20世紀少年：1998年

20世紀少年：1998年
ケンヂ39歳　カンナ1歳
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・ケンヂ、お茶の水工科大学で、
 敷島教授の娘（風俗店での源氏名はレナ。敷島教授の娘、
 では長いので、以降敷島レナでいきます）の行方を尋ねる。
 学生の1人から、風俗情報誌に掲載されていたヘルス嬢に
 そっくりなのがいた、という証言。だが詳しいことはわからず。（4巻）

20世紀少年：1997年その6（クラス会の巻）

20世紀少年：1997年その6
久しぶりに会うかつての同級生たち。そこで声をかけてきた人物とは・・・
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・クラス会。出席者はケンジ、マルオ、ヨシツネ、フクベエ、
 グッチィ、ノブオ、コイズミ、関口先生、その他大勢。
 ユキジは税関で万丈目を捕まえた為、出席できず。（3巻）
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＊この時マルオとヨシツネの間に2枚目風の、
　なにやら思わせぶりな男が座っていますが、
　実はこいつがともだちだった！なんて事はやめてもらいたいものです。
＊グッチィは、1970年9～12月頃の項でも触れています。
＊ノブオは、19巻に出てくるスペードの市にちょっと似てますが、
　たぶん関係ないでしょう。
＊そしてコイズミは、2014年登場の小泉響子の父親（10巻）に微妙に似てますが・・
　しかし小泉響子の父親の場合、ビール飲んでステーキ食べているので、
　内臓が弱いというコイズミとは関係ないかもしれませんが、どうなんでしょう。
＊ちなみに小学校時代の彼らは、グッチィはサッカー、
　ノブオとコイズミは学級新聞を作っていました（サダキヨの回想シーンより）。
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・ケンヂに声をかけるフクベエ。
 ‘よげんの書’を知っている人間がもう1人いると言い出す。（3巻）
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＊フクベエ、ぬけぬけと登場です。
　この時はチョイ役くらいにしか思わなかったんですけどねぇ。
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・関口先生、チョーさんが調べに来た事を話すと、
 スプーン曲げ事件の話になり、
 今回も目をつぶらせて犯人が名乗ることに。（3巻） 

・酔いつぶれたフクベエを送るケンヂ。
 フクベエ似の3人の子供（12巻2015年マルオの調査により別人の子供と判明）
 にケンちゃんライスを作る。
 フクベエから、もう1人はサダキヨだと告げられる。（3巻）
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＊このときフクベエの部屋にあるのが、1973年の項でも紹介した、こちらです。 ---------------------------------------------------------------------

・フクベエからサダキヨの名前を聞き、
 そのままマルオの家に卒業アルバムを見せてもらいに行くケンヂ。
 しかしマルオからサダキヨが死んだという噂を聞かされる。（3巻）
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＊この時のケンヂがサダキヨを思い出すシーンでは、ちゃんとキッド面です。
　前回とフクベエからサダキヨの名前を聞いたときは、
　まだハットリくん面での回想になっていましたが、
　ようやく記憶が蘇ってきた、ということのようです。
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・次の攻撃目標が空港であることを思い出し、
 ユキジの身を案じたケンヂ、成田空港へ向かう。（3巻）

・ユキジ、万丈目を捕まえたものの、
 上司（三ツ木康隆。後の厚生大臣→国際伝染病救済基金の名誉会長）
 もともだちグループのため不問にされる。
 ケンヂが到着し、事情を説明しようとすると
 万丈目が、爆破されるのは羽田だ、
 また、カンナを迎えに言っていると告げる。
 ケンヂとユキジ、コンビニに向かう。（3巻）
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＊この時万丈目もＹシャツの下にともだちＴシャツを着てました。
　ヤマさんの時にも書きましたが、それじゃ透けちゃうってば。
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・キングマートではともだちグループがカンナをさらいに来ている。
 何とか間に合ったケンヂとユキヂ、カンナ達を助けるものの、
 キングマートに火を点けられ全焼してしまうことに。（3巻）

