今日は家に帰りたくなくて、夜の渋谷をうろうろして、
本屋さんに立ち寄って、本を3冊買って帰宅しました。
観劇後、なんだかそわそわする。
そんなお芝居でした。
『母に欲す』atパルコ劇場
先日、観に行った映画『愛の渦』の脚本・監督をされていた三浦大輔さんの作・演出。
銀杏BOYZの峯田さんと池松壮亮くんが兄弟役。
その父を田口トモロヲさんが演じている作品。
ここからは、ストーリーに触れます。
母親が亡くなって49日のちょっと後に、父親が女性を連れてくる。
新しいお母さんだと。
最初は受け入れられずにいた二人だが、日常生活の中で少しずつ変化していく。
男たちの関係性も少しずつ。
それが自然で、おかしくて、愛おしくなる。
その中で、印象的な言葉がある。
兄は、才能は有るけどまだ売れていないミュージシャン。
誰の電話も取らず、堕落した生活を送っていたら、
母親のお葬式にも間に合わないことになってしまう。
そんな兄を励まそうとする兄友人の言葉。
後悔やらでずっと母親のことが残っていくだろうけど、
残ること自体が、母親にとって幸せなんじゃないかと。
そんな考え方もあるのか…と思いました。
最後の最後で、母親の本当の気持ちが判明するのですが…。
留守電に入っていた最後の肉声で。
ちょっとベタだし、ダメ押しな感じがしたけれど、それを差し引いても、
これは母親を亡くした経験を持つ人、特に男性は涙なくしては観れないと思う。
上演時間が3時間15分だと聞いて、ゾゾッとしていたのですが、
あっという間に過ぎ去りました。
観劇中は終始、心が震えて、ある意味ゾゾッとしていました。
いい舞台を観ました。
観初めは「映画っぽい」と思いましたが、やっぱりライブだと伝わり方が違う。
だって、途中の食事のシーンで、ポークソテーの匂いがし出したもん。
一瞬、隣の男性客の体臭かと疑ったけど、多分ステージから漂ってきた匂いだと思う。
明日のお弁当は、ポークソテーにしようと決めました。
男女の性(さが)についても考えさせられるものがありました。
登場人物の中でも、若干、若い女性に対しての見方が厳しくなる。
あんな風にペラペラ喋ったらあかんやん…とか、
そんなところで泣いたら、「泣きたいのはこっち」やと思われてるやん…とか。
厳しいというよりも、自分に置き換えてるのかもしれません。
過去の失敗を少しだけ思い出しつつ…。
いろんなことを考えつつ、感情が大きく揺さぶられました。
右脳と左脳が大忙し。
眠っていた部分が起き出した感覚。
久しぶりです。
やっぱり舞台はいいもんだ。
そんなわたしは、しあさっても小劇場のメッカ下北沢に舞台を観に行く。
東京に来てよかったなと思うことの一つは、いろんな舞台に身近に触れられる環境だということ。
昔は、新幹線で往復して観に行ってたもんなぁ。
そんな環境に感謝しつつ、今もまだ興奮冷めやらぬ状況の中、
もう少し夜更かしをすることになりそうです。
収まれ、わたしのアドレナリン!
本屋さんに立ち寄って、本を3冊買って帰宅しました。
観劇後、なんだかそわそわする。
そんなお芝居でした。
『母に欲す』atパルコ劇場
先日、観に行った映画『愛の渦』の脚本・監督をされていた三浦大輔さんの作・演出。
銀杏BOYZの峯田さんと池松壮亮くんが兄弟役。
その父を田口トモロヲさんが演じている作品。
ここからは、ストーリーに触れます。
母親が亡くなって49日のちょっと後に、父親が女性を連れてくる。
新しいお母さんだと。
最初は受け入れられずにいた二人だが、日常生活の中で少しずつ変化していく。
男たちの関係性も少しずつ。
それが自然で、おかしくて、愛おしくなる。
その中で、印象的な言葉がある。
兄は、才能は有るけどまだ売れていないミュージシャン。
誰の電話も取らず、堕落した生活を送っていたら、
母親のお葬式にも間に合わないことになってしまう。
そんな兄を励まそうとする兄友人の言葉。
後悔やらでずっと母親のことが残っていくだろうけど、
残ること自体が、母親にとって幸せなんじゃないかと。
そんな考え方もあるのか…と思いました。
最後の最後で、母親の本当の気持ちが判明するのですが…。
留守電に入っていた最後の肉声で。
ちょっとベタだし、ダメ押しな感じがしたけれど、それを差し引いても、
これは母親を亡くした経験を持つ人、特に男性は涙なくしては観れないと思う。
上演時間が3時間15分だと聞いて、ゾゾッとしていたのですが、
あっという間に過ぎ去りました。
観劇中は終始、心が震えて、ある意味ゾゾッとしていました。
いい舞台を観ました。
観初めは「映画っぽい」と思いましたが、やっぱりライブだと伝わり方が違う。
だって、途中の食事のシーンで、ポークソテーの匂いがし出したもん。
一瞬、隣の男性客の体臭かと疑ったけど、多分ステージから漂ってきた匂いだと思う。
明日のお弁当は、ポークソテーにしようと決めました。
男女の性(さが)についても考えさせられるものがありました。
登場人物の中でも、若干、若い女性に対しての見方が厳しくなる。
あんな風にペラペラ喋ったらあかんやん…とか、
そんなところで泣いたら、「泣きたいのはこっち」やと思われてるやん…とか。
厳しいというよりも、自分に置き換えてるのかもしれません。
過去の失敗を少しだけ思い出しつつ…。
いろんなことを考えつつ、感情が大きく揺さぶられました。
右脳と左脳が大忙し。
眠っていた部分が起き出した感覚。
久しぶりです。
やっぱり舞台はいいもんだ。
そんなわたしは、しあさっても小劇場のメッカ下北沢に舞台を観に行く。
東京に来てよかったなと思うことの一つは、いろんな舞台に身近に触れられる環境だということ。
昔は、新幹線で往復して観に行ってたもんなぁ。
そんな環境に感謝しつつ、今もまだ興奮冷めやらぬ状況の中、
もう少し夜更かしをすることになりそうです。
収まれ、わたしのアドレナリン!