こつぶろぐ

もうも・玉・姫・コツメの日々あれこれと、時々保護犬たちの様子を綴っています

人生最大の大号泣

2017年02月02日 | 介護

昨年秋ごろから義父の態度がきつくなった。

頑張ってお世話しても怒鳴られ、怒られた。

『偉そうな口をたたくな』

『お前の世話にはなりたくない』

立ち直れないほど心が折れた12/22、それ以来目も合わせられなくなった。

 

今日義姉Sが来た。

私や小粒父に『もっとしっかりじじばばの面倒をみろ』。

毎回毎回うんざりするほど言われるお説教。

私は面倒をみたくないわけではない。

じじに拒否されるようになり、手も足も出せなくなったのだ。

 

じじ、『お前にどうして不信感を持っているか教えてやろうか』

『おれの銀行の口座を封鎖したからだ』

 

 

 

…はぁぁぁぁ?

 

 

 

おろせなくなった銀行口座があるという。

それを私が裏で操作しているというのだ。

義姉S、『それ私が暗証番号を間違えたからよ』

 

つまり、義姉が暗証番号を何度か入力ミスし、お金がおろせなくなったのを

私のせいだとじじは思い込んでいたらしい。

私がじじの財産をどうにかしようと企んでいると思われていた。

それが原因で私に対する不信感が生まれ、今も消えないんだとか。

 

もんもんとした毎日だった。

弱った体を心配し、気にかけても突っぱねられる。

そんなに私は嫌われているのかと毎日悩んだ。

罪悪感と無力感、私だけが怒られる理不尽さ。

ドロドロしたものが心から頭から消えない。

その原因が義姉Sのつまらないうっかりミスだったとは…。

 

義姉からはひと言の謝罪もなかった。

そればかりか、なかなか事態が理解できないじじに

「私は関係ないってこと説明して下さい!!!」と頼んでも無視された。

私が無関係で大きな誤解だということは小粒父が力説してくれた。

義姉は『暗証番号の再発行の手続はやったから大丈夫よ』

そんなどうでもいいことしか言ってくれなかった。

そして『これでもうお父さんと仲良く出来るでしょ』と諭された。

 

その後はまた『もっとああしろ、こうしろ』

『これはこうなんだからああしなきゃダメ』

私たちがまるで怠け者かのように、ああしろ攻撃は止まらなかった。

 

忙しいなりに一生懸命頑張って介護している小粒父がキレた。

自分たちが出来ることはやっている。

じじばばの意志を尊重し、寝たきりにならないよう

ちゃんと考えて対応している。

どんなに説明しても『あんたたちのやり方は全然ダメ』と言ってきかない義姉Sに

声を荒げていた小粒父がとうとう泣いた。

私もつられて泣いた。

それでも義姉は自分の価値観を押し付けてひかない。

『お前たちが面倒みれないなら代わって下さいと頭を下げにうちまで来い』

 

すごい人がいるなぁ…。トランプさんも真っ青だ。

義姉Sが私にまた聞いた、『どう?これからはお父さんと仲良く出来る?』

見当違いのなんて酷い質問だろう。

こうなったのはSのミスのせいで、自分が諸悪の根源という意識は全くない。

我慢していたものが爆発した。

ドロドロが口から止まらなくなってしまった。

嗚咽なんてそんなもんじゃない。

100m向こうまで響き渡りそうな大声をあげて号泣した。

こんなに声が出るのかと自分でビックリするくらい、わんわん泣いた。

いろいろ我慢してたんだなぁ、私。

驚いた小粒はその場から逃げた。

 

それでも義姉Sは終始上から目線、強気な態度を変えなかった。

横浜でじじばばを引き取ることが決まった時、

義姉Sからは何の連絡もなかった。

『宜しくね』も『悪いわね』も『頼むね』も言われていない。

なぜ義姉Sが引き取れないのか、理由も説明されていない。

横浜に来るたびにああしろこうしろ説教ばかりする義姉S。

弱ってきたじじばばを見て『お前たちが何もしないからだ』

そして『代わって欲しいなら頭を下げろ』か。

 

ホント、すごい人がいるもんだね。。。

トランプさんも真っ青だ。


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