・新しいキングマートが開店。店長の名前は山根さん。（3巻）
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＊あのヤマネくんとは関係ないでしょうね。
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・ユキジの実家に身をかくすケンヂ達。
 チヨの話から庭に何か埋めた事を思い出し、焼け跡を掘りに行く。
 すると、ともだちマークの書かれた缶を見つけ、
 中には‘よげんの書’が。（3巻）
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＊この時ケンヂが掘り出す缶の表面には、2重丸のともだちマークが。
　解散式の時に埋めた缶には3重丸。なぜここでは2重丸なのか。
　もうここまで来ると訳がわかりませんが、
　よげんの書が数ページ破れていたりもするので、
　ともだちグループが一度掘り出して再度埋めた、
　なんてこともあるかもしれません。
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＊また、焼け跡を掘り起こすケンヂが、まる焦げになったギターを見て
　「まるで、ジミヘンのギターだ・・」といっていますが、
　これは1967年に開催されたモンタレー・ポップ・フェスティバルでの、
　ジミ・ヘンドリックスによる
　ギターを燃やすパフォーマンスから来ていると思われます。
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・ユキジにケンジの事情を聞かされたマルオとヨシツネ。
 ケンヂの元へ向かうもののケンヂは既に旅立っていた。（3巻）
・ケンヂ、途中神様に出会い、
 焼け跡から掘り起こしたというレーザー銃を受け取る。
 以降神様達と行動を共にすることに。（3巻）
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＊また、この年の出来事らしき事として、8巻、2000年の時の万丈目が、
　タイでワクチンの研究所設立、といっていますが
　恐らく七色キッド（麻薬）製造のことではないでしょうかね。
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20世紀少年：1997年その5（コンサートの巻）

20世紀少年：1997年その5
こんなものは・・・俺は・・・ロックとは呼ばない。（3巻より）
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・ユキジ、ケンヂにオッチョの行方を調べるためクラス会を開くことと、
 オッチョが最後に目撃されたのがインドだということを知らせる。（2巻）

・覆面なしともだち、集会で夢は‘世界制服’と話す。（2巻）
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＊これは1980年に万丈目の元に現れた時にフクベエが言っていた’例の計画’、
　つまりは1972年に言っていた内容と一致します。
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・神様（神永球太郎。元ガッツボウル社長。1971年に登場）、
 2000年12月に人類が滅亡する、という夢を見る。（2巻）
 
・ケンヂ、キリコの机から手紙を2通発見。
 1通は諸星、もう1通にはともだちマークが封入されており、
 その後、チヨから諸星が亡くなっている事を聞く。（2巻）

・サンフランシスコで謎の病原体発生。（1969年9月～12月頃の項）（2巻）

・ケンヂ、神様の手引きで、ドンキーを突き落とした男に会い、
 ともだちがやっていることは、ケンヂたちが作っていたよげんの書から、
 と聞かされ、ドンキーからの伝言とレーザー銃を渡される。（2巻）
・ロンドンで病原体発生（3巻）
・ケンヂ、ドンキーからの伝言を読む。
 伝言には、ともだちの正体は仲間の内の誰かだ、地球を救え、
 といった事が書かれていた。
 ケンヂ、朝までギターを掻き毟り、地球を救う決心をする。（3巻）
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＊このシーンの中で出てくるビートルズのエピソードは
　1969年1～3月頃の項でも紹介したエピソードです。
　地球を救う決意とともにロック魂も思い出してくれたようです。 ---------------------------------------------------------------------

・マルオ、ヨシツネと、会うもののそれぞれの状況を見て、
 一緒に地球を救うことは言い出せないケンヂ。（3巻）
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＊ちなみにマルオの息子はアツシ。1990年誕生です。
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・ケンヂ、お茶の水工科大学に行き、
 ともだちコンサートが開催されることを知る。（3巻）

