cinq

今日より明日、少しづつでもイイ女になろうと努力したりサボってみたり。
そんな感じのブログです。

おさななじみ

2005年09月29日 | Weblog
先日、わたしはビリー派ですよ(アリーmy love)、と書いたのですがこれには理由があり…わたしにも、幼なじみが居るからなのです。
訳あって今は会う事などないのですが、本気で一日たりとも、彼のことを思わない日はありません。わたしの生きてきた人生の半分を共に過ごし、兄妹の様なものなので、恋とかそういうのじゃ全然無いのですけれども…。それは、好きなんだよ、と言われることも多々あります。そりゃあそうです。こんな話を他人から聞けばわたしも、それは好きなんだよ!と言い返すでしょう。確かに愛しています。けれど、じゃあ俺たち二人でやっていこうぜな展開になることがあればわたしは全力で逃げ出すと思います。

側に居るときは、そのひとの大切さなんて全く気づかないんですよね。一体、他の誰が、そこまで甘やかしてくれるのか。例えそれがわかっていたとしても、蔑ろにしてしまう。いつも守ってくれ、常に味方で居てくれた。一方的な我が侭も全て聞いてくれた。お互いに好きな子が出来ると、お互いの好きな相手の文句を言い合った。いつだって頼りになるお姉さんのつもりだったのに、傍から見るとわたしが完全に妹だった。一緒にいるとわたしの迷惑になると、ためにならないときり出した。例えばそれが嘘だとしても、傷つけないようにしてくれたのが、只嬉しい。
思い返せば返す程、わたしには、なんてもったいなかったひとなのだろうか。

いつか再会したら…お恥ずかしながら、正直に言うと、会ったときのシュミレーションを何度もしていますよ。クールな女になりましたバージョン。女らしくなったバージョンなど、それこそ10通りほどあるのです。(寂しいひと!)

けれど、いざ会えばきっとそんなこと出来ずに泣いて、恥ずかしさと気まずさのあまり、甘やかすだけ甘やかしといて後はどうでもいいのかとか、そういうとんでもないことを口走り、急にひとりにされた文句を口汚くぶつけてしまうのだろうな。

これから彼もわたしも、きっと全く別の人生を歩きます。けれど、いつもわたしの心は、彼のとなりに在ると思うのです。

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