タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

<釧路産ニシンを食する>

 <北海道におけるニシンの系群分布図 (筆者作成)>

ニシンの系群分布

 <女房がスーパーで購入した釧路産ニシン>

釧路産ニシン

 <2月23日の夕餉の食卓>

夕餉の食卓

 北海道でかつて漁が盛んだったニシンは広範囲の海洋を回遊する広域性の北海道・サハリン系群で、この系群は、昭和28年の記録的大漁を境に漁獲が激減し、その後数年でほとんど姿を消した。
 現在漁獲されているニシンは、固有の湾や湖沼及びオホーツク海北部沿岸に産卵する回遊範囲の狭い地域性の石狩湾系群・オホーツク系群・サロマ湖系群・能取湖系群・風蓮湖系群・厚岸湖系群・湧洞沼系群である。
 女房が購入した釧路産ニシンは、距離的に近い厚岸湖系群ではなくオホーツク系群である。4匹で245円と安価だが、すべてカズノコ入りで、魚体が大きく脂ものっていて美味だった。
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