写 真 散 歩

特別じゃなくて、普段の散歩のときに見つけた
モノを写真で綴る、ページです。

E-5の後ろ側

2010-09-17 | 機材考察など
前から見たら、ほとんど区別が付かなかったのですが、後ろ側は、いろいろと変わっています。

グリップの部分を見てもらったら分かるのですが、新しく付いた液晶パネルのために・・・
全体的に握るスペースが狭くなっています。特に十字ボタンが、親指の腹の部分に近づきすぎて、
グリップを握ったままで操作するのは、困難です。親指を浮かさないと操作ができないのは困りものですね。
感じとしては、普通に握った感じで親指の付け根の腹の部分が十字キーの右側のボタンに触っている状態です。
それと、ISのボタンが省略されてしまいました。。。>汗
設定を変えるには、スーパーコンパネで十字キーでボタンを何度か押して変えるか、Fnボタンにこの機能を割り付けるか
しか方法が無いみたいです。今回のモデルチェンジで、機能は大幅に増えましたが、結局のところ
ボディの金型を変えたのは、後ろの半面だけで、前側とトップカバーは、全くの流用の様です。
E-3の操作体系は、モードダイヤルを持たないので、「ボタン操作」+「十字キー」の操作で、すべて設定を行うので
機能が増えた分、設定の階層が増えて、使いこなすのはなかなか大変そうな感じですね・・・

デザイン的に気になったのは・・・液晶パネルの縁の下段の位置です。
E-3では、この部分は、消去・INFO・MENU・ライブービューのボタンが並んで居たところです。
この場所は、ボタンの位置が一段くぼんでいて、ガードがなされていました。
このガードの部分で液晶のパネルの部分も守られていた訳です。
E-5では、液晶パネルに追い出されてボタンは違う場所にそれぞれお引っ越しと相成りました。
それと、少し気になるのが液晶パネルを収納した状態で、液晶の枠の部分がボトムで一番出っ張った部分になってしまうこと。
そうです、この部分は首や肩にストラップでカメラを掛けたときに、長めのレンズをつけているとカメラがお辞儀をすると
体の部分にこすれる部分でも有るわけです。その部分が液晶の枠の部分になるわけで・・・
そこで以前、E-3で問題になった液晶パネルの枠の強度不足が頭をかすめるわけです・・・
もちろん、この部分に掛かったストレスは、もろに液晶のヒンジに掛かるわけです・・・
大丈夫なのかと、少し心配になりました。
縦グリをつければ問題が無いのかもしれませんが・・・
私的には、縦グリは重量が増すだけなので端から装着する気は毛頭無いのですが・・・

それと、記録メディア室のフタも変わりましたね。この部分はグレードダウンですね。解放用のラッチが無くなって
一端、手前に引き出して、それから外側に開ける方式で、使っているうちにカチッと閉まらなくなるのではと・・・
そういう予感がします。この部分は、E-1の潜水艦のハッチみたいな方式から、明らかに退化していますね。残念です。

今回のE-5に関しては、位相差AF とイメジャーAFの両用が可能になりました。
ライブビューの時にE-3の時のように、ミラーがパタパタして位相差AFで併せて、という動作が無くなって
ミラーアップしたままで、すべてのレンズで撮像素子によるイメジャーAFで撮影が可能になったので、格段に使い勝手が
向上しました。わたしは、このイメージャーAFの搭載機を持っていないので、なかなか新鮮でした。

液晶も明らかに、繊細で綺麗な表示と成っていました。流石92万ドットのパネルです。
これは、新型機が出るたびに言われていた部分ですが・・・ようやく実現ですね。
室内でしか見てないので、屋外での視認性はなんとも判断できませんが、この改良は本当にありがたいですね。

今回のE-5では前から見たら、E-3と遠目で見分けるのが本当に困難ですね、前から分かるのはE-5のロゴの部分見ないと
分からないぐらいですね。この外観が変わらないことで助かる人も大勢居そうですが・・・
外観とハード的には、そんなに変わらないみたいですが、今回のモデルチェンジで変わったのは、
電子回路とソフトの面ですね。

印象としては、割と好印象を持てましたが・・・いつか買うかと思いますが・・・今すぐ予約で買うか、
それとも、1年後か・・・
もうしばらく情報を集めてからですね。


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