goo blog サービス終了のお知らせ 

峰猫屋敷

覚え書と自己満足の場所

鉄の橋が掛かったら

2006年05月25日 10時38分10秒 | 不思議だったり、そうでもなかったりの話
弘法大師伝説で、こんなのがあります。

昔、讃岐の国で狐を調伏した弘法大師、狐に向かって言ったとか。
「汝等しばらくこの地から去るべし。」
すると、一匹の古狐が反問した。
「しばらくって一体何時頃までですか?」
「鉄の橋のかかるまで。」

瀬戸大橋が開通したのが、1988年4月。

四国を日本の雛型と考えたとして、
(日本を世界の雛型とするほど形は似ていないけど)
この頃から不可解な凶悪犯罪、
連続殺人事件などが頻発してきたように感じるのは、こじつけでしょうか。

じつはこれ、瀬戸大橋が作られることをニュースで報道されたときに、
今は亡き父が弘法大師伝説を思い出して心配していたことでした。
「昔は鉄の橋が架かるなんて有り得なかったから言ったのかもしれないけど、
 本当に鉄の橋が架かるんだなあ」 と。
もっとも父は逆に覚えていて、四国の狐が本州にやってくると心配してたような気もします。

戯言として読み流してくださいね。
本気で思っているわけではないので。


画像は青梅・薬王寺の弘法大師像。
たまたまこの前のゴールデンウィークに行ったとき撮ってきました。
使えてラッキー