サングラスが似合うひとになりたかった。

暑くなってきましたね！ちらほらとサングラスをしてらっしゃる方も見られるようになってきて、もうすぐ夏だなあと実感いたします。

サングラスといえば、わたくし全く似合いません。にもかかわらず去年は暑さに浮かされたの？一体何があったの？と問いたくて仕方ない値段のサングラスを購入しました。ウキウキと家に帰り母に「どう？」とバッチリキメて見せましたよ。もう、堂々とね！

母のあの冷めた反応。あれが痛い思いして産んだ子供に対する態度なのか。もしくは腹を痛めて産んだ子がこれか…という落胆か。どちらにしても「似合わないよ」系の言葉を一言も口には出さず、態度で「そのサングラスを今すぐ叩き割れ」という感情をここまで伝えられる母はやはり凄いです。
…結局、２、３回かけたくらいで放置。
きらきらと輝くジュエリーケースの横にぽつんと置かれたそれを見るたびキュンと心が痛みます。

そして、今年、２００６年サマー。運命のサングラスに出会いました。
友達が偶然持っていたサングラスをみんなでかけていると…似合ったのです。似合ったのですよ！この２０年、もう似合うサングラスなど存在しないのだ…太陽光をガンガンに見つめ続ける人生なのだと半ばあきらめかけていたわたしに一筋の光が…！みんなから、一番似合ってるなどと絶賛され、こんな状況人生に二度はないぞ！とここぞとばかりに舞い上がりましたよ。
ハーレー乗ってそう！ハーレー乗ってそう！と言われたので浮かれついでに、思わずハーレーに乗っている自分を想像したのですが原付免許すら持ってない現実に思いを馳せるとたまらない気持ちになりました。

ようやく見つかったわたしのデスティニー・サングラスよ！と感激なのですけれど…同じのを買って、あいつさっそく俺のパクった！と思われても癪なので、あのサングラスは買えません…。ああ、また似合うの…探さないと。あるのかなあ…。何かけても似合う方っていますよねえ…。鼻の高さか…鼻の高さか…。