・赤ちゃんカンナ、チヨとベビーカーで外出中、
 チヨが目を放した隙にコートの男（フクベエ？）に連れさられ、
 区立第3小学校の校庭で1人でいる所チヨに見つけられる。（12巻）
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＊このコートの男、20巻ともだち歴3年では覆面男が自分だと匂わせていますが、
　カンナは否定しており、また、同じく20巻でのキリコの証言から、
　カンナの父親はフクベエと言うことがハッキリしています。
　やはりこの時の男はフクベエで間違いないと思われます。
　そして、覆面男はフクベエ以外の誰か、ということになりそうです。
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9月19日
・第169回ともだちコンサートに、レーザー銃を手に乗り込むケンヂ。
 ともだちの危険さを訴えていると、ハットリくん面ともだちが登場。
 銃で撃とうとするものの、カンナの父親だと聞かされ、
 呆然としているうちに会場の外に出されてしまうケンヂ。（3巻）
・カンナ、初めて立つ。（3巻）
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＊ケンヂがともだちに最接近したシーンだけに、
　後から考えると非常に惜しいことをしました。
　また、少年時代を思い出そうとするケンヂ、
　ここではハットリくん面の少年が出てきますが、
　まだ記憶があやふやなだけに、実際にハットリくん面の少年がいた、
　というわけではなく、そういえばお面をかぶっていた奴がいたなぁ、
　というくらいの感じだったのではないでしょうか。
＊このシーンで、ケンヂのロックに対する思いが語られます。
　ロックに定義はない、ただこんなものはロックとは呼ばない、の部分です。
　いいこと言ってます。
　悲しいことにこの辺の感覚を履き違えてしまっている人達が、昔も、
　そしてフジロックがこれだけ浸透してきたという今でさえも、
　まだまだ多いよなぁと、感じることがあります。
　例えば誰かと話をしていて、単なる趣味の違いではなく、
　何となく違うんだよなぁ、といった感じでしょうかね。
　何というか、姿勢、というか、感性、というか・・
　むぅ、上手く説明できないのがもどかしいです。この辺で勘弁して下さい・・
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・ぬかるみ兄弟（2014年久々の再結成をはたす。11巻）、
 大阪でウイルス撒く。（3巻）
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20世紀少年：1997年その4（チョーさんヤマさんの巻）

20世紀少年：1997年その4
あんた、あの時・・・首つっこみすぎたからあんなことに・・・・（6巻より）
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・喫茶Blondyで万丈目と会う市原弁護士と新倉弁護士。
　ともだちのことを詰問するものの、はぐらかされてしまう。
　万丈目が立ち去った後には曲げられたスプーンが。（2巻）
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＊この時万丈目は、ともだちマークを指し、
　「これを考え出した最初の存在です。」といっています。
　ともだちが使用しているマークは2重丸。
　オッチョが最初に考え出したとき（1969年）は3重丸です。
　2重丸マークを最初に使った存在といえば、
　1971年の解散式でドンキーが持ってきた旗、ということになってしまいますが・・
＊市原弁護士と同席している新倉弁護士が、万丈目の事に見覚えがある様子。
　これはやはり1972年のチャック万丈目時代のことではないかと思われます。
　さて、新倉弁護士はこの時だけの登場ですが、
　新倉といえばイワオ、イワオといえば‘あなたの知らない世界’です。
　お昼時にそぐわない内容で、震えながらも毎回楽しみにしていたものです。
　やはりこのシーンは、市原弁護士達にとってスプーン曲げは
　‘知らない世界’ということでの新倉弁護士登場でしょう。
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・ユキジ、ケンヂのいるコンビニを訪れ、
　マークの考案者がオッチョであることを知らせる。（2巻）
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＊ケンヂとユキジの会話シーン、
　ここでは、キングマートの営業である大竹係長が登場します。
　さて、この人物、どうみてもシティ・ボーイズのきたろうですよね。
　わからない方の為に簡単に説明してみると、
　シティ・ボーイズとは、大竹まこと、きたろう、斉木しげるの
　3人組コント・グループです。という訳で、
　この人物は大竹まこと、きたろうをミックスした設定ではないかと。
　そうするともう1人、斉木しげるはどうなっているのかなぁと思っていたら、いました。
　2014年、超野刑事の先輩の1人が’斉木さん’でした
　（5巻で登場。6巻で名前が明らかになります。）。
　これでシティ・ボーイズ勢ぞろいですね。
 
