タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

政府がまとめた狭い道路の「無電柱化推進計画」案

記事の前文:電柱や電線の地中化に向け、政府がまとめた「無電柱化
推進計画」案の概要が分かった。防災上重要な道路や、お年寄りが歩
きやすくなるバリアフリー化が必要な道路を「重点的に無電柱化を進
める対象」と位置づけ、地中化を事実上強制する内容だ。2018 年度
から3年間で、1400 ㌔・㍍ の無電柱化を実現する目標も掲げた。

 
 2月2日投稿の「狭い歩道の無電柱化=政府が制度整備」( 記事については こちらをクリック )の続編。上掲道路画像は、我が家の宅地南面コンクリート擁壁沿いの市道( 幅員 5. 5 )である。幅員1㍍ の狭い歩道は、電柱の設置された個所がバリアを形成し、歩行者が車道に降りざるを得ない状況にある。主要生活道路及び学童通学路としては不適格と見なすべきだろう。

 予算上の制約から、計画案では「やみくもに実施せず、必要性の高い区域を重点的に無電柱化する」と明記されている。今後、必要性の度合いの判定が問題となるが、この生活道路は「重点的推進」の埒外に置かれる可能性が高いのではないか、とタック爺は懸念する。

 掛け声だけは勇ましいが、財政難に喘ぐ国も電気事業者も、住民の要望に応える余裕はないのではないか。計画倒れだよ、きっと。

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