四月七日は、テレビの天気予報で「釧路、晴、最高気温8℃、午前中弱い南南西の風」と好条件。渓流釣竿と魚篭を用意、カンジキをリュックに括りつけて別保川支流上流部を遡上。まだ両岸が雪で覆われ、水温が低いせいか魚の食いつきは鈍い。十時から一時間半で源流域に到達、釣果は、13~18㌢/㍍のアメマス6匹、12㌢/㍍のヤマメ1匹と少なかった。沢は一面雪で覆われているが、日当たりのよい南斜面では満開の福寿草が見事だった。
帰路は、雪が溶けてもまだ下面が凍っている南斜面縁を注意深く辿って出発地点に戻るが、足を下流に向ける前にちょっと寄り道。ひょっとして、と期待しながら斜面を登ると、ギョウジャニンニクとの心躍る対面。ここは他所よりいつもギョウジャニンニクが早く顔を出す小さなサイト。乱獲に遭えば忽ち消滅するので、採取はほんの数本、春の香りを楽しむ程度に止めるのが肝心。
今回は単独行だったが、明後日は女房と白糠町の山に入る。ヒグマの棲息地で、毎春、残雪上に大きな糞をいくつも見かけるから、要注意。鈴を鳴らし、二人で会話を交わしながら歩を進める。
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