タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

雌雄異株のアオダモ(コバノトネリコ)の雄花

※ 画像はクリックで拡大できる。

 アオダモ(コバノトネリコ)は雌雄異株で、雄株に雄花、雌株に両生花がつく。上掲雄花の画像は、6月5日午前9時 46 分、厚岸町八千代林道沿いの林縁で撮影した。

 当年枝やその葉腋から数本の花柄を対生、さらに各花柄から対生する小花柄の先に、花冠が4全裂、長さ約8㍉線形の裂片4枚を有する白色小花を総状に多数つけ、全体として円錐花序をなす。

 雄花には雄蘂2本のみで雌蘂はなく、花序は花粉生成後にやがて落下し消失する。両生花には雌蘂1本と不活性の雄蘂2本があり、雄花の花粉で受粉し淡紫色の翼果をつける。

 雄花と両生花の形態上の相違については、2015 年7月8日投稿のアオダモの雄花&両生花と翼花」を参照されたい。

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