写 真 散 歩

特別じゃなくて、普段の散歩のときに見つけた
モノを写真で綴る、ページです。

セカンド・インプレッション

2012-04-14 | 機材・E-System



セカンド・インプレッション・・・

やっぱり、バッテリーホルダー買ってしまいました。>爆

このバッテリーホルダーですが、装着してもまだちぃさく感じるぐらいです。E-3の時は、本体だけで既に大きく、またホルダーを付けたからと行って

グリップが向上するとか、撮影の連射のコマ速がアップするとかの恩恵が全く無かったので、当初から見送りでした。

今回のE-M5は、ボディには膨らみ程度のグリップしか無く、このボディで長玉付けると、安定悪すぎます。

また。ボディ側が余りに軽すぎて何となくしっくりきません・・・コレまで基準がE-3でしたからこういう風に感じても無理ないですね。

このバッテリーホルダーHLD−6を付けると、指がかりが非常に良くなって、ボディをガッシリと握れます。

また、背面のボタンを親指で操作するときも非常に指を動かしやすく成りました。

思うのですが・・・標準状態でこのグリップを付けた状態で設計してくれたら、ボディに付いているシャッターボタンとダイヤルの位置に

新たにボタンを2つか3つは配置できたと思うのですが・・・要するに「ISO」「□□□」「IS」のボタンですね。コレはFnに割り付けることも

出来ますが、よく使うボタンなので残して欲しかったボタンですね。

デザイン的には、OMの雰囲気を出すためにボタンでゴチャゴチャするのはイメージに合わなかったのだと思いますが、

そのために操作性が落ちたら本末転倒です。E-1の時にボディの表面にボタンをちりばめた配置に最初は戸惑いましたが、

慣れると、ダイレクトにボタンを押して直接設定変更が出来るので意外とすんなりと操作できました。

今回のE-M5は、操作体系が今までのE-シリーズと少し異なるので、設定の際にコンパネから設定することが多くなりました。

Fnボタンにマルチファンクションでいろいろと切り替えて使えますが、この設定ですが私は非常にやりにくく感じます。

はっきり言ってグリップをしっかり握ったままでこのボタンを押しながら、ダイヤルを回すのは指がつります・・・(^^;)

暫定的ですが・・・今の私の設定はこんな感じです。

Fn1     → AEL/AFL

Fn2     → マルチファンクション

録画   → MF切り替え

B-Fn1  →   AEL/AFL (HLD-6裏面)

B-Fn2  →   ISO        (HLD-6裏面)

L-FN    → ×2倍     (M-ZD 12-50mmレンズ側面)

