タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

<おやっ、キジバトさん、今頃どうしたの>

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<11月17日>
 本格的な降雪期を間近にして、スズメ・ヒワ・アトリ等のために第1給餌箱(アワ、ヒエ、カナリアシード)を、シジュウカラ・ゴジュウカラ・ハシブトガラ等のために第2給餌箱(ヒマワリの種)を設置した。

 野生の鳥類は警戒心が強いので、設置直後は給餌箱に近づかないが、安全を確かめながら少しずつ入るようになる。しかし、今季は、私が給餌箱を離れるとすぐにスズメが第1給餌箱に入り、シジュウカラ・ゴジュウカラ・ハシブトガラが第2給餌箱に群がった。
 しかも、驚いたことに、キジバトが姿を現し、スズメを安心させるために庭に少量ばらまいたアワ・ヒエを啄み始めた。キジバトは、五百沢日丸/解説、山形則男・吉野俊幸/写真『日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版』(文一総合出版)に、「日本では留鳥としてほぼ全土に分布し、北海道では冬期南方へ移動する」と記されているように、道北・道東では越冬しないはずだが、近年は、地球温暖化現象で平均気温が上昇しているせいか、どうも様子が異なる。

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 「おじいさん、餌、もっと頂戴な」と言わんばかりに、私の書斎の窓を見上げる姿にほだされて餌をばらまくと、毎日やって来る。まるで飼い鳥のよう。雪が積もったらどうするんだろう、寒さをしのげるのだろうか。おじいさんは悩む。

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