか秘密基地やよげんの書の事を知っている。
 問い詰めるオッチョに対し、友達から聞いた、
 他にもう1人知っている、と答えるヤマネ。
(12巻)
オッチョの質問に曖昧に答えてかわしたヤマネはあれでは地球は滅びない、
 僕らなら細菌を使う、‘しんよげんの書’を作ったことを伝え、
 さらにヤマネは、もっと知りたければ図書室においで、
 秘密の連絡に使う本があると教える。
(12巻)
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*ここでヤマネが言う、友達からきいた、の友達はやはりフクベエのことでしょう。
 もう1人知っている、の、もう1人はサダキヨ?それとも20巻で登場した謎の少年?
 しかしオッチョおじさんともあろう人がこんな大事な話を
 2015年まで忘れていたとは、困りますなぁ。
*ちなみに図書室の連絡用の本は、
 1967年の項でも書いた「伊豆温泉湯けむり殺人事件」
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秘密基地。ヤマネから細菌の話を聞いたオッチョ、
 その場では興味のない顔をしながらも、
 そ知らぬ顔でケンヂ達に細菌攻撃の話をします。
 そしてケンヂは攻撃を受ける順番として
サンフランシスコ、ロンドン
 大阪とよげんの書に記入。
(2巻)
続いて、細菌攻撃の次は爆弾を飛行場に、とケンヂとオッチョ。(3巻)
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*ここの会話の部分は1997年、ともだちたちの手によって現実化されてしまいます。
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10月以降?
区立第3小学校の教室。
 4年3組の文集で来年開催の
大阪万博に行くことを書くフクベエ。
 ほんとうの未来という言葉に興味を持ったケンヂが
 万博のことを聞きに来ると、やや得意げな様子で教えるフクベエ。
 それからというもの、クラスの中では万博の話でもちきりに。
(16巻)
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*フクベエの話を夢中になって聞くケンヂ。
 初めてケンヂに認めてもらったような気分になったことでしょう。
 フクベエの中では1番といってもいいくらい幸せなときだったかもしれません。
 しかしケンヂが聞きにきたときの最初の厭味な態度・・ああいうところがあるから、
 カルピスを作っても手をつけてもらえなかったんでしょうね。
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*特にいつ頃という記述はありませんが、ヤマネがオッチョにしんよげんの書や、
 図書室の秘密の連絡用本のことを話したために、
 フクベエから絶交されてしまうのはこの頃でしょうか?
 1970年の秋、フクベエに久しぶりだね、ともだちと言っているヤマネ。
 ですが、20巻での謎の少年が出てきたシーン、
 ここでは少なくともフクベエ、ヤマネ、サダキヨが確認出来ます。
 サダキヨが転校してきたのが1970年、小5の1学期
 だとするとヤマネが1度絶交されてしまうのは1970年の夏ごろ?
 しかし1969年の夏にフクベエとサダキヨは仲間になっている、
 とすると20巻のシーンは1969年でもありえるかと・・
 大体フクベエはヤマネがオッチョにしゃべったことをどうやって知ったんでしょう・・
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中村の兄ちゃんレコード・コレクション

2005-11-22 | 20世紀少年
第4巻1969年、オッチョが入り浸っている中村の兄ちゃんの部屋ですが、
いくつかレコードが見えます。
ここではわかる範囲で軽く紹介しみましょう。

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ドアーズ「ハートに火をつけて」
 中村の兄ちゃんが、自作曲をオッチョに聞かせますが、明らかにパクリです。
 17巻ともだち歴3年、小泉がダミアン吉田に、ハートに火をつけてよ、
 といっているのもここからですね。
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レッド・ツェッペリン「レッド・ツェッペリン」
 あまりにも有名なジャケット。18巻ともだち歴3年、
 コンチらしき人物のいきつけ、mars cafeにもそれらしきジャケットが見えます。 
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ザ・バーズ「ミスター・タンブリン・マン」
 ボブ・ディラン作のタイトル曲を含むバーズの代表作。
 魚眼レンズのジャケが素敵です。
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ヤードバーズ「ロジャー・ザ・エンジニア」
 ロック3大ギタリストといえば
 エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジですが、
 その3人が時期が違えど在籍していたバンド。
 これはジェフ・ベック在籍時のアルバムです。
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クリーム「クリームの素晴らしき世界」
 エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、
 ジンジャー・ベイカーによるスーパー・トリオ。
 このアルバムはスタジオ盤とライブ盤の2枚組で、代表曲「ホワイト・ルーム」収録。 
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ジャニス・ジョプリン「チープ・スリルズ」
 ビッグラザー&ザ・ホールディング・カンパニー在籍時のアルバム。
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ジェファーソン・エアプレイン「アフター・ベイジング・アット・バクスターズ」
 ビートルズ「サージェント・ペパーズ」に影響を受けたアルバム。
 17巻ともだち歴3年の、カンナの部屋にもあります。
 