それと、内蔵EVF表示スタイルは、スタイル1を選択

アスペクト比は、3:2を選択しています。

EVFの場合は、スクリーン交換することなく方眼の表示を

出したり出来るので便利ですね。

以前使っていたOM-4と雰囲気が似ていて気に入ってます。

また、使っていく間にいろいろと変わっていくと思いますが、結構細かな設定まで

出来るのでいろいろと試行錯誤してみます。 


ファースト・インプレッション

2012-04-01 | 機材・E-System

予定通り、我が家にもOM-D E-M5と12-50mmのレンズキットが届きました。

第一印象は、ちぃさすぎでした・・・

写真を見てもらうと一目瞭然ですが、E-3がこんなに巨大に見えます。>笑い

そうさてきなことは、いろいろと触ってみないと何とも言えないのですが・・・

カメラとしてのレイアウトなんかは、ちぃさくしすぎた弊害が感じられます。

人間の手の大きさを考えると十字キーの部分が余りに狭すぎます。

親指に掛かる指かけはなかなか良い感じですが、十字キーを親指で操作するのが

なんともやりにくい感じですね。

一番気にしていたEVFですが、以外とピントの確認は出来る感じです。

色味とかはモニターを見ているという感じがどうしてもつきまといますが・・・

コレもそのうち慣れると思います。

それよりも、気になったのが動作音・・・。

最初はISの駆動音かとも思いましたがISを切っても音が消えなかったので、

コレは、何の音でしょうか・・・感じとしては、ビデオカメラのモータの

駆動音とよく似た感じの回転音が何となくするのですが・・・

コレは電池の減りも早そうな気がしますが・・・

この辺も、使い込んでみないと解らないので、バッテリー1本でどのぐらい持つのか

気になるところです。このかめらは、望遠とかMACRO出使うなら、バッテリーホルダーを

組み合わせるのが良い感じがしますね。手がE-3のサイズになれてしまっているので、

重さとかグリップがどうしても頼りなく感じてしまっています・・・汗

それと、キットレンズとして、組み合わされていた12-50mmですが、

電動ズームをスマートに組み込んでいて、なかなか感心しました。

ズームリングを手前に引くと手動になって、切り替えもワンタッチで出来ます。

操作性は、よく考えられています。でもこのレンズは、防塵・防滴という事ですが、

レンズの開放F値的に、小梅クラスのレンズですね。

SDレンズは、コストダウンのためか距離指標ののぞき窓が省略されていましたが、

このレンズにも省略されています。のぞき窓がこのレンズの場合にありますが、

これは、MACROとレンズの電動と手動の切り替えを示す表示が出ます。

距離指標と勘違いされないようにか、レンズの真上から外れた位置に表示が

でてますね・・・

動画を撮ったりとかのケースは電動で、ズームが出来るこのレンズはなかなか便利そう

ですが、本格的に写真撮影に使うには、何か物足りなさを感じるレンズで有ると思います。

 

 


ZD50-200mmとSIGMA70-200mm

2011-01-26 | 機材・E-System


レンズの口径は、こんな感じです。フィルター径は77mm(SIGMA70-200mm)と67mm(ZD50-200mm)の違いです。


収納時のサイズの違いは、こんな感じですね。SIGMA 70-200mmの方が随分太く感じます。 
フードを付けて、テレ端に伸ばした状態です。SIGMA 70-200mmはズームしても全長が変わりません。


外観的な違いは、写真を見てもらったとおりですが、操作性は随分違います。

ZD50-200mmは、収納時のコンパクトさが光りますね。

また、ピントリングの細さと、ピントリングそのものの動作の滑らかさが光ります。

フォーサーズのレンズの場合は、SWDのレンズ以外は、エンドレスのピントリングであり電気的に繋がって動作するだけなので、

非常に微妙な動作でもトルクの変動が無く、微調整が慣れると非常にしやすいモノだと再確認しました。

一方、SIGMAの方は、ピントリングが前寄りで、なおかつ太いため、少し重めの操作フィリングです・・・

構造的には、オリンパス純正のSWDレンズの様に、エンドレスで有りながら、機械的に接続がされているために、

電源が切れていてもピントリングを回してピント合わせができます。

私が持っているSIGMAのレンズだと、150mmF2.8MACROも同様の作りのピントリングを持って居ます。

ただ、このレンズの場合IFには違いが無いのですが、ピント合わせのために、前群の比較的口径の大きいレンズを複数枚

駆動し、またカムに依って連動しながら動くフローティング機構を持っているようで、ピントリングが結構重めの感じなんです。

スムーズに回るのですが、重い物を動かすときに最初に動かすときに力がいるというか、ダイレクトな感触は良いのですが

微調節がやりにくい感じなんですよね・・・言葉で書くと「グッグッ・・・」という感じですね。小指一本で回せません・・・

ZD50-200mmの場合は、「ツッッ・・・」という感じですね。モータのジッジッと音はしますが、こっちは小指一本でもコントロールできます。

まあ、その代わりにAFは期待していたより動作が機敏なので、助かっていますがMFの時にもう少しピントリングが軽かったら

本当に使いやすいのにと思う次第です・・・

                                                                                 重量  サイズ                     最短撮影距離     フィルターサイズ

ZD ED50-200mmF2.8-3.5 (旧型)                                  920g  φ83.0mm×157.0mm      1.2m      67mm

ZD ED50-200mmF2.8-3.5 SWD                                   995g  φ86.5mm×157.0mm      1.2m      67mm

SIGMA APO 70-200mmF2.8 EX DG MACRO HSM     1,385g  φ86.5mm×189.8mm     1.0m    77mm

 

