このユズの木は、平成十八年の父の日に次男から贈られ八年目を迎えた。当初、高さ0.5㍍のすらりとした樹姿だったが、鉢に合わせた何度かの剪定整枝を経て、今は枝が無造作に絡み合う不細工な形になっている。
晩秋に室内に取り入れ、冬期間、私の書斎の出窓で育てるには樹高を0.3~0.4㍍に抑制する必要があり苦労している。当初の樹姿と比べると、あまりの違いに驚かれるかもしれない。
しかし、樹勢は旺盛で、主幹を真ん中で切断しても下部の思いがけないところから脇芽が出、枝となって花芽がつく。
今年は六個の蕾が出、十四日現在でそのうち三個が開花。結実の良い樹なのでうまくいけば年内に六個の収穫が望める。柑橘類を育てるのは初めてで、植え替えも剪定整枝も不安の中での作業だった。今も、今後の整枝方法をどうしようかと悩んでいる。鉢植えとしてある程度の整形は必要であり、伸びっぱなしにはできない。
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