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Aspiring Bobby-dazzler Starlet

岸利至さんが好きです!が!今は映画ブログになりました☆トラウマになるくらいの重い、暗い映画が好きであります。

DVD「ヴァージンスーサイズ」を見ました。2008年50本目

2008-04-30 00:16:51 | LOVE MOVIE
原題 : The Virgin Suicides
製作年 : 1999年
製作国 : アメリカ
主演;キルスティンダンスト
ジョシュハーネット

アメリカの郊外の町にすむ15歳から13歳から17歳までの5人の年子の姉妹達。
敬虔なクリスチャンの両親のもと厳しく育てられていた。
彼女達は近隣の男のコ達のあこがれの女の子達だった。
まず末娘セシリアが夏に自殺を図る。そしてついには5人全員が自殺死を遂げるのであった。

ソフィアコッポラ監督のデビュー作。
期せずしてキルスティン作品を2夜続けてみてしまった。(本当に偶然、私は作品名だけで選んだから)
彼女はやはり美女ではないけど印象に残る女優さんだと思う。他の出演女優と並んでもやっぱりその個性的な顔立ちは
魅力といえると思う。私は正統派の美女は好きでない。彼女のような印象に残るような女優さんが好きなんだなぁ。
この作品はアメリカでの自殺者の多さを斬ったものなんだろうか。
劇的な話の流れがあるわけでもなく、何不自由無くそだてられた上流階級の5人の少女達が何に不満をもっているのか。
だからこそ、ごく普通の少女たちが何かを心にかかえ、不安にいきている。ふとしたことで自殺してしまう
若さのもろさを描いたものなのだろうか。
私はもう大人になってしまったけれども思春期って怖いんですよね。その当時に戻りたくないですもん。
今、生きててよかった。あの思春期さえ生き延びれば、あとはなんとか生きて行ける気がする。
それだけこわい季節なんだと思う。
私は近所の男の子達と姉妹が電話でレコードをかけあうシーンが好きですね。
音楽がいいですね。
‥‥でこの映画はガーリー映画ってことでいいのでしょうか?雰囲気や映像、音楽といったアートとしての
映画といえば、満足な部類です。

DVD「エリザベスタウン」を観ました。2008年49本目

2008-04-29 00:46:42 | LOVE MOVIE
原題 : Elizabethtown
製作年 : 2005年
主演;オーランドブルーム
キルスティンダンスト

大企業で働くドリュー。そこで多額の損失を出してしまい、職も彼女も失った。
その上、父親の訃報まで届く。
父の葬式をするため、故郷エリザベスタウンに帰る途中にクレアという女性と出会う。
超、楽観的な彼女に次第に心を開いていき、人生の楽しみ方を感じるドリューなのであった。

このお話。オーランドブルーム、キルスティンダンストという2大俳優が出演したのにも
かかわらず地味な評判ですよね。
あまりこれがおすすめ!っていう話をきかないですね。
まぁ、むしろ、この2人の俳優が意外と地味だから?(当時は)
私はオーランドブルームもキルスティンダンストも好きですよ~。
海賊もスパイダーマンもみてないけど(笑)
私はどちらかというと、ハリウッド映画が好きじゃないのですよね~。
この映画のいいところはリアルな一般的な人物を書いたところですかね。
ドリューが勤めているのも靴の会社で、なんだかIT企業とか株トレーダーとかわけのわからない企業じゃないから
取っ付きやすい。
クレアは客室乗務員。彼女達が気に入った乗客に電話番号をわたすっていう手もよくある。
しかも米国の客室乗務員は日本とイメージが違ってもっと軽い?職業ですよね。(最近は日本もそうなってきてますが)

でも、2人はじめて電話した時に、クレアが「もう(電話)切る?」っていった時にドリューが「あ、まだ待って」
と行った時にクレアがやったぁ~!って顔をするんですよね。狙った男がまんまとハマった!幸せの瞬間!
わかりますね。恋をしている時の女の心が良くあらわれていますね。
そして、恋ではクレアの方が一歩上なこと。男が手のひらで転がされてるんですよ~。おもしろい。
恋愛のお手本にしたい感じ(ププッ)