この、SIGMAのレンズを買うときに<いろいろとスペックを比較したりしましたが、

このレンズは、本当に情報が乏しいですね。実際に肝心の写りとか使い勝手などは、まだまだこれからといった感じですが、

条件の悪いときに、ZD50-200mmに対して開放口径の差が確かにメリットがあると感じられます。

その分、重く大きくなっているのですが、何とかぎりぎり許容範囲といった感じですね。

それと、ZD50-200mmで忘れて成らないのは、タフな防塵防滴性能を持つことですね。

SIGMAの70-200mmには無い大きなアドバンテージだと思います。

ZD50-200mmSWDは、私は使ったことが無いですが、爆速と言われるSWDのAFも魅力だと思います。

SIGMA70-200mmは、旧型の方のZD50-200mmと良い勝負か、少し負けているぐらいなので・・・

AFでは新型とは比較にも成らないと思います。

ツグミ E-3 SIGMA APO70--200mmF2.8 EX DG MACRO HSM+ EC-20 (400mm F8.0 +1.0 1/400 ISO640  (ノートリミングです。)

ツグミ E-3   SIGMA APO70--200mmF2.8 EX DG MACRO HSM + EC-20 (400mm F8.0 +1.0 1/320 ISO640   

 開放の時は、若干甘い目の描写ですが・・・一段絞り込んで開放のF5.6からF8まで絞るとなかなか良い感じだと思います。

2倍テレコン併用で、コレだけ写れば十分かと・・・

このレンズ、考えて見るとテレコン無しのレンズ単体では、ほとんど使ってませんね・・・笑い

このモデルさんのツグミ君は、本当にサービス良かったです。

なかなかはみ出すぐらいに大きく撮れることは希なので本当にラッキーでした。


OM・MACROレンズ-2

2011-01-15 | 機材・E-System

昨日の続きです・・・OM 80mmF4MACROとOM 135mmF4.5MACROです。

後ろのE-1は、意味もなく・・・ただ何となく置いてみました。>笑い

こうしてみると確かに凄い突き出し量ですね。

マウント面からコレだけ、後玉のレンズが飛び出しています。

そのままでボディに付けられない変わり種のOMレンズです。

                 35mm版(フィルム)                  フォーサーズ使用時

OM 80mmF4.0 MACRO    1:1(1.0倍)   ~  1:2(0.5倍)      2:1  (2.0倍)   ~ 1:1(1.0倍)

OM135mmF4.5MACRO    1:3(0.33倍)  ~  ∞無限遠            1:1.5(0.66倍) ~ ∞無限遠

 

この2本のレンズのカバーする撮影倍率は、こんな感じになるのかなぁ・・・

手持ちのレンズとの組み合わせを考えると、OM135mmF4.5MACROの方は、

SIGMA150mmF2.8MACROとカバーするエリアが被るので、

OM 80mmF4.0 MACROの方が倍率の面でも魅力が有るレンズに思えます。

ちぃさな花などを撮るときに重宝しそうですね。

135mmの方は、望遠MACROとして、蝶々とか動く虫たちを狙えそうです。

 