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・ともだち被害者の会。
　ユキジ、市原弁護士に9年前（1988年）、オッチョが行方不明に、
　という新聞記事を見せられる。（2巻）

・チョーさん、ともだちの過去を調べる（2巻）
・ともだちはフクベエ、更にその先の人物まで調べていたチョーさん。（22巻）
・チョーさん、ともだちのことをケンヂに確認しようとするが、
　ケンヂは営業の大竹係長に怒られており確認出来ず。
　そこで、当時の担任である関口先生を尋ねることに。
　関口先生、1971年度卒業生のクラスは
　スプーン曲げ騒動があったことを思い出すが、犯人までは思い出せず。（2巻）

・チョーさん、孫の将兵（2014年に刑事として登場）におもちゃを買う。
・チョーさん、定年を控えともだちの捜査レポートをヤマさんに話し、
　事件の引き継ぎを頼む。が、別れ際ヤマさんに細菌？を打たれ、
　将兵の家に向かう途中に倒れてしまう。（2巻）
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＊この捜査レポートは、後に万博会場にある太陽の塔に隠されていることが
　ともだち歴3年に明らかになりました。
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＊チョーさんを殺害したヤマさん、
　その後ともだちらしき所へ携帯で連絡、とここまではいいんですが、
　電話を切ったヤマさん、凄い勢いでＹシャツの前をはだけます。
　下にはともだちのＴシャツを着ていますが、Ｙシャツから透けちゃうと思うんですが。
　それと別に普通に脱げばいいのに、
　なんで、バッ、なんて勢いではだけてるんでしょう。
　普段服を脱ぐときにバッ、なんて脱ぎません。
　大体はだけてどうする気なんでしょう。
　場所は警察署内のロッカールームっぽいですが、
　いきなり着替え始めてどこへ行こうというのでしょうか。
＊ちなみにチョーさんの名前は五十嵐長介。
　これはやはりいかりや長介さんからでしょうか。
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＊2007年1月、22巻の内容に合わせて更新しました。
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20世紀少年：1997年その3（埋めた缶の巻）

20世紀少年：1997年その3
今の俺達を見て、あの頃の俺達は笑うだろうか・・・（1巻より）
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・部屋で目覚めの癒し体操をするマサオ13。（1巻）
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＊マサオ13の部屋には何故かU2のアルバム「POP」のジャケットが見られます。
＊U2「POP」1997年3月発売。
　U2がテクノに接近したアルバムで、90年代U2の代表作でしょう。
　確かにこの頃のボノはライヴで悪魔的なキャラになってみたりしたましたが、
　マサオ13がU2に惹かれるとは思えないんですけどねぇ・・
 
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・ともだち集会。マサオ１３がともだちに質問している
 （この時のともだちはオールバック気味、顔はシルエットで見えず。）
 ともだち、アポロ月着陸の話をして「私はコリンズ」。（1巻）
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＊これは1969年の話とリンクしています。
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・ケンヂ、ドンキー未亡人からマサオ１３のことを聞き、
 その後お茶の水工科大学へ。
 そこでマサオ１３が行方不明中の敷島教授のゼミであるということと、
 ともだちマークのＴシャツを学生達に売りつけていたことを知る。（1巻）

・覆面なしともだち、リストを見て、
 全身から血が流れ出る形の絶交を指示。（1巻）

・ケンヂ、マサオ１３にドンキー、ともだちマークを聞くものの、
 訳のわからないことを言われ、マサオ１３は立ち去ってしまう。（1巻）
・マサオ１３、東京ドーム前でピエール一文字を刺殺。
 その後の消息は不明。（1巻）

