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今日の気分は?

B型血液の本領発揮、
その日の気分で何でも書くぞ!
★日替わり写真にご注目★

火星で氷を発見!?=米無人火星探査機「フェニックス」の画像=

2008-06-24 18:55:00 | 宇宙
 米航空宇宙局(NASA)とアリゾナ大などが、米無人火星探査機「フェニックス」が撮影した「火星の氷」として下の画像を公表しました。
 これまで火星の北極付近の地下には、水の流れ出した跡などから氷があるのではないかと推定されていました。

 それが今回のように氷そのものの画像が送られて来たことは画期的なことです。

 なんでも、火星の北極付近に着陸した無人探査機「フェニックス」が着陸する際のガス噴射で地表の土が吹き飛ばされて露出したのではないかということです。

 益々、火星に生物が生息する可能性が高くなりました。

    
火星に着陸した無人探査機「フェニックス」が撮影した氷とみられる白い物体。上部は機体底面の噴射ノズル(NASA、アリゾナ大など提供)


火星の氷か、探査機撮影 着陸時の噴射で露出(共同通信) - goo ニュース


【今日の写真】
 「オオマチヨイグサ」です。

火星の水を採取へ!=米無人火星探査機「フェニックス」が火星に着陸=

2008-05-26 19:45:00 | 宇宙
 地球によく似ている火星には「火星人」がいるのではといのが、これまでの地球人の大きな関心事です。
 タコのような格好の火星人は居ないとしても、微生物のような生命体は居るかもしれないが最近の火星観測からでた結論です。

 生命体にとって重要な水の存在は、2002年に火星の極地域の浅い土壌層の下に、大量の水が氷という形で存在していることが確認されています。

 その火星の北極地域にアメリカの無人火星探査衛星「フェニックス」が着陸に成功したのです。

 火星の水の採取を試み、生命存在の条件を調査するというのです。

 どんな結果がでるのか。「生命体が居て欲しい」が希望的観測ですが。


    
着陸に成功し、地表に据えられた探査機「フェニックス」の脚部分。昨年8月に打ち上げられ、6億7900万キロを飛行後、時速約2万キロの速さで火星の大気圏に突入。パラシュートと噴射装置で減速して着陸した【AFP=時事】


    
フェニックスから送られてきた火星表面の画像。提供写真(2008年 ロイター/NASA,JPL, Caltech, University of Arizona)

米探査機が火星北極に初着陸、水採取し生命の可能性を調査へ(ロイター) - goo ニュース


【今日の写真】
 「アヤメ」です。

木星がドラゴンボールの“天津飯”に大変身!

2008-05-24 19:00:00 | 宇宙
 今まで木星には目玉のように見える赤い模様、「大赤斑」と「小赤斑」があることが確認されていました。

 ところが、5月9日~10日にハッブル望遠鏡が撮影した画像には3つ目の赤班が写っていたのです。

 大きさは「大赤班」の4分の1くらいで同じ緯度にあって、段々接近しつつありこのままいくと8月ごろには衝突するというんです。
 その時、小さい方が吸収されてしまうのか、それとも弾(はじ)き返(かえ)されるのか興味津々(きょうみしんしん)といったところです。

      
木星に出現した第3の赤い“目玉”(左端中央の赤い丸)。5月9-10日にハッブル宇宙望遠鏡で撮影。最も大きな赤い丸は大赤斑、中央は小赤斑(NASA提供・共同)

木星に第3の目玉出現 ハッブル望遠鏡が撮影(共同通信) - goo ニュース


【今日の写真】
 我が家の「ヤブツバキ」です。

表側と裏側で違う月の重力!=月周回探査衛星「かぐや」=

2008-04-29 18:03:57 | 宇宙
 月周回探査衛星「かぐや」とリレー衛星「おきな」中継器(RSAT)の観測結果を分析して、月の表側と裏側の重力異常図において新しい知見が得られたと九州大や国立天文台などのチームが発表しました。
 表側と裏側の重力分布が違うことが確認されたのです。

 これにより月の形成過程が分かると同時に地球の形成過程に付いても分かってくるのではないかと思います。


図1「かぐや」の観測              図2従来の重力分布


アポロ盆地

図の説明(宇宙航空研究開発機構より転載)
 月の裏側の重力異常はこれまでほとんど分かっておりませんでした。たとえば、アポロ盆地は、図2のようなモデルが作られていました。図の色は重力場の強さを示し、青、緑、黄、赤の順で強くなります。
 赤色は正の重力異常を表し、地形の高まりや、地下に重たい物質がかくされていることを示します。反対に青色は負の重力異常を表し、 地形の凹みや、地下に軽い物質が埋もれていることを示しています。図1、図2を比較すると、これまでぼんやりとしか見えていなかった重力異常が明瞭に捉えられるようになったことが分かります。すなわち、アポロ盆地は、「かぐや」の観測によって図1のような「負(青色)の重力異常」が発見され、中心から外側に向かって黄色、青、薄い赤色、という同心円(ドーナッツ型)の構造をしていることが明らかになりました。

※重力異常(gravity anomaly)とは、各地点での重力値と平均重力の差。
※LP165P:NASAのコノプリフ博士らによって2001年に発表された月の 重力場の地図。Lunar Orbiterや

Apolloから最新のLunar Prospectorに至る米国の探査機が取得したデータを総合的に解析した結果。


【今日の写真】
 月に関係のある花をと思い見つけた、「ハナミズキ」です。

NASAが観測史上最小のブラックホールを特定!

2008-04-02 19:25:00 | 宇宙
 宇宙にはまだ解明されない謎が星の数ほどあります。その謎の中でも「ブラックホール」について私は強い関心を持っています。

 その「ブラックホール」に付いて、昨日(1日)米航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙飛行センターの研究チームが面白い成果を発表しました。

 「ブラックホール」とはウィキペディアによると、
 【重力が強く、光さえも抜け出せない領域のことを指す。大質量の恒星が超新星爆発した後、自己重力によって極限まで収縮することによって生成したり、巨大なガス雲が収縮することで生成すると考えられている。】
 ということになりますが、その大きさに付いては、まだ定説がありません。

 今回、質量が太陽の3・8倍で直径が約24キロの「ブラックホール」をこれまでの観測史上で最小のブラックホールと特定したと言うのです。

 この「ブラックホール」は南半球のさいだん(祭壇)座の方向で、銀河系内にあり大きさが小さい分、表面でも中心に近く重力が強いので「近づけば巻き込まれる。将来の宇宙旅行者はご注意を」とNASAが警告しています。

     
        最小のブラックホール特定 ブラックホールの想像図(共同通信)


最小のブラックホール、NASAが特定(読売新聞) - goo ニュース


【今日の写真】
 「ノゲシ」です。