写真に写っているレンズフードは、適当に径の合うのを持ってきました。純正があるのでしょうが・・・

今回は、手持ちで間に合わせました。本来のフードの役割と言うよりも、水滴とかレンズに物がぶつかるのを

物理的に防ぐために取り付けています。



OM135mmF4.5MACROの方が、少し問題を抱えています・・・

分かり辛いですが・・・開放の状態で絞りがわずかに閉じた状態と成ってしまいます。

マウント・アダプタを外すとちゃんと開放状態に戻りますが、絞り環を開放にしてあってもプレビューボタンを押し込むと

この位置まで絞りが動いてしまいます。外観は新同品と言っていいぐらいで、レンズもくもりは全く無く、非常にコンデションの

良いレンズで、この絞りの部分だけが残念な結果です。

試しにOM-1に、このレンズを取り付けて、レリーズしてみましたが、絞り環が開放のF4.5にセットしてあっても、

開放の状態から、この位置まで絞り込まれてしまいます。マウントアダプター(純正のMF-1)に取り付けると、開放からこの位置まで

常に絞り込まれた状態になってしまいます・・・汗

まあ、どうせ絞って使うし、実絞りで測光しているわけで、露出などには全く問題が出ないと思っているのですが・・・

今まで、OMのレンズをいろいろと使って来ましたが、こういう状態になるのは初めての経験です。

まあ、オークションで安く買えたので、古いレンズでも有ることですし・・・

細かいことは気にせず、おおらかな気持ちで使う方が良いのかもしれませんね。

春が待ち遠しいですね・・・


OM・MACROレンズ

2011-01-14 | 機材・E-System

OM 80mmF4.0MACRO・OM135mmF4.5MACRO・オートエクステンションチューブ65-116

なぜか、又レンズが増えてしまいました。>汗
最近、オークションを見ているとついつい買ってしまいますね。

フォーサーズのレンズが凍結状態と成った今、新規のレンズ開発は夢のまた夢となってしまったこの状態では、
どうしても程度の良いレンズを見ると手が出てしまいます。

特に、シグマのレンズはディスコンでどんどん数が少なくなっていますから、欲しいレンズが有ったら
早めに手に入れておくべきだと思いますね。
わたしも、最近オークションでSIGMA APO70-200mmF2.8 EX DG MACRO HSMを手に入れましたが
新品はもう手に入れることは相当困難みたいですね。
わたしも、野鳥撮影用にSIGMAの50-500mmを買っておけば良かったと思っています・・
今では、このレンズも入手困難となっているようですね。

今回導入したのは、OMマウントのMACROレンズ2本と、オートエクステンションチューブ65-106です。
OM80mmF4.0MACROは、マクロ専用レンズで等倍付近の撮影に特化したレンズで、無限遠にはピントが合いません。
もう一本は、望遠マクロのOM135mmF4.5MACROです。

通常のレンズでは無限遠でレンズの最高の性能を出すように調整されるために、逆に至近距離になると
レンズの収差などがが増えて画質が低下します。そのために、画質的に許容できるのはここまでと言うところで、
最短撮影距離が決められています。つまり、それ以上はメーカーも性能を保証してくれないのです。
また、どんなレンズでも、エクステンションチューブなどをボディとレンズの間に挟み込むことで、最短撮影距離よりも
短い撮影距離で撮影することは可能ですが・・・画質は期待できません。
この一般の撮影レンズではカバーできない領域を受け持つのがMACROレンズと言うことです。
そのMACROレンズの中でも、更に特殊分野に特化して、近距離の画質を優先するために、あえて無限遠の時は無視して
近距離に特化したレンズが今回、導入したレンズ達です。
このレンズは、直にボディに付けることはできず・・・ベローズまたは、オートエクステンションチューブ65-116を間に
挟んで使用します。
ボディに直接付けられない理由は、これらのレンズは、マウント面よりレンズ後群がつきだしています。
また、仮に付いたとしてもピント合わせが全くできません。
ベローズなり、オートエクステンションチューブを繰り出すことによってピント合わせとともに、
撮影倍率を変化させます。レンズ本体にピントリングが付いていますが、コレは微調節用であって、
大まかなピント合わせは、ベローズまたは、オートエクステンションチューブの伸縮で行うのです。
慣れないとなかなか難しいモノですね。また、レンズ自体もF4.0~4.5と暗いのも拍車を掛けて
ファインダーが暗いのもピント合わせを困難にさせていますね。
使いこなしの難しいレンズですが・・・じっくりと構えて撮るときはまた、新しい世界が覗けそうです。


新レンズ導入・・・???

2010-12-25 | 機材・E-System

今年は、いろいろとレンズを買ったり、手放したりしました。

いままでは、買うばかりで買った物はだいたい手元に置いておく達だったのですが・・・

手元に置いておいて死蔵するのならと手放して新しいレンズの購入資金に転用することにしました。

いまは、いろいろと思案中の毎日です。

私の持つレンズで何とかしたいなぁと思っていたカバー範囲はやはり300mmを超える当たりですね。

このレンジは以前より何度も書いていましたが、300mmF4または、400mmF5.6と言う当たりが、

サイズ・重量的にもベストなところと、言うか私的に手持ちで振り回せる限界だと思います。

オリンパスがこのレンジのレンズをリリースしてくれることを数年待ちましたが・・・

今年に入って、この穴は埋まることがないと諦めざるを得ない状況になってしまったと言うわけです。>汗

その後、装着可能なレンズをいろいろと考えたあげく

実際にオークションで300mmF4の中古レンズを2本ほど買って使って見ましたが、

あまり芳しくありませんでした。

以前に書いていたと思いますが、試していたレンズはニコンのAi Nikkor 300mm F4.0 ED (このレンズは、すぐに手放してしまいました・・・)