この映画は、庶民的な普通の男女の恋愛と、家族のふれあいがかかれているのでストーリーが大変わかりやすいんですよね。
で!この映画の魅力はなにかというと、音楽ですね!BGMじゃなくて、音楽の中にお話がつつみこまれている感じ。
車を運転しながら流れてくる音楽はすべて名曲ばかり!エルトンジョンとかね。サントラ買っちゃいました☆
音楽がおすすめっていう私にとって、初めての映画ですね~。

あ、オーランドブルームももちろんかっこよくて目の保養に!!
自殺マシンと子供のしつけのビデオが受ける(笑)

ヒューマンドラマらしいですが、これ、恋愛映画としてみました。私は


映画「ベティ・ペイジ」を観ました。2008年46本目

2008-04-27 23:02:11 | LOVE MOVIE
製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
主演;グレッチェン・モル

1950年代に彗星のごとく現れて伝説になったピンナップガールの半生を描いた作品。
最初の結婚に失敗したベティはNYに渡り、モデルとしてのキャリアをスタートさせた。
きっかけは偶然だった。しかし、彼女の才能は瞬く間に開花し、マニアックな人気を得ていた。

「神は人々に平等に才能を与える、それを利用して生きられるように。」
この言葉が印象的でした。
彼女は偶然通りがかったアマチュアのカメラマンの目に留まりモデルへの一歩を歩き出したのですが、
彼女の天性のカンというか、モデルをやらせたら最高!に生き生きとしてました。
彼女の才能なのです。彼女の仕事は冷ややかな目で見る人も居るけれど、
しかし、それを喜ぶ人達がいるから、彼女はむしろ善意ということで仕事をしていました。
ハイヒールやストッキング、ボンテージやさるぐつわをされたいわゆるSM女王様的な格好で、
ある特殊な性癖を持つ人達に受けていたのです。
それが弁護士や、医者や一流の職業である程、重圧が多いからまれな性癖になる人が多いという統計まで出ていました。
凡人にはない理想の世界をもっているのだと。たしかに、おもしろい見解ですね。
(たしかに、天才となんとかは紙一重というか、実際に私の周りにもそういう世界の人では変わった人がおおいなぁ。)
しかし1950年代のアメリカの道徳観では彼女の仕事が世論には受けいれられなかったのです。
彼女の作品がわいせつかどうか裁判になりました。彼女の写真の影響で死者まで出たのだと言います。
彼女は良心の呵責である宗教に熱心に信仰し仕事を辞めるのです。
「アダムとイブも罪を冒して服をきたのよ」とセリフを残して。

このお話、美化されているけれど、今でいうところのアングラの世界で生きていた人なんでしょうね。
今不愉快だと思われている世界も、それも後世にはきっと認められる時代がくるのでしょうか?
ベティの写真も今みると、本当にありきたりなボンテージですし、ヘアのカットもないです。
でも当時は大問題だったんですよね。差別意識もつよかったでしょうし。
でも青春時代に表現者として彼女は才能を開花し、名を残せたのだし、ぱっと出て短くちったから
こうやって伝説になっているのだろうし。
やっぱり、いろんな人の人生で起こることって「必然」なんじゃないんでしょうか?

あと50年代のファッションと前髪重めのベティのヘアスタイルがとてもかわいかったです。
それも、見所でした。あと音楽もよかったですよ。
ある雑誌で土屋アンナがベティペイジに扮していたけど、かわいかった!
映画の構成は白黒がメインで時々でてくるカラー映像が印象に残り、良かったです。



DVD「奇跡の海」を観ました。2008年45本目

2008-04-27 01:02:24 | LOVE MOVIE
原題 : Breaking the Waves
製作年 : 1996年
製作国 : デンマーク
主演;エミリー・ワトソン (Beth)
ステラン・スカルスゲールド (Jan)
カトリン・カートリッジ (Dodo)
ジャン・マルク・バール (Terry)
エイドリアン・ローリンズ (Doctor Richardson)

大すきなラース・フォン・トリアー監督作品です。
ヤンと結婚したベス。
この町ではヤンは油田に出稼ぎに行かなければならなかった。
そのことにとても悲しんだベス。信仰深い彼女は神様に早くヤンを還してくれるよう神様に祈った。
それはすぐ叶った。思いのほか早く。しかし、それは、ヤンが事故で下半身不随になって帰国させられたのだった。
ベスは自分が神様に早く還してくれるよう祈ったから自分のせいだと責める。
彼女はそれを償うかのように、ヤンに頼まれた行為を行い、彼がそれを糧に体が治って来ていると信じていた。
愛を純粋に信じる故、盲目的になっていったベス。しかし、その結果。。。

