20世紀少年:1970年・7月20頃~8月11日頃
何が何でも万博に行った事にしなければいけない、
そうしないとせっかく認め始めてくれたケンヂにも相手にされなくなってしまうかも・・
そして徐々に壊れていくフクベエの人格・・というわけで、
今回も16巻ともだち歴3年、フクベエ目線の話は赤でいってみましょう。
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・ケンヂ、オッチョ、マルオ、ヨシツネ、ケロヨン、コンチでかくれんぼ。(21巻)
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*こちらのシーンは、夏、ということくらいしかわかりません。
ただ、1971年の夏はもう揃って遊びまわることは無さそうなので、
この年か1969年、だと思われます。どっちでもいいんですけどね。
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・秘密基地。オッチョの大阪にいる親戚のおじさんのツテで、
万博行きが決まっているケンヂ、オッチョ、マルオ、ヨシツネ。
万博でのスケジュールを立てる4人ドンキーも誘ってはいたものの、
新幹線代も厳しい家庭事情のためドンキーは参加できず(7巻)。
・万博行きがあきらめきれないドンキー。
ケンヂに大阪まで行きたいから自転車を貸してくれ、とお願いに。
快く貸すことにするケンヂ(7巻)。
・ところがそんなケンヂもやはり家庭の事情から、
急遽千葉に旅行に行くことになり、万博にはいけなくなってしまう。
自転車貸そうか、というオッチョに
小学生が自転車で大阪行くなんて無茶だ、と答える。(7巻)
・ケンヂ、万博ガイドブックを夏休み中ずっと見る。(21巻)
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*結局ケンヂも万博には行けなくなってしまう訳ですが、
ケンヂの性格上、ドンキーと一緒に自転車旅行にチャレンジしそうですが、
結構冷静でしたね。
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ここで、万博行った組と万博行けなかった組を整理してみましょう。
・万博行った組(2泊3日ぐらい)
オッチョ、マルオ、ヨシツネ
ユキジ(おじいちゃんに連れて行ってもらう。12巻)
モンちゃん(2002年、サダキヨに万博の話をしている。11巻)
・通称‘万博組’(夏休みの間中、ずっと大阪で万博三昧)
ヤマネ(2組の今野に暑中見舞いが来た、とのオッチョ情報。12巻)
グッチィ(首吊り坂の幽霊騒ぎでクラスの人気者になったケンヂ達に嫉妬。12巻)
・万博行けなかった組
ケンヂ(結局、千葉にいくことに。7巻)
ドンキー(自転車で行こうとしたものの、途中で自転車が壊れて断念。7巻)
フクベエ、サダキヨ
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・夏休みの間中、万博に行っていることになっている為、
外出するときはキッド面をつけて出かけるフクベエ。
隣の学校の生徒にサダキヨと間違われ殴られることに。
その後、窓に映った自分を見つめるフクベエ、
お面を取るとその下はのっぺらぼう。(16巻)
・8月11日付け、万博会場にいるという嘘日記を書フクベエ。
鏡を見つめ、自問自答。サダキヨ?カツマタ君?
そして最後に、君は誰?(16巻)
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*ハッキリとカツマタ君の名前が出てくるのは、
年表的にいくと、この時が最初です(たぶん)。
フナの解剖うんぬんは12巻で6年生の時の記憶としてユキジが言っているので、
恐らく最初です。最初ということにします。
ここでなぜフクベエはカツマタ君の名前を出したのか?
サダキヨはお面を借りている訳ですからわかります。が、カツマタ君は唐突です。
笑いながら否定しているところを見ると、カツマタ君がいるのはありえない、
ということになりそうですよね。
*ではカツマタ君はこの時点ですでに亡くなっていたんでしょうか?
しかしカツマタ君はフナの解剖の前日に亡くなったことになってます。
そしてケンヂ達がフナの解剖をするのは6年生。
ではカツマタ君はケンヂ達と同学年ではないのか?
14巻でモンちゃんたちが理科室へ向かう途中の会話や、
11巻で、ヤマネの仲が良かったコが死んだ、
理科の実験の前日に死んだ、という話から、
やはりカツマタ君は同学年と見るべきでしょう。
カツマタ君という存在はあくまでも都市伝説的なものなのか、
それとも実在していて、フクベエ達の仲間なのか、
今の段階では、あたくし、わかりかねます。
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・自問自答するフクベエ、そこへハットリくーんと呼ぶ声が。
もしかしてケンヂ!?と淡い期待を抱くものの、
そこには殴られた痕の残るサダキヨ
(お面はフクベエに貸しているので素顔)が。
名前を呼ばれ、むなぐらをつかんで怒るものの、
サダキヨのケガを見て、自分も殴られたことを思い出したのか、
手を放すフクベエ。そして、何か面白いこと考えろと要求をするフクベエに
サダキヨは首吊り坂の屋敷を教え、2人で見に行くことに。(16巻)
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*こうして2人でオバケ屋敷を見にいく2人。
怖がるサダキヨに対してフクベエがいう「幽霊なんていやしない」というセリフ、
14巻ヴァーチャル・アトラクション内でのドンキーの
「オバケなんて、いやしないんだよ」と似てます。
その後の人が死んだらうんぬんも基本的に考え方が一緒です。
またまた匂いますよ・・
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・フクベエの発案で首吊り坂屋敷にシーツを吊るし、
巨大なテルテル坊主を吊るすことに。
そして夜、なにやらよからぬことをしようとしているカップルが屋敷に。
そこでのっぺらぼうを見て逃げ出すカップル。
フクベエは作戦が成功したと喜んでいるものの、
サダキヨは何かに気づいている様子・・
鏡を見るフクベエ、そこにはまたものっぺらぼうが・・(16巻)
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*2006年3月21巻の内容に合わせて更新しました。
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