それともう一本、コンタックスのTele-Tessar300mmF4です。(そういえば、このレンズは記事に載せていませんでしたね。)・・・

このレンズは、現在どうするか思案中です。色合いとかは好みなんですが、開放で甘い感じの描写です。また、パープルフリンジがよく目立ちます。

白いサギなんか撮ると輪郭に盛大に発生します。このレンズも最終的には手放すことになりそうです。>汗

私が望遠レンズを使うのは、野鳥を撮るのが主な目的ですから、撮影条件を少しでも良くするためにどうしても

シャッター速度を一段でも稼ぎたいので、そうなると絞り開放で使いたいケースが多いのです・・・

そうすると古いレンズの場合は、開放で色収差とか、ボケが色づいて見えたり・・・

二線ボケが色収差で違う色に見えたりとか・・・いろいろと厳しい面が見えてきます。

ピントの合っている当たりは問題が無いのですが、気になり出すとどうしても目に付いてしまいます。

特にサギ類など白い鳥を撮ると目立ちますね。

オールドレンズで、私的に実用に耐えると思えたのは、今のところ反射望遠のレフレックスレンズだけです。

OMの望遠も以前に試しましたが、OM300mmF4.5もOM180mmF2.8も似たようなものでした・・・

反射望遠の場合は、屈折で光を集光しないので原理的に色収差が発生しないのがやはりメリットと言うことですね。

その代わり、反射望遠は独特のドーナッツボケが発生します。まあ、コレはデメリットばかりでは無いですが・・・

癖は強いレンズです。また、原理的に絞りが組み込めませんから、被写界深度の調整は撮影距離次第です

又このレンズは、500mmの焦点距離を誇り、条件さえ良ければ本当にいい絵を見せてくれます。

ただし、撮影の難易度は非常に高いです。ファインダーに導入するまでが一苦労・・・

その後、ピント合わせがマニュアルで深度も非常に浅いために、ピント合わせに時間が掛かる・・・

もたもたしてると、一枚も撮れずにモデルさんに逃げられてしまうこともしばしば・・・歩留まりが非常に悪いです。>汗

結局、自分が欲しいレンズとしては、1.5kg程度までで換算800mmが得られて、AFが利けば、尚ありがたい

といったところです。できれば、テレコンを併用せずに達成できたらいいのですが・・・

3度目の正直で今回導入したのは、コレです。

SIGMA APO 70-200mmF2.8 II MACRO EX DG HSMです。

ZD ED50-200mmF2.8-3.5とまんま焦点距離が被るのですが・・・

全域でF2.8の開放値を維持できるのがミソです。又、最短撮影距離もZD ED50-200mmの1.2mを凌ぎ最短撮影距離1.0mです。

そのほかの特徴としては、インナーズームでズームしても全長が全く変化しないこと、AFの時に繰り出すのがIFの一種かもしれないですが、

前群の口径の大きなレンズを数枚繰り出すこと、ピント合わせのために、レンズの全長は全く変化しません。

残念ながら防塵・防滴は非対応です・・・重量は1.385Kg

AFは、超音波モーター駆動でレンズ単体の時は期待していなかったのですがなかなか素早いレンズ駆動です。

現在このレンズは、ディスコンとなってしまってSIGMAのカタログからは消えて居るのが残念です。

現在手ぶれ補正ユニットを内蔵した新型が出ていますが、この新型のタイプはフォーサーズマウントのリリースは無いようです。

今回導入したレンズの場合は、テレコンを併用した際に、使い物になるのかという点ですが・・・

導入されている人が極端に少ないみたいで、探しても欲しい情報が全く得られず、こういう経過もあって、様子を見ている間に、

気が付けがディスコンに成っていて新品を手に入れる道はたたれました。結局縁が無かったのかと半ば諦めていたのですが・・・

ふと、たまたまオークションで出物を見つけてしまい今回の運びと成りました。

結局、テレコンを併用したときに、AFがどのような挙動を示すか全く予想が付かぬままに、落札してしまい心配していましたが