これはすごく重い映画ですね。
この監督の作品の女性はみんな自己犠牲がすごい方達ばかりなのですが、
でもそれは誰かを思うがための純粋な行為なんですよね。
ヤンが危篤になったときいた時に彼女が迷わず取った行動。
それは結果的に悪かったし、よくもあった。
でも地獄にいくのはいったい誰?ベスは地獄いきじゃないでしょ~。

精神状態はいいのか悪いのか?誰にも信じてもらえないかもしれない。
でもピュアであることには変わりないと思う。
私はベスのようにはなれないけど、尊敬する女性象であります。


DVD「海辺の家」を見ました。2008年44本目

2008-04-27 00:41:58 | LOVE MOVIE
原題 : Life as a House
製作年 : 2001年
主演;ケヴィン・クライン (George)
クリスティン・スコット・トーマス (Robin)
ヘイデン・クリステンセン (Sam)
ジェイミー・シェリダン (Peter)
サム・ロバーズ (David)


42歳の建設デザイナーの男、ジョージ。彼には別れた妻と16歳の息子が居る。
ある日、会社を突然解雇された。
そして悪いことに、彼のガンが発見されたのである。余命数ヶ月とわかった彼は
残りの時間を新しい家を建てることに費やそうと決める。
彼の父親のモノだった家を新しく自分名義に建て替え、彼の16歳の息子の為に残そうとする。
あと数ヶ月の命で、ジョージは新しい家を建て直すことができるのか。

この物語は、余命で何ができるか?を考えさせる物語。彼は壊れかけていた家を建て直すように、
家族の再建を試みようとしていた。
妻とは既にわかれ気持ちは離れているし、息子は非行に走っている。
はじめは一人で家を建て直そうとしていたのだけれども、息子の次第に心を開いて行くように
なって、最後には家族が一丸となって、家を完成させることが出来たのである。
そこまでの道のりを観て欲しい。
彼にはもう一つ心残りになっていることがあったが、それは息子を通じてかなえることが出来た。

あと少しの命、何をする?おいしいものを食べたい。旅行したい。いろいろ気持ちがあると思う。
でも家族との時間、家族の絆、それが一番幸せで大切なことだと気付かされた作品です。
いい物語でした。
家族の大切さを実感できるお話です。泣けました。

DVD「サイモンバーチ」を観ました。2008年43本目

2008-04-19 20:44:12 | LOVE MOVIE
原題 : Simon Birch
製作年 : 1998年
製作国 : アメリカ
主演:ジョセフ・マゼロ、イアン・マイケル・スミス

奇跡的に小さい体で生まれたサイモンバーチ。
自分が小さい体で生まれたのは意味がある。神様のプランを達成する手段として選ばれたのだと
信じている。
そして私生児として生まれいじめを受けて来た少年、ジョーと理解し合い親友として
暮らしていた。彼らを理解しているのはジョーの母親。とても天真爛漫で慈悲深い母親なのである。

この映画、泣けました~~!
サイモンバーチが生まれて来た理由、使命。なんとそういうワケだったんですね。
彼は病気で小さい体で生まれ、心臓が小さい為に一日命がもつかどうかとわれていたが、もった。
その1週間もつかどうかといわれたが、もった。
そして12歳を迎えた彼の周辺でおこった出来事を映画では表現している。
彼は12歳で死んでしまう。それは、冒頭で、彼の親友ジョーが彼のお墓参りをしていて
サイモンバーチの生きた期間が12年間になっていたからです。
彼は12歳のとき、どうやって死ぬのだろう。そうおもいながら観ていました。
この映画のシーンで好きなのはアイスをたべながら、ジョーの父親候補を探している場面。
そして、ある事件でサイモンとジョーの2人が警察に捕まって、ベン(ジョーの母親の恋人)が迎えに来た時に、
ベンが何かたべるかい?と聞いた時、「迎えに来てくれた上に食事をごちそうしてくれるなんて、
ベンの親切に甘え過ぎだよ」といって断るシーン。
そして印象に残っているセリフは「これが最後だとわかっていたら一生懸命心に残そうと努力するのに」
ジョーが昔を振り返って最後のサイモンの姿を思い出そうとする時に発したセリフ。