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20世紀少年:1969年・8月頃(ウッドストックと秘密基地の巻)

2005-11-21 | 20世紀少年:1959年~

20世紀少年:1969年・8月頃
ウッドストック、それは愛と平和・・そんなものは幻想だったのでしょうか?
そうかも知れません。でも、そこには紛れも無いロックがあった。
ロックが全てを変えると本気で信じたい気持ちが実現させたことでしょう・・
そしてその思いは少年達の心に焼き付き、受け継がれていくのでしょう・・
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8月15~17日
アメリカでロック・フェスティバル「ウッドストック」開催

秘密基地でFENを聞いているオッチョ。
 ケンヂ、マルオ、ヨシツネにウッドストックが開かれたことを教える。
(1巻)
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*このウッドストックに関係する話はこの後もちょくちょく出てきます。
 ・9巻2000年、ケンヂがカンナに語る。
 ・18巻ともだち歴3年、ヒッピーたちがフェンスを壊している。
 ・11巻ドラッグの名前がラブ&ピース。
 ・22巻ともだち歴3年、ウッドストックのようなフェスティバル開催。
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・ウッドストックの話の流れで、オッチョはラジオから流れる
 ストーンズの「
ジャンピン・ジャック・フラッシュ」を教える。(1巻)
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*このときは良さがさっぱりわからなかったケンヂ、
 中学生の頃にはほうきギターのレパートリーになってます。
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8月末
・秘密基地。ケロヨン、マルオ、ヨシツネ、コンチで
 平凡パンチを見ているところ、ヤン坊マー坊が
又も
 「恋の季節」を歌いながら登場。(21巻)
・ケロヨン逃げ出す。ヨシツネ隠れる。コンチは?(21巻)
・マルオ、ヤン坊マー坊にパンツ脱がされる。(21巻)
・マルオ、秘密基地の前に立ちはだかる。(21巻)
・ケロヨン戻る。(21巻)
・マルオ、ヤン坊マー坊に秘密基地の上に投げられて壊してしまう。(21巻)
・ケロヨンもヤン坊マー坊にやられる。足を怪我?(21巻)
・ヨシツネが姿を現す。秘密基地の所で泣いているマルオとケロヨン。(21巻)

・秘密基地に来たケンヂ。基地の前で泣いているヨシツネから
 ヤン坊達の仕業と聞かされあきらめる。
(4巻)
・ケンヂ、泣いているマルオに出会い、
 事情を聞かされ1人でヤン坊マー坊に決闘を挑みに。
(4巻)
・その頃オッチョは中村の兄ちゃんの部屋でジャニス・ジョプリンに浸っており、
 1度はマルオたちの助けを無視するものの、ケンヂ達の救出に向かう。
(4巻)
・案の定ヤン坊マー坊にこてんぱんにやられているケンヂとオッチョ。(5巻)
・ドンキー、ともだちマークの旗を持ってケンヂたちの救出に向かう。(21巻)
・ユキジとすれ違うドンキー、旗をユキジに渡す。(21巻)
・ケンヂ達を助けにドンキー、マルオ、ヨシツネ登場。(5巻)
・旗を持ってきたユキジ。その旗をヨシツネが立てる。(21巻)
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*このシーン、21巻になって突如エピソードが追加されました。
 ともだち歴3年、マルオとケロヨン、ヨシツネとユキジの会話からの追加です。
*このときヤン坊マー坊が4の字固めを威力が倍で16の字固め、
 といってますが、これは往年の名レスラー、ジョニー・パワーズを思い出させます。
 猪木全盛時代に、必殺技は8の字固めという触れ込みで来日したパワーズ。
 どんな凄い技なんだろうとドキドキしましたが、何のことはない、普通の4の時固め。
 痛みが倍で8の時固めという理由を聞いたときはずっこけました。

*その後いつのまにやら秘密基地は復活したようです。
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*2006年3月、21巻の内容に合わせて更新しました。
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