本日、手元に到着し室内で機能チェックをする限りでは、テレコン併用でも何とか動いています。

前みたいに全くだめという感じではないですね。

まあ、2倍テレコンを付けると合成での開放F値は5.6となりますから少し光量が落ちてくると、AFの精度は

落ちる見たいです。レンズ単体の時と比べると明らかにAFの駆動速度が落ちます。また、迷い易くなるみたいです。

明日フィルドに持ち出して試写に出かけたいと思います。


新レンズ導入しました。

2010-11-02 | 機材・E-System
ZD ED12-60mm F2.8-4.0SWDを導入しました。

新品を買ったわけではなくて、オークションで中古を落札しました。(程度は、まぁまぁ綺麗な方だと思います。)

今更なのですが、標準ズームです。
このレンズの発売時期は、E-3と同時発売でしたから,約3年前ですね。
SWDのレンズは、所有するのは実は初めてです。
カメラ店とかで,今まで何度か試したことがあるのですが、このレンズのAFは確かに
早いですね。無限遠から最短までがあっという間に走りきります。
SWDのレンズは、今のところこのレンズと、ZD ED14-35mmF2.0と
ZD ED50-200mmF2.8-3.5の3本にだけ採用がされていますが、他のレンズにも
導入をしてリニューアルしてほしいレンズがありました。いまとなっては、
新しいレンズも期待薄だし・・・リニューアルも全く計画がなさそうです。
ほんとうに残念な事ですね。

私が、このレンズをほしいなぁと思ったのは、わんこの散歩の折に
ボディにレンズ一本だけ付けて出かけるときが多いのですが、
この時期だと、たいていMACROレンズを装着して出かけるときが多いのですが、
夕暮れ時に、夕焼けとか印象的な場面に出くわす事も多々あります・・・
こういうときは、広がりのある写真はMACROでは、とても無理なんですよね・・・
でも、広角レンズではMACRは無理・・・表現としてはできなくも無いのですが
狙い通りには行きません。

12-60mmが良いなぁと思ったのは、最短撮影距離がテレ・ワイド全域で0.25mを達成していること
これなら,テレ端で簡易MACROとして十分活躍してくれそうです。
それなら、複数レンズを持ち出せば良いじゃないかと,思われるでしょうが・・・
荷物を軽くしたいのと、レンズ交換は極力避けたいのです。
片手にリードを持っていますからね・・・>汗
まあ、不純でズボラな動機はさておいて・・・
このレンズは、写りの良さでも結構人気のレンズですから、期待してガンガン使っていこうと思います。
購入時に14-54とどちらにしようかと迷ったのですが・・・14-54mmは,どちらかと言うと
柔らかい描写・・・12-60は,カリカリ系らしいので私の場合は,後者の方が合いそうだと判断して
12-60mmを採用しました。このレンズは走り回るわんこの撮影にも活躍してくれそうです。


ワイド端のときは、なかなか精悍で迫力有りますね。


テレ端の時のこの姿・・・何となく間が抜けていますね。>汗


フィールド・テスト-2

2010-09-13 | 機材・E-System
見てほしいのは、水面のキラキラしているハイライトの部分です。
中心部分は、白く抜けていますかが・・・
周辺にいくにつれて、輪郭に赤・青の色収差がまとわり付いているのが分かってもらえるでしょうか・・・
また、画面の上部の色身が赤みが強くなっているの分かるでしょうか・・・
水面には、本来、赤身はほとんどないはずなのですが・・・汗

それと、もう一点残念な点は、オリンパスのテレコンと相性がよくないこと・・・
今回、EC-14を併用して試してみたのですが、欠点が増幅される感じで、相性はだめですね。
EC-14を併用して、換算850mmで使うのを期待していたのですが、
これはNGの組み合わせでした。
この写真は、テレコンなしですが・・・組み合わすとさらにひどくなります。
まあ、更に拡大して見ることになるので当たり前の結果ですね。>汗

