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自分のために書くことば。

普段の生活や会話などから感じたことを、書いてとっておきたいんです。あとで読み返して、私は幸せだなあと思えるためにも。

歪む家

2007-09-14 07:39:43 | 町家に住む
古い家に住んでます。戦前の建物だとか。
長屋の一戸です。住み始めてもう2年ちょっとになります。

古いせいか家自体が歪んでます。

窓枠がナナメ。
常に隙間があいてます。窓のかぎをしめるにはコツとちからがいります。

そして床がナナメ。
下がっている方を頭にして寝転ぶと「落ちるー☆」て感じ。
ビー玉とか筒型のペットボトルとか、転がさなくても転がります。

こんなナナメのところで暮らしたら、身体の調子おかしくなるかなって。
思っていたけど、慣れってコワイ。たいして困ってない。
人間のからだの順応性が勝ったのか、もともと私がナナメだったのか。

こんな我が家ですが、なんとか暮らしています。




吊り床(つりどこ)と隠し階段

2007-09-08 10:40:06 | 町家に住む
古い家に住んでます。戦前の建物だとか。
長屋の一戸です。住み始めてもう2年ちょっとになります。
町家専門の不動産屋さんで見つけました。
そんなに、トラディショナルでもないし、縁側があるわけでも
きれいな格子戸があるわけでもありません。

そんな中にもお気に入りポイントはあります。

ひとつめ。
居間(京間で四畳半)の天井隅が、
床の間の上部のようなつくりになってます。
でも下は畳なんですけどね。もっとも簡易なタイプの床の間だそうです。
吊り床(つりどこ)と言うらしいです。棟方志功の版画を飾ってます。

ふたつめ。
一見押入れ、という襖をあけると、階段が現れます。
これは、来た人がだいたい驚いてくれます。
またその階段のハバがとっても狭い。そして急。
慣れないと下りるの怖いみたいです。

みっつめ。
玄関の引き戸。むかしレトロなガラスが入った木の引き戸です。
なんか模様が入っているので、お天気のいい日にはキラキラしてます。
デスクの引き出しの鍵レベルに小さい鍵が、我が家の玄関の鍵です。
出かけるときは鍵を使わなくても閉まるタイプです。
でももちろん開けるときには鍵が必要です。
つい鍵をもって出るのを忘れて、家に入れなくなる時がこれまで3回は
ありました。大家さんに電話したり、大変でした。

こんな我が家ですが、なんとか暮らしています。