神様ってやっぱりいるんですよ。何事にも意味はあると思います。
そして友達っていいですね。
おすすめ映画です。

DVD「ライフ・オブ・デビッドゲイル」を観ました。2008年41本目

2008-04-18 00:00:44 | LOVE MOVIE
原題 : THE LIFE OF DAVID GALE
製作年 : 2003年
製作国 : アメリカ
主演:Kevin Spacey ケヴィン・スペイシー (David Gale)Kate Winslet ケイト・ウィンスレット (Bitsey Bloom)

同僚の女性をレイプ殺人した事件でまもなく死刑執行を迎えるデビットゲイルの単独インタビューを
受けることになったビッツィー。
デビットは死刑反対運動派の一員だった。その彼が今死刑を迎えようとしている。
そんな彼がなぜ死刑を命じられるような犯行をおこなったのか。
ジャーナリストのビッツィーは彼の冤罪を信じ、それを証明するために奔走するのだが。

このお話!泣けます!
なんで彼はもっと早く彼女に取材を申し込まなかったの?
そんな疑問がわいてきました。
死刑反対運動をしていた彼が死刑をうけるなんてどうして?
でもそんな疑問も最後まで観ると理解できます。なるほど。
私の涙は裏切られました。
すごい!この映画!本当に良作のサスペンス映画ですね!裏切られまくり!最後の最後までお見逃し無く!!

そこまでして、、、って思いましたが。たしかに殉職ですね。
子供を思う父親の気持ちも描かれていて、すごい本当に重厚な映画です。
良い作品でした。終わって呆然ですよ!!!

DVD「セブン」を観ました。2008年40本目

2008-04-14 22:25:48 | LOVE MOVIE
セブン - goo 映画

原題 : Seven
製作年 : 1995年
製作国 : アメリカ
主演;ブラッドピッド モーガンフリーマン グィネスパルトロウ

定年をあと1週間で迎えるというベテラン刑事サマセットにモーガンフリーマン。その入れ替わりにやってきた若き刑事
にミルズにブラッドピッド。
2人は一緒にある事件に参加する。
まず極限状態まで太った男が何者かに殺された。壁には(GLUTTONY=大食)の文字が。
そして次に敏腕弁護士が殺された時には〈GREED=強欲〉という文字が残されていた。
この犯人からのメッセージに、
サマセットは聖書の中にある、七つの大罪=「憤怒・嫉妬・高慢・肉欲・怠惰・強欲・大食」
に基づいて犯行を行おうとしていると確信。
続けて7つ全部殺人が起きると判断。先に手を打とうとFBIを巻き込んで捜査をする。
その先の犯行はいかにおこなわれるのか?結末はいかに?犯人の動機は?

この映画、映画館でじつは観たんです。でもその時、寝てしまったんですよね(汗)
難しかったんでしょう、当時には。
出てくる文学書の引用や、聖書の話。聞いてたらわけわかんなくなったんですよね(笑)
でも今回は楽しめました。
犯人が5つ目の犯行が終わって、あと2つという時に自首してきた時は、
そう。結果がなんとなくわかりました。
奥さんが主役級の役者であったことも、あ、奥さん。なんか関係あるな。と臭わせた(笑)
でも犯人の周到な計画には、参ります。
連続殺人犯が自殺とかして動機が不明な事件って現実の世界にもありますよね。
だから、犯行動機がなぞのままおわるので、余韻を持たせる感じがいいですね。
でも、自分の命が7番目って、自爆テロじゃないですか。
やっぱり宗教心とかなんですかね?
単純にスゴいなって思ったのが、図書館で借りてる本の傾向での犯人の割り出し。
日本でもゲームがどうのとか、観ている映画がどうのとか。
あと付けですけど、やっぱりあれが原因だっていろいろいわれますもんね。
そこで犯人があいつだ!ってつながるっていうのが、現実ぽいというか、
リアル感があって面白かったです。

私もブラピだったらおなじことすると思うな。
相手の思うつぼだとしても、自分の手で‥‥。って思うものなんじゃないかなぁ。
だから後味わるい映画とは思いません。逆にリアルな楽しい映画でした♪