E-3
Ai Nikkor 300mm F4.0 ED
F4.0 -0.3 1/6400 ISO400 (今回の写真は、Jpeg無加工です。)

フィールド・テスト

2010-09-13 | 機材・E-System
ようやく、新しく導入したレンズのフィールドテストしてきました。
結果は、ちと、微妙ですね。
期待していたほどの画質は得られませんでした。

古いレンズですが・・・AF用のレンズでもあり、EDレンズを採用していると言うことで、
期待していたのですが、単焦点レンズなのに、色収差の補正があまりよくありません。
アウトフォーカスの部分でボケの部分で色がずれて像がぶれて見えます。
倍率色収差と弱い軸状色収差といわれる収差ですね。
川のきらきらと水面で反射するハイライトの部分が、中心寄りは赤く反対に周辺寄りは青く輪郭に色がつきます。
ピント面は、比較的気になりにくいのですが、アウトフォーカスの部分に点光源がはいるとよく目立ちます。
そのせいで、色合いがもやっとした感じで解像感がよくありません。
せっかく、手に入れたのですが、この画質では、ZD70-300mmF4.0-5.6に劣ります。
ZD70-300mmでも、同様の傾向は有りますが、よほど拡大しないと気にならないレベルです。
でも、新しく手に入れたこのレンズの場合は、画面内に点光源があると、拡大しなくても、
たちどころに発見してしまいます。非常に目立ちます。

結局のところ・・・
解放F値が一絞り明るいだけのメリットしかありません、絞りを絞ると多少改善しますが、解放で使い物に
ならないと、このレンズを使うメリットが台無しになってしまいます。>汗

こうして画質を比べると、フォーサーズは本当にレンズの画質に関しては、解放から何の問題もなく使えて
ズームレンズであっても、画像の周辺部まで破綻することがなく、安心して使えるレンズだと再認識しました。
フォーサーズのレンズをメインで使っていくうちに、これが当たり前だと思っていました。

このレンズのテストの結果は、私的には微妙(落第?)ですね。
中心部は、なかなかの解像度を見せてくれるのですが・・・周辺がこれでは・・・
結局・・・使う価値を見いだせないですね。
ピントリングの回転方向もNikonのレンズなので繰り出し方向が逆なのは、最初から知っていましたが、
使ってみると結構違和感ありますね・・・
色合いも、何となくアンバーに偏ったような色合いで発色もさえない感じです。
このレンズは、私とは相性がよくないみたいです。

今回、思ったのは反射望遠の画質の良さ、あのレンズも非常に古いレンズなのですが、レンズの光を屈折でなくて
反射で光を収束するために色収差が原理的に発生しない強みを再認識しました。

屈折で光を曲げると言うことは、望遠レンズで大敵の色収差を発生させること、フィルムの時代では、
ここまで拡大してみることが少なかったのか、問題にならなかったのかもしれませんが、
フォーサーズで使うケースでは、フィルムカメラの35mm版と比較すると解像度も2倍、色収差も1/2にならないと
同様の画質は得られないと言うことですね。
つまりレンズとしては、常にフィルムカメラの2倍の拡大率で鑑賞することになるわけです。
レンズとしては、本当に厳しい要求なんだと思います。

フォーサーズ用のレンズとしては、今回手に入れたレンズはオールドレンズの味を楽しむとしては良いですが、
解像度を求めるとガッカリするレンズだったみたいです。

まあ、もう少し使ってみたいと思いますが、中心部の画質は良い感じなのですが・・・
最終的には手放すことになりそうな気がします。
ということは、今年の冬も、50-200mm+EC-20の組み合わせで使うことになりそうですね。

竹クラスの300mm~400mmあたりの焦点距離のレンズが本当にほしいですね。
間に合わせでは、やっぱりだめでした。
松クラスでは、ZD ED300mmF2.8が有りますが・・・このレンズはオリンパスプラザで覗かせて
もらったことが有りますが・・・私には、体力的にも金銭的にも過大すぎて・・・やっぱり対象外のレンズです。
ZD ED300mm F4.0SWDの発売を夢見ますが・・・叶うことはないのかなぁ・・・

