十一月六日にシラルトロ湖岸を車で通ったときは、湖の北端に二羽のハクチョウがちらっと見えただけだった。九日は写真を撮るのに好適な晴天なので、女房に頼んで車を出してもらった。ハクチョウがいるような気がして、愛用のデジタルカメラ(ルミックス=Panasonic DMC-T25=廉価だがブログ用写真を撮るにはこれで十分)を腰にいそいそと出発。
塘路湖西端を右に見ながら、ザルボ展望台の小高い山を右に大きく巻いて下るとシラルトロ湖を南北に見渡す位置に出る。
いた! 南北に細長い湖の中間辺り、湖岸から離れているので姿は小さいが、カモの群れと並んで十数羽のハクチョウが見えた。接写は無理、今回は小画像で良しとしよう。
冠雪した雌阿寒岳と雄阿寒岳を背景とした湖を遠望するのも悪くない。雌阿寒岳=1499㍍、雄阿寒岳=1371㍍、標高は雌阿寒岳が高いが、撮影した位置からは雄阿寒岳が高く見える。登山口近くからハイマツ帯で、岩石がむき出しの荒々しい雌阿寒岳(活火山)の山肌に対して、雄阿寒岳は七合目まで鬱蒼とした森林に覆われている。
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