六月十四日(木)早朝、昨日満開となったチョウセンヤマツツジを撮影。このツツジは、旧太平洋炭鉱のズリ山にシバザクラを植えるボランティアの会が、資金を調達するために販売した苗木を、五年くらい前に購入した。
佐藤孝夫『新版北海道樹木図鑑』(亜璃西社)は、「雄しべが花びらに変わり八重咲きになったものがヨドガワツツジ」と記しているが、樹性はヨドガワツツジと違い、上よりも横に伸びる。花色は淡紅紫。
他のツツジは、どれもどんどん丈が伸びるので、花後の剪定を欠かすことができないが、このツツジは横に伸びすぎた枝を剪定するだけで、手間がかからない。
ヤマツツジの濃い朱色もよいが、チョウセンヤマツツジの淡紅紫色には、楚々とした爽やかさがあり、気に入っている。隣家の庭には、樹高六尺以上の太幹のヤマツツジが数本植わっていて、庭の三分の一を朱色に染めている。四十年前に、営林署による国有林内の払い下げを受け、自前で掘り上げ、藪出しと運搬を行って植えたものだという。
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