E-3
Ai Nikkor 300mm F4.0 ED +EC-14
425mm F4.0 -0.7 1/1000 ISO200 (今回の写真は、Jpeg無加工です。)

新レンズ導入

2010-08-29 | 機材・E-System
新しいレンズと行っても、新品を手に入れたのではなくて、
中古のレンズをオークションで競り落としました。
何を買ったかは、写真を見てもらったら早いのですが・・・
Ai AF NIKKOR 300mm F4 ED(IF)です。

以前から、何度か機会があるごとに欲しいレンズとして上げていたのが
この、300mmF4クラスのレンズなんです。

この300mmF4というのは、フォーサーズの場合、35mm換算で600mmF4として使えるので野鳥を
撮るのには中々いい感じの焦点距離のレンズです。しかも重量が1.2kgと比較的軽量です。
×1.4倍のテレコンを併用すると換算850mmF5.6となります。
×2.0倍で1200mmF8ですから、本当にいい感じの焦点距離のレンズなんです。

オリンパスのフォサーズの望遠レンズは最長の焦点距離が300mmまでと成っていますが、
このレンズはZD ED300mmF2.8とZD ED70-300mmF4.0-5.6ですね。
早い話が、松(SHG)のグレードと 梅(SG)グレードですね。
レンズのグレードで言うと真ん中の竹(HG)クラスの価格帯のレンズがラインナップから抜け落ちているのです。
ここにZD ED300mmF4 SWDクラスが入る事を夢見ていたのですが・・・
最近のオリンパスの動向を見ていて、ついにしびれを切らせてしまいました。
この席は、空けておこうと思っていたのですが・・・たまたま見ていたオークションで良い出物を
見つけてしまいました。>汗

で、買ったのがNikonの300mmF4レンズという事です。
このタイプのレンズは、今の現行機種では超音波モータを内蔵したレンズにフルモデルチェンジしています。
私が買ったのは、レンズ内にAF駆動用のモーターを持たない初期のAF用レンズの方です。
つまり、AF駆動用のモータはボディの方に内蔵していて、マウントのカプラを経由して、
レンズの駆動用シャフトをまわして、AF用レンズを駆動するものです。
初期のレンズなので、今のAFレンズのようにフルタイムでマニュアルフォーカスというのは不可能で
ピントリングに付いた、AF/MFの切り替えスイッチを切り替えないとAF/MFを交互に切り替えて
使えないという不便な仕様でした。この辺の仕様は今のAFカメラの進歩を感じますね。

でも、私の場合はマウント・アダプター経由で使用するので最初からMF専用と成るので、この辺は全く問題に
成りません、それと私がこのレンズを選んだのは、IFを採用していたのがポイントが高かったです。
IFの為に、ピント合わせでレンズの全長がかわらないし、それにピント合わせの為に内部の一部の
レンズしか動かさないのでピント送りが軽快です。(実際は軽すぎますが・・・汗)
古いレンズだと全体繰り出し式が多かったと思うのですが、この場合は望遠に成るとピント合わせの
為に、重量の重たいレンズ前群を含めて繰り出す必要が有るので、中々大変なんです。
それと最短撮影距離ですね、コレもたいていIF式のレンズの方が全体繰り出し式のレンズに比べて
最短撮影距離が短い事が普通ですね。このレンズの場合で2.5mでした。
ただ、デメリットはAFレンズ用のMF機構は、操作感がスカスカというかあまり感触が良くないものが
多いのが難点ですが、モーターによる駆動を優先する為にこの辺は有る程度仕方が無い事ですね。
マニュアルフォーカス専用のIFタイプのレンズが有れば一番なのですが、中々うまい具合に無いモノです。

肝心のフィルドでのテストは、コレからなのでまた、写真を撮ってきてから追加リポートしたいと思います。
いまは、一緒にオークションで買ったニコン用Fマウントアダプターがまだ届いていないので、レンズを装着する事が
出来ていないのです・・・>苦笑い

禁断のMAレンズ沼にハマらないように気を強く持たねば成りません。