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野田鶴声社に行って来た!

2009-03-17 | その他
今日とうとう葛飾区亀有にある野田鶴声社に行って来ました。
以前このブログにも書いたりして(そのときの記事は⇒コチラ)、前から「行こういこう」とは思っていましたが、なかなか行くまでは至りませんでしたが。。。野田鶴声社とはホイッスルの製造メーカー(とは言っても規模は町工場)です。

何故そんな下町の小さな工場(こうば)で作っている笛を、わざわざ買いに行ったか?というと「ワールドカップに採用された公式ホイッスルが欲い」という単純な理由からでした。
実はこの工場の笛は日本代表がワールドカップ本大会に出る(98フランス大会)より16年も前(82スペイン大会)から公式ホイッスルとして採用されていた世界が認める下町の職人による一級品なのです。

元々は自分用として「いつか購入しよう。出来れば直接行って(仕事で近くまで行く機会があったので)」と考えていましたが、やはり仕事中に・・・というのが足かせで躊躇して早2年が経っていました。今回踏み切った理由は、この笛を長年親しくして頂き、残念ながらこの春チームを離れるIコーチへ贈り物としてに渡そうと考えての事でした。

野田鶴声社に着くと驚くほど普通の建物(見た目は不動産屋の事務所)、とりあえずノックをして入って「ご免下さい!」と声を何べんも掛けてようやく、一人のお婆ちゃんが奥から現れました。ホイッスルの購入を申し伝えると何種類もの笛を出してながら「試しに自分で吹いてみて」とのお言葉を頂き、クロームメッキの物、純金メッキされた物などラグビー用の笛も吹かせてもらったすえ、プレゼント用に86メキシコモデルのクロームメッキの物に決めました。

自分の分も買おうと思っていましたが、お婆ちゃん曰く「今度社長が居る時にいらっしゃい」との事、現在週3日透析をしに病院に行くとの事で私がお邪魔した時はちょうど病院の日だったらしく「話好きな人だから自分が居ない時に人が来たと聞いたら残念がる」と言われ、「では自分の分を買いに社長がいらっしゃる時にまた来ましょう」と告げてホイッスルを一つだけ譲って頂きました。
お婆ちゃんが言うには「話し出したら2~3時間はとまらない」との言葉に、今日の様に仕事中寄ったらとても危険かも?と思いつつ「ちょっとお話したいかな?」とも思いながら今度はいつ来れるかな?と考えながら後にしました。
色々ホイッスルを吹かせてもらいましたが、みな素晴らしい音色でした。

やっぱ自分用に一個欲しい!