デヴィルズ・ヘアカット

…わたし…せっかく…髪を安心して預けられる方にめぐり合えたのに…。
値段につられて他のお店に行ってしまいました…！愚か！わたし愚か過ぎる！
もう二度とこんな馬鹿な真似はいたしません。

今日行ったお店には初めて行ったんですけどね、ヘアサロンという安らぎの空間でビックリですよ！
もう入った瞬間に目についた若いスタッフの方の服装が明らかにウケ狙いなのかと問いただしたくなる感じ。

えええ！ここって大丈夫なのか！と思っていると、担当ですといらっしゃったのは２０代後半の女性のスタッフの方でした。一安心したものの…トンデモ系でした。
もう！油断した！油断しすぎた！！！

まず、液を髪に塗り、１５分お待ちくださいと言われたものの明らかに目に入りそうなんですが…！その間店員同士で談笑。えええ！わたしが呼ぶまで気付かないって！どうなの！？
まあね。…談笑は楽しいですよね。お客の目に液が入りそうでも気づかないくらいのことは我慢します。ええ我慢しますよ。

わたしは、自分からなんだかんだと店員さんに話しかけるほうではありませんけれど、話しかけられるとそれなりに話をします…が、あまりにもその方の話がつまら…いいえ…そのアレなので、しだいに空気は気まずくなりつつありました。
そこで、助け船！と最初に渡された雑誌を読み始めたのです。
…どう考えてもわたしの格好はZIPPER的ではないにもかかわらず、渡された雑誌は何故かZIPPER系ばかり。
それでも…このひとと会話するよりはマシだと読んでおりました…。
載っている服やなんかは確かに可愛らしいのですが、個人的な趣味には合わないので当然ながらあまり読む記事がありませんでした。スグに閉じると「あ、もう読まれました？他の持ってきますね」と違う月のZIPPERを渡されました。これを３回程繰り返し。

恐るべしZIPPER地獄。

極めつけはセットのアイロンが首にガツガツ当たったことですよ。
あ、熱いから！熱いから…！！！！！
え？わざと？わざとやられてる…？わたしは何か…悪いことをしましたか神様！

…仕上がりくらい良ければ笑っていられたんですけどね！もう全然笑えません。
なんだこの髪型は。