・ユキジ、市原弁護士にともだちマークを見せられる。（1巻）

・万丈目、後に太陽の塔の腹部？
 にあたる部分が完成したので見に来る。（1巻）

・モンちゃんがまたドイツに帰ってしまうので、
 ケンヂ、マルオ、ヨシツネ、ケロヨンで飲み会。秘密基地の話になり、
 モンちゃんが、何かを埋めたことを思い出し、全員で掘りに行くことに。
 出てきたのは缶、表面にはともだちマーク3重丸、
 ドンキーが作ったマーク2重丸の旗など。
 秘密基地解散式を思い出すケンヂ達。（1巻）

・成田空港。ケンヂ達、モンちゃんを見送った後、ユキジと会う。
 ケンヂが掘り出した缶の表面にあるともだちマークを見せるものの、
 仕事中のユキジは立ち去ってしまう。（2巻）
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＊ここでユキジが連れている麻薬犬の名前、
　ブルー・スリーですが、ブルース・リーから来ているのは明らかです。
＊ブルース・リーといえば「燃えよドラゴン」ですが、
　個人的に一番好きな作品は何と言っても「ドラゴンへの道」。
　これにつきます。
　ブルース・リー演じるタンロンの敵役として登場する、
　日本人ではない役者さんが演じる日本人空手家の、
　カタコトで発せられる「オマエガタンロンカ」（ここ、発音メチャメチャ）。
　もう何度巻き戻して見たことか。このシーンのためだけでも見る価値有ります。
　他にも日本語でしゃべっているセリフのはずなのに、
　日本語の字幕が入ったりするところもたまりません。
　最後のチャック・ノリスとの対決シーンは普通に面白く、見所たっぷりの映画です。
　またまた漫画とは関係ない話でした。

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20世紀少年：1997年その2（結婚式とドンキーの巻）

20世紀少年：1997年その2
ある日、ケンヂの元に届いた1通の手紙。その内容とは・・
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・ケロヨン結婚式。
 
・同じテーブルにケンヂ、マルオ、ヨシツネ、キンちゃん。
ケンヂ、ともだちマークを書いて見せるが、マルオたちは思い出せない。（1巻）
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＊1968年の項でも触れたキンちゃんです。
　どうやらキンちゃんもマークに見覚えがあるようです。
　ほんとうかいおまえぇぇ、と、歌舞伎調で言いたくなるところです。
　もうこのキンちゃんは忘れることにしましょう。
　それと大人ヨシツネは顔が微妙に違います。
　マルオやケロヨンの顔はしっかりしてますが、
　ヨシツネは3巻くらいまで微妙な顔してます。
　しばらくキャラが定まっていなかったようです。
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・ケンヂ、結婚式3次会で、カラオケ歌う。（1巻）
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＊ここでケンヂが歌っている歌はチューブでしょうか。
　チューブなのか、TUBEなのか、わかりませんが、とにかくチューブですよ。
　今やストーンズでもＴ・レックスでもカラオケには入っていると思いますが、
　それでもチューブ。ガッチャマンは構いませんが、チューブは無しです。
　耐え難いことです。
　このころのケンヂもあきらめの境地に入っているようです。
　これでいいんだ、と・・こちらまで寂しくなってきます・・
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・翌日中学時代の同級生、山口さんが登場。

・ともだちらしき人物は武道館で満員の信者を集めて集会を開くほどに。（1巻）

・ドンキー、武蔵山工高の元教え子である、
　田村マサオ（後の13番。今後はマサオ13で通します。）
　の両親から相談を受ける。（1巻）
・ドンキー、ケンヂがともだちではないかと、
　コンビニまで来てケンヂの行動を見張る。（3巻）
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＊このとき、背中におぶっているカンナと目が合っていますね・・
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・ドンキー、ケンヂに手紙送る（1巻）
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＊このときドンキーがケンヂに送った手紙にはともだちマークが書かれてあります。
　ここでの目の部分は3重丸です。
　大人になってから3重丸が書かれるのはこの時だけです。
　ですが、1969年・4～7月頃の項でも書きましたが、
　子供の頃のドンキーが作ってきた旗は目の部分が2重丸、
　ともだちが使用するマークも2重丸、でもドンキーが手紙に書いたのは3重丸、
　最初にオッチョが作ったのも3重丸・・・考えれば考えるほど混乱させられます・・
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・モンちゃん、ドイツより一時帰国。（1巻）
・ドンキー、武蔵山工校屋上から男に突き落とされる。
 後ろにはマサオ13の姿も見える。（2巻）
・ドンキー、投身自殺の新聞記事。（1巻）
・ドンキーのお通夜に出かけるケンヂ、ドンキーからの手紙を見つけ、
 中にともだちマークが描かれているのを見る。（1巻）
・ドンキーお通夜。出席者はケンヂ、マルオ、ヨシツネ、モンちゃん、ケロヨン。
 この席で、モンちゃんとケロヨンが1971年理科室での話しを始める。（1巻）
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＊ここでケロヨンが言っている、
　飛び降りても平気～のセリフ、まるで何かの前フリのようにも聞こえます・・
＊また、モンちゃんの帰国のタイミングが良すぎるんですよねぇ・・
　読みようによっては、黒幕的な存在にも見えちゃいますね。
　ただ、モンちゃんは好きなキャラなので、
　出来れば正義の味方でいてもらいたいなぁ、と。
　単なる偶然だと思いたい所です・・
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20世紀少年：1997年その1

20世紀少年：1997年その1
ケンヂ38歳　カンナ誕生
小泉響子誕生
ようやく1巻、物語のスタートです。
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・キリコ、サークルに出かけるというフクベエの後を追いかける。
 すると、集会場所のようなところで、
 覆面男が、2000年人類は滅亡、と演説している姿を目撃。（20巻）
・キリコ、カンナをケンヂとチヨに預け、その後行方不明に。（1・20巻）
・キリコ、ともだちの資料をまとめ警察に届け出るものの、担当がヤマさん
 （後にチョーさんを殺害。2014年には警察庁長官になっている。）
 のため、もみ消されてしまう。（20巻）

・ケンヂ、敷島教授宅にビール配達する。奥さんが応対。（1巻）

・お茶の水工科大学教授である敷島教授、
 友民党本部？でロボット会議に出席させられる。
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＊この時敷島教授の娘は行方不明になっており、
　すでにともだちの信者になっていると思われます。（4巻）
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・金田正太郎（お茶の水工科大学大学院生、敷島教授のゼミに在籍。）
 アフリカへ旅行？（ヤマさん情報）（2巻）
・アフリカで伝染病発生か？
 体中の血が無くなるという事件が報道される。（1巻）

・敷島教授一家全員行方不明に。
 チョーさんがケンヂの元に聞き込みに現れる。（1巻）
・ケンヂ、敷島教授宅へビールの空き瓶を回収に。
 柱にともだちマークを見つけるものの、何のマークかは思い出せず。（1巻）

・ともだちの集会。七三わけで下を向いているともだち。宙に浮く。（1巻）

・金田正太郎、全身の血が流れ出て、自宅で死亡。
 現場調査にはヤマさんが。（1巻）
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＊金田正太郎・・鉄人28号の正太郎少年と同姓同名。
　20巻ともだち歴3年では敷島教授が、
　リモコン操縦が天才的に上手い、と言ってます。そりゃ上手いでしょうね。 --------------------------------------------------------------------
＊全身の血が流れ出る、というのは、
　1973年の項でも紹介した、Ｔ・レックスのヴォーカルでもある、
　マーク・ボランの生前の口癖
　「僕は30歳になる前に前身から血を流して死ぬだろう」
　（実際29歳で交通事故で亡くなる）から来てると思われます。
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20世紀少年：1996年

20世紀少年：1996年
ケンヂ37歳
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・キリコ、フクベエの子を妊娠（後のカンナ）。
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＊この間、覆面男がキリコに秘薬を投与していたことを、
　ともだち歴3年、カンナに話しています。
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20世紀少年：1995年

20世紀少年：1995年
ケンヂ36歳
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・鳴浜町で細菌が発生。3人程死亡するが、
 キリコの治療により被害を食い止める。（11巻）
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＊このときキリコは最初のワクチンを完成させた様です。
　1997年と思われる場面でフクベエが、
　ワクチンの認可が遅れている、といってます。
　ところでフクベエの表向きの肩書きは何だったんでしょう？
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・友楼会鳴浜町病院は閉鎖され、
 ヤマネと戸倉は大福堂製薬にヘッドハンティングされる。
 ヤマネは大福堂製薬細菌研究所所長、戸倉は同福所長に。

イタリア、ナポリ

・ギャングであるルチアーノの元に、ペリン神父が訪れ、聖書の鑑定を依頼。
 このとき初めて聖書を読んだルチアーノ、信仰に目覚め、神父の道へ。（15巻）
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＊ルチアーノとペリン神父、次回登場は2015年になります。
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20世紀少年：1994年（諸星の巻）

20世紀少年：1994年
ケンヂ35歳
人間は、なりたいものになれるんだ。（19巻より）
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・カフェ・ドミノでエリートサラリーマンの諸星、キリコにプロポーズ。
 後ろで西岡が録音。（19巻）

・覆面男に、録音した諸星とキリコの会話テープを聞かされるロン毛総統。
 覆面男から諸星を絶交するよう指令を受ける（19巻）
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＊このとき、ロン毛男は「こないだの人と同じ人？」と、覆面男にいってます。
　すでにこの段階では、ともだちは確実に2人はいたことになりますね。
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・諸星、キリコに手紙を送り、その後遠藤酒店へ別れの挨拶に訪れる。（2巻）
・ロン毛総統、市ヶ谷駅？で電車が来たところを、諸星を線路に突き落とす。
 その後、電車が止まったことで困っている敷島教授の娘に声をかけ、
 数日後にはデートへ。（2巻）

・万丈目、ロン毛総統にともだちが諸星の件を評価していると伝え、
 ロン毛総統は万丈目に、ともだちのために書いたという、
 女を落とすマニュアル、を渡す。（2巻）

・フクベエ、キリコに手紙送る？
・フクベエ、キリコに諸星が言っていたのと同じセリフを、
 場所も同じカフェ・ドミノでキリコに話す。驚くキリコ。
 後ろの席ではロン毛総統が笑いをこらえている。（19巻）

・フクベエ、キリコ同棲？
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＊1巻で、母チヨやケンヂは、カンナの父親が誰なのか、
　全くわかっていない状態です。
　ということは、入籍はもちろんしていないでしょう。
　さらには突然出て行ったということもありえそうです。
　そうなるとケンヂが実家を継いでコンビニになったのもこの頃、
　ということになりそうです。
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・フクベエ、同い年くらいの人物によく電話をしている、とのキリコ証言。（20巻）
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＊これはやっぱり、20巻で出てきた謎のキッド面少年でしょうかね・・
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・キリコ、アフリカで医師の資格を取得？
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＊11巻、カンナが鳴浜町の病院を訪れたときに見つけた証書には
　‘July 1 1991 to June 30 1994’と、読めるような読めないような・・
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・鳴浜町にともだち組織の一部である友楼会鳴浜病院設立。
 キリコ、ヤマネ、戸倉が設立メンバー（11巻）
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＊けっこう激動な年であるにもかかわらず、
　いずれも時期的にはかなりあやふやです・・この年のキリコをまとめてみると、
①諸星からのプロポーズを断る。
②フクベエからのプロポーズ？を受ける→遠藤酒店辞める
③アフリカで医師の資格取得→鳴浜病院で勤務
　と、まぁ、1年の間にこれだけのことが起きたことになります。
　諸星からのプロポーズが1991年頃であれば、色々と納得できるのですが・・
　人間、やる気になれば、
　短期間でもこれだけのことが出来る、ということでしょう　か・・
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